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日々録   2001年4月

 本日、久々に映画のパンフレットを品出ししましたのでざっとご紹介します。

 『バグダッドカフェ完全版』 ¥2000 
 『ラウンドミッドナイト』 ¥1000
 『鬼火』 ¥2000
 『スワロウテイル』 ¥500
 『マルコヴィッチの穴』 ¥800
 『リバーランズスルーイット』 ¥1000
 『旅芸人の記録』 ¥3000
 『男と女(復刻)』 ¥1000
 『トゥルーロマンス』 ¥2000
 『ブエノスアイレス』 ¥1500
 『トレインスポッテイング』 ¥1500
 『リアリティバイツ』 ¥600
 『ミッションインポッシブル』 ¥500
 『田舎の日曜日』 ¥500
 『それから』 ¥300
 『ライオンキング』 ¥300
 『生きてこそ』 ¥300
 『ブルースブラザース2000』 ¥300

 以上が本日新入荷のラインナップです。
 この他に現在扱っているパンフレットはだいたい200册程度。映画棚の最下段の木箱の中にタイトル50音別で並べています。また¥100均一のサービス品もカゴ出ししていますので、御興味のある方はあわせて御覧になってみてください。
  
 それにしても、今日で4月がおしまいかあ。早いなあ。映画の1本も観に行く間もなく5月だなあ。
 台東区のケーブルテレビで延々何時間も現在上映中の映画の予告をながす番組があるのですが、私はあればっかり観ていて、映画事体はちっとも観てない日々です。
(神)
  


 

   


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 今日は第8回シネマポンチ開催の日。ゴールデンウィークの初日とあって町中は観光の人であふれていましたが、残念ながら上映会に来てくださった方の数はいつもより少なめでした。でも「映画が好きだけどもう遠くへ見に行くのは大変で、近くでやってくれてうれしい。」と続けて足を運んでくださるおばあさんがいらっしゃって、この方のこの言葉だけでとてもうれしく、「またやろう」という気持ちになります。
(神)



 きのうが懐かしい・・・そんな空模様で千駄木は街行く人もまばら。

 夕方、詩人のカワグチタケシさんが顔を出してくれたことと、サンライト・ラボの佐藤さんが電話をかけてきてくれたことで、どんよりしていた気分が一新! 今日も良い日になりました。
 
 雑誌『散歩の達人』を、昨日出した『銀花』の下にたくさん出しました。
状態により¥150〜¥300です。(アオキ)


 
 シネマポンチの方は山崎と神原にまかせて、アオキとふたりで留守番の一日。15時頃からは雨が降り出し、休日なのに何と買取り0件。こんなことは1年に1回あるかないかのことです。店内もお客さんの姿はまばらで、かなしいけど、仕事日和でした。
 時代小説の文庫の補充、新書棚と岩波文庫(青)棚の模様替え、文庫「外国の文学」棚の整理整頓などなど。このあたりの棚は最近少し荒れていたので、すっきりしました。本当は毎日面倒を見られると良いのですが、なかなかそうもいかないので、いい機会となりました。(宮地)

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 うららかなお天気に恵まれたゴールデンウィーク初日、店にいても谷中ぎんざに買い物に行っても、人々のくつろいだ空気が心地よい一日でした。
 うちの店も終日お客さんで賑わい、「この連休で何を読もうか?」と、みなのんびり本を楽しんでいるようすで、わたしもついつい嬉しくなって精一杯品出ししました。
 雑誌季刊『銀花』を大量に、店に入って左側のお薦めコーナーへ。値段は、状態や在庫数により600円、800円、1000円の3種類です。傷みを防ぐためビニール包装してありますが、中をご覧になりたい時はお気軽にお申し付けください。
(アオキ)



 今日は仕事とは全然関係のない話です。

 実は2、3日前にNHKの朝のドラマ『ちゅらさん』のホームページを初めてのぞいたのですが、関連サイトに行ったりしていたら、なんと「ゴーヤーマンついに登場!」との文字を発見!(ゴーヤーマンとは『ちゅらさん』に出てくるゴーヤの人形です)。クリックしてみると、
 
 「ゴーヤーマン」グッズは、下記の店鋪にて4月28日頃から順次入荷される予定です。

ということで、「やったー!」と大喜び。
 
 そして迎えた本日4月28日。15時出勤なのでそれまでに東京駅の地下にあるというNHKのショップに行って購入しよう、という計画です。起きてからはもう頭の中はゴーヤーマン一色、鼻唄まじりで舞い上がっていました。しかし。
 家を出る前に「お越しの際は、必ず各店鋪に電話にて在庫の確認をお願い致します」と書いてあったことを思い出し、電話をしてみると「本日入荷しましたが午前中で売り切れました」との非情な通告を受けてしまいました。他の店にもかけてみましたが、どこも売り切れ。結局あきらめざるを得ませんでした。

 いや、でも、いい勉強になりました。今日買うことが出来た人たちはきっと朝から並んでいたのだと思います。さすがにそこまでして、という気持ちにはなれないですからね、仕方がないです。そのうち大量に出回るようになるのでしょうから、そのときまで待ちます。でも、ドラマの中ではまったく売れなかったのになぁ。(宮地)

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 まずは、昨日棚に出した『江戸の千代紙 いせ辰三代』の説明を少し。
 谷中三崎坂にある『いせ辰』の四代目辰五郎さんによって書かれた本で、昭和52年初版発行、今回棚に出したのは53年の2刷。
 函は江戸千代紙の柄「めでたい」で飾られ、表紙には石川豊雅による「風流子ども遊び 十二月」が使われています。その、装幀だけでも四代目の思いの深さが伝わってきますが、中にも江戸千代紙の図版がふんだんに使われ、その技の巧みさや洒落っ気に目を奪われます。当時の生活の様子やそれぞれの人柄がいきいきと語られています。

 何だかんだと雑用を片付けているうちに残業になってしまったので、久しぶりに宮地と夕食がてら飲みに。
そういえば、少し前の朝日新聞に「お酌」のことが書かれていたっけ。

 夫、宮地健太郎はビール党、断固手酌派であります。
わたしはといえば、優柔不断を絵に描いたようで、会社勤めの頃はお酌するのが当たり前、ビール、サワー、水割り・・・とその場の空気で何でも飲んだ。年上の取引先と飲みに行くことも多く、むしろグラスを空にさせてはいけないと、使命とさえ思っていた。うっかりしていると、すかさず横から、先輩や社長の(!)酌の手が伸びてくるのでビクビクだった。でも、いい気持ちになってくると、人のグラスなんて気がまわらなくなってしまう。
 わたしは、ここ何年か宮地にとって不本意なお酌を繰り返しながら、やっとわたしなりの「旨いビールの飲み方」を習得したのである。そうなると勝手なもんで、お酌されるのが煩わしく思えるようになってきた。
 勿論、人は好意でお酌してくれるのだけど、まだ、1センチしか飲んでないのに、すかさず足されてしまったり(以前は自分もしてたくせに!)、飲み干して、席をはずしている隙になみなみ注がれ、席に戻った時には泡も消えてる時は目も当てられない。
「わたしは、手酌でやるから」というのも、うまく言えないと場がしらけかねないし、難しい。
 あと、残り少しのところで飲むのをやめて、お酌されるのを待たれるのも困りもの。わたしとしては、グラスをきれいに空けてから、新鮮なところをまた注いでもらうのが好きなので、空けるのを待っているのだけれど、そのうちたまりかねた待ち人は周りのお酌を始めたりする。きっと、そのへんの好みも千差万別で、わたしみたいな飲み干してから派もいれば、残り1センチ派、ひょっとすると、常になみなみ派もいるかもしれない。それに酒の種類によってだって違ってくる。そんなことを考え出したら、もう飲むのを楽しんでるんだか、いかにうまくお酌するかを腕試ししてるんだかわからなくなってくる。
 新聞によると、福岡には「手酌の会」なんていう集まりもあるらしく、苦笑する。
まぁ、絶対するなということでも無くて、むしろ最初に注ぐ時なんかは「まぁ、まぁ」なんて言いながら和んだりするのがないと寂しいし、絶妙のタイミングで注がれれば、自分で注ぐより美味しいかったりするわけで・・・などと、ビール片手に思案しているのであります。
 みなさんは、どうしているんでしょうねぇ。
(アオキ)



 今日もイチローの試合を観てから出勤。やっぱりバントはそんなに得意じゃないのだと思うのですが、いかがなものでしょうか。

 ほとんど来月のシフト作りに終始した一日でした。少ない品出しのなかから2冊紹介します。

 国書刊行会 『殺人論』 小酒井不木 著 1800円
 幻冬舎アウトロー文庫 『マリファナ青春旅行』 麻枝光一 著 上下で600円

 小酒井不木は1890年、名古屋の生まれ。医学の研究をするかたわら(博士だったそうです)探偵小説を『新青年』などに発表しましたが、1929年には若くして亡くなりました。今日出したものは、専門知識も動員しての犯罪研究の本のようです(未読なので、間違っているかもしれません)。現在比較的入手しやすいものには春陽文庫の『大雷雨夜の殺人 他8編』があり、大正時代の名古屋市街の描写に興味をひかれた記憶があります。
 もう1冊の『マリファナ青春旅行』は中島らもが解説を書いているのですが、そこでユニークな「マリファナ=ビール理論」を展開していて、それだけでも一読の価値ありです。もちろんその解説を読めば、本編の方も読みたくなること請け合いですけど。

 さて、ここで冒頭にも述べた「シフト作り」について説明したいと思います。

「ほうろう」では5人のスタッフが交代で働いているのですが、アルバイトの国吉以外は出勤する曜日や時間が決まっていません。ただ出勤日数だけが決まっていて、各自の提出した「休み希望」をもとに、毎月山崎と僕とが交代でシフトを作ります。
「できる限りそれぞれの希望を尊重する」がモットーです。せっかく自分たちで店をやっているのだから、融通を利かせられるところは多少無理してでもなんとかしよう、助け合ってそれぞれが有意義に休日を過ごせるようにしよう、というわけです。
 もうひとつ「公平であれ」というのもあります。早番や遅番が片寄らないように、日曜祝日も交代で、というようなことです。
 そんなこんなで機械的にシフトを作れないので、時には上手くいかずに机の前で悶々とすることになります。今日はそんな一日でした。「お知らせ」欄にも掲示しましたが、ゴールデン・ウイーク中が変則営業となるため、いつもと勝手が違ったのですね。明日は品出しに励みます。では。(宮地)

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 2日ぶりの出勤でありました。張り切って、棚出し。もちろん『ゴルゴ13』も並べました。

    冨山房 『東亰風俗志』 平出鏗二郎 H2.6.25覆刻版(和本全三冊無双帙入)25000円
   徳間書店 『江戸の千代紙いせ辰三代』 広瀬辰五郎 B 5000円
  読売新聞社 『東京ことば』 読売新聞社会部 800円

   文藝春秋 『旅をする木』 星野道夫 900円
SWITCH LIBRARY 『旅をした人 星野道夫の生と死』 池澤夏樹 1500円

 いずれも新入荷棚にあります。本日は取り急ぎ、御報告まで。

あっそうそう、日々録の最新版もiモードでご覧いただけるようになりました。
(アオキ) 



 今日は久しぶりにイチローの試合を生放送で観てから12:30に出勤。いや、本当に上手に打ちますよね。サッカーの日本代表のことをすっかり忘れていて、ニュースを観るまで気付かなかったのは大失敗でしたけど。でもまあ結果的には、朝から不機嫌にならずに済んでよかったのかもしれません。
 
 さて、今日は品出しした本の紹介をさっとして終わります。

 白水Uブックス 『木のぼり男爵』 イタロ・カルヴィーノ著 800円
 小学館 『始祖鳥記』 飯嶋和一著 1200円

 ここのところ、ようやく買い取りの数が落ち着いてきて、品出しがはかどるようになってきました。
(宮地)



今日は、‘ほうろう’スケジュールでは五号荘組(山崎・神原)が日々録担当だったのだけど、うちらにとってはなぁんにもない一日、はて、何を書いたらいいのやら、だったので、そんな感じを察してか書き込みをしてくれてる宮地夫妻に多謝。

でもこんな風に担当(当番)非番に関わらず、ほうろう4人がそれぞれ突然現れては消えるので、そんなとこもドキドキ(?)しながらおつきあいいただけるとより面白いかもしれないと思うのです。
それぞれの個性が徐々に出て来たり、あるいはまた、相変わらずの謎の人物がいたりして。
でもそういうページが肌に合わない方々でも、それでもまた、いつかきっと遊びに来て下さい、お願いします。
古本屋の摩訶不思議な一日を、いくらでも覗きに立ち寄ってみてください。
(このページは、おふざけだけでやってるわけではないのです、本当は)

あっしはこれからしばらくのあいだ旅に出やすんで、
きっと読みやすくなってます。
ほいだば、また来週〜〜〜
(おいおい、もう来週帰ってくんのかよ、やけに早えっちゅうの!)

あっそうそう、日々録の最新版、ezweb でも見れるようにはならんのですかね。
なんせあっしは生まれてこの方、2位しか応援できない体質なもんで(au by KDDI)
(山)

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 明け方頃、蚊にさされ(!)猛烈に首や腕がかゆくなりふとんのなかでのたうった私ですが、みなさんいかがお過ごしですか。こんなまだ、朝晩寒いってのに蚊はもう生まれることができるんですね。

 久しぶりに品出しに集中できた1日です。おもに芸能・演劇の棚に新しい本が並びました。その中から目立ったものを2册紹介します。

 小学館『逆立ちする子供たち 角兵衛獅子の軽業を見る,聞く,読む』阿久根巖 ¥1700
 刀水書房『唖蝉坊流生記 添田唖蝉坊,添田知道著作集1』 ¥3000

 新しい本をできるだけ見栄えのする場所に配置しつつ、新しくないけど松尾スズキの『第三の役立たず』もさりげなく面出しにしてみました。(これ、仕事しながらさっと目を通す、なんてできませんでした。こみあげる笑いをこらえることができなくて。) 
(神) 

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今日は訂正。

 ここんとこ私事で忙しくてパソコンに触れる時間がなくて、しばらくうちの日々録すらも見てませんでした。今日は(山)が日々録担当なので久しぶりに見てみると、前回(4月20日)の(山)の書き込みが違うものであるのに気付いたので訂正しておきました。お暇な方は読み直して前のものは忘れ去って下さい。

 そうあれはもう夜も明けきったころ、神原の後を受けて長々と打ち込んだ文章を、神原に確認してもらわなければいけないのに(神原の嫌がるであろう内容を実名入りで記述したため)、そんな明け方にはすでに熟睡中の神原を横目にまあいいかと、明日本人に見てもらってダメなところを書き直せばいいかと(というのも自分が寝るにあたってこのまま書き込み送信をクリックしないでパソコンを閉じてしまうと、それまでに費やした時間の文字羅列がすべて消えてしまうものだと信じているので)、とりあえず送信しておいたのでした。で、翌朝神原に見てもらって書き直して書き込みクリック、画面にも書き直した内容で記載され一件落着、のつもりがどうやら何も知らずに偶然に、以前の内容で取り込んでおいたその上に(画面上ではその下に)、ツッコミを入れた(アオキ)がいて、それをどうやら何も知らずにあとから送信してたのか、てな推理が成り立ちやした。アオキに悪気はないのにかわいそうに、気がつけば訂正する前の記述のままでやんした。神原さん、ほんとごめんなさいよっ。

 ちゅうかホームページやってる自覚を持ちなさいって。いろんな意味で。

(山)

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 指揮者のジュゼッペ・シノーポリさんが亡くなったことを知ったのは、昨日出勤して、新聞を読んだときのことでした。演奏の最中に突然倒れた、というその死に方にはびっくりしましたが、ショックを受けるというほどではありませんでした。なにしろここ数年は、最後に彼のCDを聴いたのはいつのことだろう、という程度のおつき合いしかなかったのですから。実際きのう晩は、日々録を書きながらもそのことについて思い出すことはまったくありませんでした。でも、しかし、たった今、なんとも言えないどんよりとしたものが心の中に澱んでいるのも、また確かです。まあ、意味もなく感傷に浸っているだけなのかもしれませんけれど。

 僕の持っているシノーポリ指揮フィルハーモニア管のマーラーの5番のCDは、もともとは父のもので、おそらく実家を離れ上京する際にもらってきたものです。高校生の頃は自発的にクラシックを聴くということはまったくなかったのですが、居間ではいつもかかっていましたし、家族3人で演奏会に行くこともよくあることでした。そんななかでマーラーの5番のシンフォニーは、少しづつ僕を捉えていきました。そして最終的には、東京でひとりで暮らすにあたってどうしても手許に置いておきたい、と思うまでに心の奥深くまで入り込んできたのです。クラシックでそこまで思ったものなんて、他に何があったでしょう?やはり同じ組み合わせのマーラーの6番以外には思い出せません。当時はジャズに夢中だったので無理もないんですけどね。

 ひとり暮しの長い夜、ビル・エヴァンスやブッカー・リトルに耽溺するかたわら、ヘッドフォンから大音量で流れてくるマーラーに耳を傾けるといった日も、それほど多くはないにしろありました。時にはじっと静かに聴き、またある時には身ぶり手ぶりを交えて音楽を体現しようとしました。そこには様々なものが含まれていて、その時々の僕の心の状態に応じて、いろいろな感情を湧きあがらせました。そしてそれはとても幸せな時間でした。感謝して、御冥福を祈りたいと思います。合掌。

 カルロス・クライバーの代わりにウィーン・フィルと来日した際のマーラーの1番も、素晴らしい演奏でした。

 さて、肝心のお店の方の話ですが、今日は文庫とマンガの品出しに終始しました。マンガでは『美味しんぼ』がかなり充実しました。最新巻に至るまでの9割方は揃っています。まあ、最近出た巻については並べた端から売れていくので、わずかの間のこととは思いますけど。文庫も特に珍しいものはありませんが、そういつもは入ってこないものを2点挙げておきます(もっとも大型書店に行けば、簡単に入手できるものたちですが)。

 新潮文庫 『佐藤君と柴田君』 佐藤良明&柴田元幸 300円
 朝日文庫 『12万円で世界を歩く』 下川裕治 450円

 では、また。(宮地)

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どうやら風邪をひいたようなので、わたしは本日早々に引き上げて参りました。
今日も買い取りが多く、『ゴルゴ13』は予定の半分も出せませんでした。
大変失礼いたしました。
もう、棚出し予告なんて二度といたしません。
では、おやすみなさい。
(アオキ)


 というわけで、今日はほとんどひとりで店番していました。天気予報では土日は雨とのことだったのでちょっと落ち込んでいたのですが、晴れて助かりました。ただ今週のように土曜日(雨)、日曜日(晴)というパターンは日曜日に買い取りが集中してしまうので、結構大変です。今日も買い取りに忙殺されました。
 お天気のせいか、早い時間から店内が賑わい、買い取り、計算、接客、という繰り返しのうちに、どんどん時間が過ぎていきます。休む暇もないのですが、お客さんが運んでくる休日の開放感のようなものが伝わってきて、良い気分で仕事を進めることができました。
 
 さて、今日はもう1年以上も売れずにいて、でも、できればいつまでも売れずにいてほしい、とも思っていた、そんな本が売れました。

 東京都交通局 『わが街 わが都電』 10000円

が、それです。
 東京を網の目のように都電が走っていた頃の、写真や系統図、車輛の詳細図などが満載された豪華本なのですが、定価が付いてなかったので一般的には発売されなかったものなのかもしれません。買い取った時には「いっそ自分で買ってしまおうか」とも思ったのですが、高価なので(といっても自分で値段を付けているのですが)やめました。
 うちの店は4人の共同経営なので、欲しい本があっても、買わない限り自分のものにはなりません。例えばそれが小説なら、借りて読んでから店に出す、ということも可能ですが、こういった手許に置いておきたい本となるとそうもいかないので、二者択一を迫られることになります。ただ、よい本は割り引きはしない、お客さんと同じ値段で買う、という取り決めを、店を始めた頃に全員でしてしまったので、たいていの場合は棚に並ぶこととなっているようです。
 今日は売れた瞬間、ちょっとだけ複雑な気分になりました。やっぱり買っておくべきだったのでは、という後悔の念が湧きあがりそうになりました。でも、すぐに落ち着きました。最近、少しづつ、本に限ってではありますが、所有していたいという欲望は薄れつつあります。きっと良いことなのでしょう。

 店を閉めてから、学生の頃の友人の結婚披露パーティーの2次会に顔を出してきました。懐かしい顔ぶれが久しぶりに集い、楽しいひとときを過ごすことができました。思えばもう10年以上も前、この友人に教えられて、僕は初めて『谷根千』を手にしたのでした。この土地で古本屋をやるなんて思いもよらなかった頃のことです。(宮地)

 

 
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『散歩の達人』見ましたよー。山崎も神原も家もいい感じに写ってましたねぇ。ふたりが引っ越して間もない頃は、日々現れる様々な生き物に、聞く方も驚愕の毎日でした。ほんとに桃源郷ですよね。今号の谷中・根津・千駄木特集はお決まりのお店ばかりでなく、新しめの、ちょっと気になるお店も盛り沢山ですね。巻頭の「お茶の間散歩留学」も楽しめました。個人的には、前回の同じ特集号('97.9)をたまに本棚から出しては、いつかこの地図にうちの店が載ったらいいなと夢見てましたので、とにかくうれしくて、心弾んでいます。

「お茶の間散歩留学」の生徒役をしている著述業主婦、眞鍋じゅんこさんの近著

『産む快感』定価1600円+税 自然食通信社

自宅出産の体験がリアルで感動的に語られています。お薦めです。
お近くの方は、谷中銀座のボン・フォトスタジオで買えると思います。
 

仕事はといえば、ほとんど仕上げに終始した一日。今日みたいに一日中雨だと買い取りも少ないし、お客さんも少ないので(さびしー)溜った仕事を片付けるにはうってつけの日でもあります。このところ、引っ越しシーズンの買い取りラッシュで溜った本を片っ端から仕上げしました。明日はたぶん『ゴルゴ13』がたくさん棚に並ぶ、はず、です。300円です。
(アオキ)


 今日はこのサイトの管理をしてくださっているファブリスの守本さんのところへ行って、「お知らせ」欄の手直しをお願いしてきました。また、その際、デジタルカメラをお借りしました。すぐにとはいきませんが、そのうち店内の様子など、アップできるかと思います。自分でも楽しみです。
(宮地)
 

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 今日も、いつものように自転車でお昼のお惣菜を買いに谷中商店街を通り抜ける。と、めざすキヤの手前(ていうかボンフォトのとなり)武藤書店の店先に臨時の平台が設置され、これまた臨時の営業さん(?)が二人、台いっぱいに平積みされた「散歩の達人」5月号を、まるで八百屋さんかお豆腐屋さんかと思うよな威勢のいい声で宣伝しながら道行く人に手売りしていた。
 「本日発売、谷根千特集〜 谷根千特集でございま〜す」
 「見るだけでもけっこうです。どうぞご覧になってみてくださ〜い」
へ〜、知らなかった、今回谷根千の特集か〜 と横目で通り過ぎる私であった。

 うそさ。実は今回の「散歩の達人」に私と山崎がちらっと載っています。3月の末に自宅で取材を受けたのでした。だからほんとのところ、今日の平台営業作戦(?)をみたときは、お〜って感じでうれしかったのです。
 この雑誌、内容充実で雑誌そのものがおもしろく、バックナンバーがうちの店に入って来ると品出しのまえにいつも楽しませてもらっているのですが、もうひとつ別の楽しみもあるんです。実は創刊以来カメラマン、ライター陣に谷中商店街の、あの、ひときわ異彩を放つ一見アジアン雑貨な写真屋さん、ボンフォトスタジオの人々が参加してるんですねえ。おもしろい記事や傑作な写真、あの人が書いたのか、あの人が撮ったのか、なんてその人を思い浮かべながらみてみると、またいちだんと味わい深いというものです。
 というわけで、谷川さん、うちをすてきに撮ってくれてありがとう。じゅんこさん、編集部の山口さん、地図や文中に古書ほうろうといれてくださってありがとう。
 うちは古本屋なので直接の応援ができませんが、この場を使って(個人的にはちょっと恥ずかしいんだけどそれはおいといて)宣伝。お近くの書店で「散歩の達人」5月号をおみかけの際は、ぜひお買い求めください。特集下町エキゾチックを堪能する谷中根津千駄木、とてもおもしろいです。(税込¥550)
(神)






  谷根千ネット内「一年生日記」のあゆみちゃんへ

 せっかく女のコに生まれた特権として、なでなでされる悦びを享受するのもバチ当たりなことではないだろうと思うのですが(もちろん傷つきやすい一年生ゆえの深い悲しみや悩みも当然のことでしょうが)。これが逆に男のコであれば、この世界の性差の区別ゆえに生じる不当な卑下を、本人の嗜好にも関わらず感じることがあってもいたしかたないのかもしれません。かように残念ながら今のところ、女のコはかわいがられるうちが華な社会でありましょう。ならばそれならそれで、なでなでされる才能というか魅力というか、そういうものって(一年生ぐらいなら特に)素晴らしいものかもと思います。いずれ必ず背ものびるし年とともに大きくもなるでしょう。もしかして、なでなでしてもらいたくても誰もしてくれなくなる日が来るかもしれません。その方が悲しく思うこともあるもしれませんよ。
 また、学校というところにはいろんな人がやって来ます。それだけいろんなひとがあゆみちゃんを、そのひとの目で見ているのでしょう。いまはちっちゃくてかわいいあゆみちゃんとしかほとんどのひとが見ていないのかもしれませんが、ほんとはそうでない見方をしてるひともきっといるはずです。早くそんないい友だちと出会えるといいですね。(ただし、かわいがられることは決して泣きたくなるようなことではないんですけどね、男のコ女のコを問わず一年生ぐらいなら特に。)
 これは蛇足なんだけど、
 たまにね、ほんとにたまにね、
 おかあさんもなでられたい、
て、思ってるかもしれないんだよ。嘘だと思うなら矢野顕子の「いいこ いいこ」を聴いてごらん。
そしたらたまにはおかあさんをなでてみよう。なでる側のきもちよさだってわかるかもよ。

 と、まるで連絡帳を自分がもらった気になってしまいました。なんのことやらという方は「ひろみの一年生日記」4月19日を参照してください。  
 
 ひろみの1年生日記へ


 あと、今日は谷根千の山崎さんご来店。
「散歩の達人」のことを宣伝しようと緊張したけど、どうしても恥ずかしくてできなかった。
(今ここでならできるか? ああもうどこででも、「散歩の達人」見かけたならば、とりあえず手にとってそのままレジまで行ってみましょう。詳しい感想等は次回に譲らせていただきますが、ほんと、おもしろいですから。)

 こうして山神の緊張の一日は終わり、なんてこったい、明けてくよ。
 ホーーーーーホケッ キョ

(山)



ちょいと、山崎、なに寝ぼけたこといってんのさ。
誰だって、会ったばっかりの人にいきなりなでなでされたら、いやに決まってんでしょ。
(アオキ)

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 今日は遅番で15時出勤、20時頃までは文庫の品出しに精を出し、その後閉店までは火曜日に仕分けしておいた預かりの計算。合間合間に少量の買い取りもちょこちょこあり(本日は13件)、典型的な、日常業務をこなすだけで終わってしまう一日。というわけで、あまり書くべきこともないので、今日という日とは何の関係もない話を。

 今月の初め頃、久しぶりに鴎外記念本郷図書館に行ってきました。今度のシネマポンチの当日に配る資料用の本を探すのが目的だったのですが、検索の端末で調べたところ、主演のクリント・イーストウッドについての本が2冊本駒込図書館にあることがわかり、リクエストしました。そしてその際、はじめて文京区の図書館カードをつくりました。家から歩いて5分もかからないところにあるのに、これまではめったに行くことがなかったのです。いくつか理由はあるのですが、主なところは、1.仕事が仕事である 2.通勤の通り道でない 3.仕事の帰りには(当然ですが)もう開いていない、といったあたりです。もったいないことをしていたな、と思いました。本は確かにお店にも山ほどあるのでまあいいのですが、CDが借りられるというのはやはり魅力的です(鴎外図書館だけでも結構聴いてみたいものがありましたし、検索するのがいささか面倒ですが、その労さえ厭わなければ区内の他の図書館のものも借りられるのですから)。係りの人もみなさん親切ですしね。それ以来ちょくちょく通うようになり、実に約7年ぶりの図書館ライフに突入しました。

 前回の図書館ライフの舞台は杉並区の中央図書館でした。阿佐ヶ谷と荻窪の間、青梅街道をちょっとだけ入ったところにあり、当時住んでいた阿佐ヶ谷のアパートからてくてく歩いて通ったものです。その頃は定職についておらず、お金はありませんでしたが時間はたっぷりありましたから、よく朝から晩まで入りびたっていました。なにしろ広くゆったりとした図書館で、とても居心地が良いのです。
 まず新聞を読み、雑誌をパラパラめくり、本を探す。疲れたらソファでのんびりする。腹が減ったらしばし外出し、満腹したらまた戻る。CDを選び、時にはその場で聴き、時には借りて帰る。午前中に予約が入れられた時には、映画も観る。そして、ちょっとのつもりで読み出した本にどんどん引き込まれていく。自分にとって大切なもののいくつかと、そんなふうに出会いました。
 
 最近、そうやって読んだ本が1冊、装いも新たに出版されました。

  福永武彦著『加田伶太郎全集』 扶桑社文庫 762円

がそれです。著者が(発表当時は)匿名で書いた探偵小説を集大成したもので、その手のものがお好きな方にはお薦めします。もちろん(言わずもがなですが)福永さんのファンの方々にも。
 僕が図書館で読んだのは新潮文庫版だったのですが、当時既に品切になって久しく、古本屋などでも結構な値段が付いていたものでした。よって、今回の再発は、ただ出るだけでも充分に素晴らしいことなのですが、何と!平野甲賀の装幀。さらに、これまでに出た全ての版の序文や解説などが収録されているという、至れり尽くせりのもの。何年か前にハヤカワ文庫で出たミステリ評論『深夜の散歩』(中村真一郎、丸谷才一との共著)とともに本棚に並べてください。(宮地)


 

 
 

 

 

 

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 やっちまいました。

 うちの店は5人が交代でレジに入っているので、お客さんとのやりとりが誰がレジにいても分かるようにいくつかのノートを使っている。

「れんらくノート」
文字通り連絡事項を書き記す。預かりの買い取りがあるとか、取引先との打ち合わせの様子とか、その日あったどうでもいい事などを書いている。
「売れた本ノート」
どんな本が売れたということがこれを見れば一目瞭然。
「買い取りノート」
買取った本の詳細を書いておく。
「お取り置きノート」
店頭に並んでいる本を欲しいけど、持ち合わせがないからちょっと取っといて、というお客さんの名前や連絡先を控えておく。
 
 うちの店はレジ台が作業台でもあるので大概買取った本やら仕上げ中(掃除中)の本でごったがえしている。
そんなテーブルでお客さんが買った本を袋に入れたりするから、ごくごく稀に間違いが起こる。1冊入れ忘れてしまったり、これから棚に並べようとしていた本まで入れてしまったり・・・
 で、きょうは何をやっちまったかというと、お取り置きのお客さんが見えたので「お取り置きノート」を確認してそのまま一緒に袋に入れて渡してしまった。そんなはずはあるまいと、そこいらじゅうを探したけど無い。
 これはどういうことかというと、お客さんの連絡先もお客さんと一緒に行ってしまったということで名前は憶えているけどなすすべが無い・・・でもメモは残ってるかもしれない、と一縷の望みを掛けて紙の資源ゴミの箱をあさった。そして、あった。
 早速、電話して事情を説明すると「お困りでしょうから。」とすぐに、届けに来てくださった。

 とても、嬉しく、心から感謝しております。
あっちにぶつかり、こっちにぶつかりしながらも古書ほうろうはこういうお客さんひとりひとりに支えられ、明日を迎えられるのです。


 雑誌『サライ』大量入荷にともない、しばらくの間「ちょいとだけサービス」で1冊200円はこれまで通りですが、3冊500円にしました。店入ってすぐの右下のカゴの中です。 (アオキ)

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 今日は月に一度の定休日(毎月第3火曜日)。外から見るとお休みなのですが、中ではスタッフ5人が全員揃って、ミーティングと在庫整理をしています。ここのところ、大量の買取りが2件続き、その仕分けと計算に明け暮れる一日となりました。お店を開けていると、どうしても日常業務に追われてしまうので、こういう日というものがやはり必要なのです。

 ただ今日は、前にお土産にいただいた豆腐よう(沖縄の珍味)をみんなで食べよう、ということで、20時で仕事を切り上げ、わが家に集まりました。1週間分録りためた『ちゅらさん』のビデオを肴に、泡盛の古酒の盃を傾け、久しぶりに5人で楽しく飲みました。(宮地)

 

 はい。23時まで店をやっていると、スタッフみな酒好きにも関わらず、なかなか5人で飲む機会が持てません。ほんと、今日は久しぶりで楽しい宴となりました。『ちゅらさん』に鮎川誠が・・・

 あ、ひろみの一年生日記が始まりましたね。楽しみにしています。
それにしても、それぞれが別の場所にいても、ひとつのホームページをつくりあげていく事が出来るなんて、なんかすごいなぁ〜なんて、妙に感心しています。(アオキ)



 とうとうというか、まんまとほうろうは『ちゅらさん』ブームのうずのなか。このブームは伝染性で私も先週山崎からうつった。山崎は私の知らないうちにビデオの留守録をとりため、気付くとキロロの唄う“もう〜〜だいじょうぶ、しんぱいないよ〜”もすっかりそらで口ずさんでいるではないか。
 ところで、兄い兄いの役のゴリという人が、吉本興業の芸人さんだとは私知らなかった。山崎も知らなかった。今日うちの国吉くんがしれーっと教えてくれた。(神)

 で、今日のミーティングで決まったのは、中番の出勤時間が12:30から13:15くらいでも大丈夫、てことでいいんですよね。
 “もう〜〜だいじょうぶ、しんぱいないよ〜”(山)

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今日もいい天気だ。
神原が先に自転車で出かけたので、久しぶりに店までてくてく歩いている。
新緑の候、みなさんいかがお過ごしですか。
大円寺の大銀杏なんかそれはもう陽光が嬉しいらしく、ついこないだまであかんぼのような新芽だったのがざわざわとはしゃぎながら葉のかたちになってゆくのをこの通りすがりめに自慢げに、その黄緑色がたしかに自慢するだけ眩しくて、この季節はほんに美しゅうございます。
初音湯おとなり材木屋さん、あっしのお気に入り通勤路、冬の間は枯れ木のごときテッセンにノウゼンカズラもわさわさと葉を押しひろげ、テッセンはもうかなりのつぼみの数となり、今年もたのしませてもらいやす。
桜も今がほんとの見ごろ。花びらなんか散りつくしあの喧噪はどこへやら、まばゆい新緑天にも届けと今が盛りを誰にも見向きもされないで、「それは見向きもされない桜が好きだというよりも、誰も見向きもしなくなった桜を見ている自分が好きなんでしょう」と前の奥さんあっしをからかった、それでも好きさ、はかなさのすぐあとに来るこの自然な生命力が。いや桜なんてなじつに女らしいもんだなってことよ。
谷中銀座は昼間っから活気に溢れていい気分、紫外線を多量に含んだ初夏の日ざしに目も眩み、これから仕事だっちゅうのにおもわずビールの試飲もこりゃしようがないさね。いやあ新しい季節が来たもんだねぇ。これからどこへ行こ。
仕事だってば。
(山)

ゴーヤーマン売れないねぇ。
ヘルメットを赤とか黒とか黄色とか、そんなんでもめてないでそもそも七色くらいのヘルメットをつけかえられるようにしとけばよかったさぁ。あとかつらもさ。アフロ犬みたいさぁ。受けるよぉ。そうすりゃ兄い兄いも出ていく必要なかったさぁ。でもそれはダメかもねぇ。たとえ成功してても兄い兄いはほうろうのひとさ。ひとつところにいられない性分さ。ね、おばぁ。
さて、今日も楽しみな“ちゅらさん”である。
(山)

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 今日も買い取りラッシュ。昨日に引き続き15件。ただ、量的にはそれほどでもなかったおかげで、昨日のように店の通路が段ボール箱で埋まってしまうこともなく、合間合間に品出しすることもできました。店内も開店直後からお客さんで賑わい、充実した一日。ここしばらく、出そう出そうと思いながら手が回らずにいた鉄道本53点(75冊)の品出しも終了しました。そのなかから何冊か紹介します。

 新潮社『終着駅は始発駅』 宮脇俊三 1000円

 宮脇さんの本は全部で12冊出しました。1979年から85年にかけてのもので全て初版本、うち10冊は帯付きで、状態も良好です。ちょうど僕が10代前半だった頃に何度も繰り返し読んだ本ばかりで、思い入れも格別、薄紙で丁寧に包みました。これらの本はそれなりに売れて世の中に出回っていますし、文庫化されて版を重ねているものも結構あります。ただ、うちの店によい状態で入ってくることは滅多にないので、すべて1冊1000円としました(『殺意の風景』だけは1200円です。泉鏡花賞を受賞したミステリー仕立てのこの作品は、その内容に見合うほどは売れなかったようです。文庫も品切になっています)。

『終着駅は始発駅』は、なかでももっとも繰り返し読んだものです。まだ見ぬ冬の北海道の景色や、スイッチバックで峠を越えていく福島から米沢にかけての鉄路に思いを馳せ、想像を逞しくし、幾日も飽きずに時刻表を繰ったのは、すべてこの本に影響を受けてのことです(いま思うと、実際にひとりであちこち出掛けられるようになる前の、ただ計画を立ててはにんまりしていたあの頃は、あれはあれで本当に幸せでした。懐かしいです)。個人的にはもっとも気に入っており、4年前に増補版も出た『時刻表昭和史』(こちらはあまり汽車とか電車には興味がない、という方にも自信を持っておすすめできます)ともども、機会があったらぜひ手に取ってみてください。

 宮脇さん関連では、ほかにもあと2点出しました。

 小学館『国鉄全線各駅停車』 宮脇俊三・原田勝正編 全10巻 10000円
 日本交通公社 別冊時刻表5『ローカル鉄道讃歌』 2500円 (エッセイを寄稿)

 最後にあともう1冊。

 新潮文庫『特急列車-走りつづけて80年-』 高田隆雄 1200円

 一時期何冊か出た文庫版ムックのようなもののうちのひとつ。写真満載。列車だけでなく、昔の切符なども載っており、楽しめます。著者の高田隆雄という人のことはよく知らないのですが、この方が日本語版を共訳のうえ監修した『図説 世界の鉄道』(1980年 平凡社 O・S・ノック監修)という本はとても素晴らしいものです。小学生の時、親にねだって買ってもらって以来ずっと、いく度もの引っ越しをくぐり抜けて僕の本棚に鎮座しているものなのですが、鉄道の歴史にはじまり、各地の目玉路線や看板列車が、盛りだくさんの図版とともに説明されています。さらに極めつきともいえる44ページにも及ぶ世界鉄道地図!!!そんじょそこらの地図ではとても太刀打ちできない優れもので、海外旅行の前後には必ず熟読しました。刊行から20年が経ち、さすがにちょっと旧くなってはきましたが、どこかで見かけたら目を通してみてください。緑色のカバーの、かなり大きな本です。(宮地)


 
 
 

 

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いや〜、今日は忙しかった。尋常でない買い取りの量、まさに嵐のような一日。
実は小生、この日々録に仕事のことは書かないキャラクターになろうと企んだものの、
こんな一日に担当が巡ってくると仕事以外になんにもありゃしないもんなぁ。
店閉めて初音湯入って、一杯どっかでひっかけることもなくまっすぐ帰ってかーっとメシ食って、
とっととこれ終わらせてさっさと寝ますか。いや、ほんと疲れてるのよ、今日は。
もともと虚弱体質なのだよ。
頼む、このあと誰かフォローしといて。
(山)


 では、仕事とは関係ない話。 
 忌野清志郎率いるラフでタフなロックンロールバンド「ラフィータフィー」の、ご機嫌で、とびきりのロードム−ヴィ−(?)『不確かなメロディー』をゆうべ宮地と観てきた。

 わたしは中学生の頃「RCサクセション」の忌野清志郎に夢中だった。今にして思えばちょっとミック・ジャガーに似たステップとか、独特の声で「僕は〜」とか歌われるとドキドキしていた。でも当時はロックンロールのライブなんて行く勇気がなくて、ラジオをエアチェックしたテープを繰り返し聴いて満足していた。
 少し大人になって、ライブに行こうと思った時にはRCサクセションはもうほとんど活動しなくなっていた。わたしも他の音楽に興味を持ち始めたりして、自然と距離を置くようになっていった。そのあいだに前よりは世の中のことを少しだけ真剣に考えられるようになった。
 無性に忌野清志郎の声が懐かしくなって再び聴き始めて間もなく、2000年3月3日の30周年記念ライブ
『RESPECT!』が開催され、20年めにして初めてのライブに店のみんなと出掛けた。「ラフィータフィー」の忌野清志郎に再会した。なんか、嬉しかった。

 映画の中で、50歳になる忌野清志郎がまっすぐに前を見据え、夢を語り、歌っている、オヤジだけど、オヤジじゃない、まともな大人の男として存在しているというのは、大袈裟じゃなく、胸が熱くなる。かっこいいよ。 リスペクト!清志郎!
ザラついた映像もいい感じだった。

 6月から「マジカデ・ミル・スター・ツアー」第3弾が始まる。いっちょ、足腰鍛えて出掛けてみるか。

『不確かなメロディー』
都内 上映館「テアトル池袋」レイトショウ連日21:20〜/モーニングショウ土日祝10:00〜
映画上映、ツアー詳細、ともに忌野清志郎HP「地味変」を御参考に。
www.kiyoshiro.co.jp/

おまけ。2年前九段会館にダン・ペンのライブを観にいった時、帰り際、ほんの3メートルくらいのところにちょうど席を立ち上がった忌野清志郎がいた。あの、はにかんだような目をしてまるで少年のようだった。
(アオキ)

 

 今日は雑誌"BARFOUT!"の98年から99年にかけてのものを23冊出しました。1冊500円。

 この雑誌を見ると、創刊準備号のミニコミっぽい雰囲気を思い出します。黒地に白とオレンジの字でデザインされた表紙で、ポール・ウエラーのインタビューが載っていました。クールな装いとは裏腹に、何かを変えてやろうという熱い意気込みを感じたことを憶えています。(宮地)

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今日、お店から自分が読みたくて持ち帰った本
『Don't Worry Boys 現代アメリカ少年小説集』柴田元幸編訳(大和書房)
『村の生きものたち』ワシーリー・べローフ著(成文社)

もちろん読み終えたら返却ののち商品としてお店に並びます。
古本屋をやっていてほんとうにすばらしいと思うのは、店にある本は読みたければ読み放題ってことです。うん。ほんとすばらし。(←ちょっと自慢してみた)
(神)

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今日、私は連休開けの早番出勤。
朝のうちはひとまず自分が休んでいるあいだの状況把握から。
売り上げのチェック、連絡伝達事項のチェック、つづいて売れた本のチェック、
久々に映画のパンフレットが3册売れてる。(『ザ・フライ』1000円 『ブレードランナー』1000円 『12モンキーズ』500円)ここんとこずーっとパンフレットに動きがなかったからうれしい。
それから買い取りした本のチェック、
私の担当のは、とくに目立ったものはなかった。(爆笑問題の本とか、ビジネス書関係とか...)
でもまあいいや。これで、心おきなくおしらせハガキの宛名書きに集中だ。

というわけで、今日はこのあと午後いっぱい、アオキと手分けしつつ宛名書きの人となりました。終
(神)


 入口のドアを開けながら「図鑑あるかなぁ。」と、すぐ横のレジに座ってるわたしに見向きもしないで呟いたのは、小学生だった。貫禄あるけど、たぶん3年生くらい。
負けちゃあいけないと大人ぶって、「図鑑はこっちですよー。」と彼を従えて棚に向かった。
「いいのあったら買うよ〜。」
わたしは背中に容赦無い小学生のことばを浴び、思わずもみ手して頭を下げそうになった。
敗北だ。頭がくらくらした。
 やっとの思いで棚の前まで辿り着くと「これじゃ持ってんのばっかだ。」って、わたし遊ばれてる?
(アオキ)


 宛名書きに励むふたりに代わってレジに座り、黙々と仕事をこなす一日。今日の一冊は、

 河出書房新社 『夢へのレクイエム』 ヒューバート・セルビーJr. 宮本陽吉訳 1600円

『ブルックリン最終出口』の作者による、1978年の作品。サウス・ブロンクスが舞台のドラッグにまみれた凄惨なお話のようです。今度映画になったそうで(『π』の監督の新作だそうです。僕はそれ観てないので、どういう人かよく知らないのだけど)、それに合わせて今年になって新装版として発売されたものです。前にこの翻訳が出たのは82年ということで、長らく入手困難だったものと思われます。きっとまたすぐに手に入りにくくなるのでしょう。(宮地)

 
 

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 今日は遅番で15時出勤だったのですが、その前に千石の三百人劇場へ行ってきました。今週の土曜日から始まる「川島雄三 乱調の美学」(5月11日まで)のチラシがお目当てだったのですが、引き続き行なわれる「東映黄金時代劇 沢島忠の世界」(5月12日から6月3日まで)のものも合せて100枚ほどをお店用にいただきました。
 川島雄三は大好きな監督で、最初に観たのは御多分にもれず『幕末太陽伝』なのですが、フランキー堺爆発のこの傑作に導かれて、その世界に引きづり込まれていきました。おそらくもう10年以上前のことです。
 その頃、早稲田のACTミニシアターというところの特別会員のようなものになっていて、それは確か2万円ほど払うと1年間好きなだけ観られるというシステムだったのですが、わりとよく「川島雄三特集」をやっていたこともあって、『戦艦ポチョムキン』なんかと同じ頃に『愛のお荷物』とかを観たわけです。寝転びながら観られるのんびりした映画館で、『州崎パラダイス 赤信号』も『グラマ島の誘惑』もここで初めて観ました。
 今回の三百人劇場では「上映可能なすべての作品にニュープリント作品を加えた40作品」がかけられるそうです。30分ほどの短編も3本含まれているようですし、お気に入りにの『州崎パラダイス』はニュープリントとのことで、楽しみです。たくさんの人が足を運ばれることを願っています。
(4月29日のほうろう主催イベント「シネマポンチ」もよろしく。こちらは根津ふれあい館です。詳しくはお知らせ欄をご覧ください。)


 お店の方は20時頃に立て続けに買い取りがあり、久しぶりにあっぷあっぷになりました。良いものがたくさんあったので大助かりなのですが、一瞬、今何をしてるのかわからなくなったりして焦りました。 
 
 さて、これから紹介するのはその時のものではなく、午後の早い時間の買い取りに含まれていた雑誌です。

 JR東日本発行の『トランヴェール』

 がそれで、89年から90年にかけてのものです。この雑誌のことはほとんど知らなかったので、今現在どうなっているかといったようなこともまったくわからないのですが、少なくともこの頃はかなり充実しています。
 責任編集が高平哲郎、表紙デザインおよびロゴが平野甲賀という晶文社の流れで、連載陣も野口久光に種村季弘、そして小池滋の「世界鉄道物語」という豪華さ。そして何よりもうれしいのが巻末の付録「香りの絵ハガキ」。大好きなテリーさん(湯村輝彦)や河村要助さんの手になるもので、絵の一部を擦ると磯の香りやメロンの香りがするというバカバカしくも微笑ましい逸品です。両氏のファンの方には堪らないこのハガキ付きの『トランヴェール』、雑誌本体の状態がいま一つ(ハガキは大丈夫)だったこともあり、値段を付けずに引き取ったので、1冊100円で品出ししました。興味を持たれた方はお早めにどうぞ。香りはありませんが、畑中純や安西水丸のものもあります。場所はお店の外のカゴの中です。

 その他、本日出したおもな本は以下の2冊です。

 文芸春秋『昭和歳時記』 吉村昭 繪:永田力 1000円
 二玄社『フェラーリV8のすべて』 キース・ブルーメル著 磯部道毅訳 2000円

 吉村さんは日暮里の生まれなので、昔の谷中あたりの話がたくさん出てきます。文庫にもなってますが、永田さんの繪も魅力的なので、大きい本の方が楽しめるのでは、と思います。(宮地)

 


 
 

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 季刊雑誌「四季の味」大量入荷。
この雑誌20年以上の歴史があるらしい。出版社の倒産など苦難を乗り越え、現在は図鑑で有名な北隆館の姉妹会社ニューサイエンス社から出版されている。
手元にある再刊1号(平成7年夏号)の目次を見ると、
・料理歳時記 荒川の鮎
・巻頭随筆 料理屋ヘの道 丸谷才一
・おかず四季おりおり
・家庭の味 素人ならではの思いつき
・小皿の本領
などなど、プロの技から今夜のおかずまで盛り沢山、タイトル通り旬を大切にしている。
わたしは実用面で見ることが多いが、随筆コーナーも充実していて、各界の食いしん坊たちがあれこれ語っている。それに毎号、器の取次ぎのページが有りいろいろな作家の作品が紹介されていて、わたしには手が出せないけれど、見ているだけで楽しめる。
 こういう“いい本”が入ってくると仕事がはかどらなくなるのが珠にきず。存分に堪能したあと800円で「食」の棚のカゴに出した。(アオキ)

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ここ数日、公私ともになんだかとってもあわただしい。
いろんな人やできごとが次々にやってきて、あわあわしてる間に今日の日はおしまい。
変化に富んでておもしろいけど、おもしろすぎてもうへとへと。
わーっはっはと笑いころげて苦しくなって泣きだす感じ。
少し心をおちつけなくちゃ。
書かなければいけない手紙もためこんじゃったし。
まずは大阪の伯母さん。
送ってもらった佃煮のお礼に谷根千48号旅館特集と谷根千地図を同封しよう。(神)



よみせ通りにあるお好み焼き屋‘小奈や’のマスターと飲みに行く約束をしていて、仕事が開けてから根津の‘宗兵衛’に行く。
このお店、自宅から近く、出来た頃から気になっていて一度足を運んでみたかったのでいい機会になった。店の内装が凝っていて、料理はどれもおいしかった。特にお気に入りはくじらの竜田上げ。それから目の前の七輪で焼いたししゃもが絶品で、魚介類は北海道直送らしく、それはもうプリプリしてて炭火で焼くから香りがよくて口の中でほくほくいって、ああもう思い出したら唾液がでてきた。このあたりの飲み食い屋でいいとこないかと尋かれたら、まずここを紹介したい。
さて、小奈やのマスターと小奈やアルバイトの田上くん、あとから仕事開けの神原が合流しての酒盛りは、今夜はじめて知るこのあたりの人たちの世間の狭さに話題が盛り上がる。宗兵衛のマスターは田上くんの中学校の大先輩にあたり、小奈やのマスターはわたしが銀座の花屋でバイトしていた同じ頃にやはり銀座の飲食店でアルバイトをしており、そのお店にわたしはよく花のお届けに行ったものだった。それから田上くんのお母さんが「谷根千」の森さんと友人であることも判明。仰木さんも山崎さんも子どもの頃からよく知っているという。あとたまたまいあわせたお客さんもうちによく買いにきてくれる方だったし。世間は狭いといってもこの谷根千界隈の狭さときたら、東京郊外のサラリーマン家庭で育った者からみるとほんと、違うよな。こういうところに生まれ育ってみたかった。あらためて羨ましむも、あらためて、ここに暮らせてよかったと思う。
(山)
なおこの夜は二軒目三軒目と盛り上がり、明け方帰宅したわたしはバタンキューで、よって翌10日に書いております。
では次回、小奈やさんの紹介号をお楽しみに。
(山)

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今日はいい天気。
ほうろうは開店からずっとお客さんが絶えず(守本さんも御来店、ありがとうございます)、なんだか活気のみなぎる日曜だった。

活気がみなぎるといえば、今日は湯島聖堂の楽市楽座が最終日だったけど、きっとにぎわったんだろうな。行きたかったな。朝寝坊を後悔。
うち(谷中)から自転車でちゃっと行けて、しかもあんなに気持ちのいい場所でフリーマーケットやフリーコンサートなんてさ、(あとルヴアンのパンも食べられて、)いつまでもあると思ってちゃいけなかったんだ。(神)



楽市楽座の件はほんとに残念。湯島聖堂という場に集まってくるあの独特の“気”がたまらなく心地よかったので、あの場所ではもうないのかと思うとかなりへこむ。いやへこむのは今日で最後というのを前々から知りつつうっかり寝過ごしてしまったこと。午前中、店を開ける前にちょっとでも行っておこうと思っていたのに。駄目ですなぁ。
アースガーデンさん、早く次のいい場に出会わせてください。

今日は詩人のカワグチタケシさん御来店。本を売りにはこれがはじめてになるのかな。
カワグチさんがほうろうに遊びに来る時はなぜだかいつもお客の多いときで、いつもお忙しそうですねなどと思われがちだがさにあらず。ひとにはやけに人を呼びこむ時期があったりするが、たとえば空いてると思ったキャッシュ・ディスペンサーでお金をおろして振り返ると行列ができてたり、競馬場で昔の知り合いに偶然出くわし一緒の当たり馬券を握りしめてたり。カワグチさんの場合それが慢性的にあるような方なのだと思う。うちではカワグチさんがお客を連れてくると表現している。このようなひとには人を惹き付ける力があると思うわけだがそれはリーディングを何度か拝見して確信にいたる。このひととともだちになりたい。そう思わせるお方です。
さて、持って来られた本はというと中々というかやっぱりというか実にうち好みの本たちで、その詳細をここに紹介したくて打ち込み始めたのだが考えてみるとそれは人のプライバシーを暴露することだと気付いてやめました。
終 (山)

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おなかがすいてくると、血糖値の目盛りがすぅーっと急降下するのがわかります。
すると、頭の中がうすーくなってきて、耳は遠くなって、身体はふわふわしてきて、何も出来なくなります。
今日はおなかがゴーって鳴ったと思ったら、とたんに、そんなふうになってしまったのでちょっと困りました。
ごはんを食べたあとは、きちっと働きました。ハガキ400枚、プリントゴッコで一刷目完了。
(アオキ)




 今日は起きたらニュースで「イチロー選手初の猛打賞」とか云っていて、「そうか、もう試合は終わったのか、すごいなぁ」と思って、テレビを切ってしまったら、なんとまだ試合は続いていたようです。おかげでメジャー初ホームラン、見逃してしまいました。残念。

 毎日野球のことばかり書いていますが、本当にこの季節になってプロ野球が開幕すると、うきうきしてどうしようもないのです。おまけに今年は毎日のようにアメリカからうれしいニュースが飛び込んでくるので、もう平静ではいられません。という訳で、今日品出しした1冊は、

 文芸春秋『アイオワ野球連盟』 W・P・キンセラ著 永井淳訳 1000円

『シューレス・ジョー』の作者による第2長篇で、やはり野球を題材にしたファンタジーです。
(宮地)


 


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今日はシネマポンチのチラシを作った。
チラシ作成といったって、デザインもなにも手書きだし、その手書き原稿を近所の文房具屋さんでコピーしてできあがり、というものなんだけども。

イメージを考えながら、今度の映画はどちらかというとミステリーだから、タイトル文字は、ふだんの私ののほほんな感じじゃなく、なんていうか、ちょっとおどろおどろしい感じでいく、なんて文字をいじってるうちになんだか度がすぎちゃいました。これじゃ、ホラーだよ。
これみてお客さん、来てくれるかな。


*本日の私のお楽しみ*

伴野さんが、マレーネ・デイートリッヒのビデオを貸してくれた。
今日、お店でデイートリッヒのCDをかけてるところに伴野さんがやってきたのだけど、
「おお、あんたも好きか。おれも中学のときから好きでな。こういう退廃的な女が好きなんだよ昔っから。」
それで、いったん帰られたのに、ビデオをもってもいちど来てくれた。
ありがとう、伴野さん。
これから観ます。
(神)
 
 ※伴野さん  ほうろうのお客さん、べらんめえな爺さん(山)




 今日は仕事はお休み。アオキと神宮球場へヤクルト対中日戦に行く。
 やっぱり神宮はいい。まだ少し寒いけれど、月が少しづつ上っていくのを眺めながら、ビール片手にのんびりと野球を観ていると、本当に幸せな気分になる。そのうえドラゴンズもなんとか勝ってくれたし、いうことのない休日でした。(宮地)





今度のポンチの“白い肌の異常な夜”という映画、実はわたくし、観たことありました。
神原からあらすじをきいてて思い出したのだけれど、おそらく中学生のころ、夜中の東京12チャンネルあたりでやってるのを観てた記憶が。
ただ、鮮明に記憶するような映画ではなく、なにかこう、心の奥底に沈澱するようなおどろおどろしさがイメージとして残っており、昔からなぜだかカメを見ると黒い毒キノコを連想する癖があったのが、すっかり忘れていたけど実はこの映画が思春期の子どもに与えた影響だったようだ。それと女性に対して、というか、嫉妬を生み出す性というものに感じる恐怖をこの映画で植え付けられた、なんてね。
でも思い出してみるとほんとに恐かった気がするなぁ。いま観るとどうなんだろ。笑っちゃうという噂もあるが、とても楽しみにしている。(山)

 ※シネマポンチのフィルムは‘ほうろう’の友人、久保田さん所有のもので、本番の前にフィルム
  が痛んでないかどうかを確認するために前もってスタッフだけでふれあい館を借りて試写会をし
  ているのですが、今回の試写はわたしだけさぼってしまい、わたしひとりだけがまだ観ていない
  のです。(山)


 

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桜吹雪を全身に浴びながら通勤。なんという贅沢!
お客さんに送るハガキの版下を完成させるつもりだったのに、いじくりまわしてへんてこにしてしまった。後日に持ち越し。
夕方守本さんのところへ行って、ホームページのお知らせコーナーに新しく載せる本の表紙をスキャナーで取り込んでもらった。
夜は久しぶりに棚に本を出した。
青土社「江戸の盛り場」海野弘著 2600円、
法政大学出版局「マラケシュの声」ある旅のあとの断想 エリアス・カネッティ著 1000円、他は建築関係を数冊。(アオキ)



 今日は起きたときにはもうイチローの試合は終わっていた。デーゲームだったようです。その代わり?に「野茂ノーヒット・ノーラン」のニュースがいきなり飛び込んできて大喜び。気分良く出勤。

 一昨日、昨日と運んできた出張買取の本を担当者ごとに分担し、自分の担当分の計算を終えたら、もうそれで閉店、といったような1日で、今日は1冊も品出ししませんでした。(宮地)

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千駄木小学校の桜が、澄みきった青空に映えてとてもきれい!少しずつ芽吹き出した葉の色も瑞々しくて心が踊る通勤路。
先日交換した外の100円雑誌のラックに木の値札を取り付けた。旧いラックに付いてたのをそのまま使おうとしたら、新しいラックの幅が狭くてとびだしてしまったので、両端をノコギリで切り落としてヤスリをかけた。上っ側の両端にヒートンをねじ込んでラックに紐で結んで出来上がり。
北隆館の「花歳時記大百科」¥7800が売れていった。春だなぁ。(アオキ)




 今日もイチローの試合を観てから出勤。
 天気も良いし、店内にも活気がみなぎっているし、おまけに学生の頃の友だちが遊びに来てくれたりで、気分良く仕事が進む。夜になって昨日の出張買取の続きに出かける。本の詰まった箱を積んだ台車を支えながら急坂(アトリエ坂)を下っていくのは結構こわいのだけど、2往復無事終了。ほっとする。

 帰ってきてからアオキと手分けして『エスクァイア日本語版』を30冊ほど出す。そんなに悪い雑誌じゃないのに、なぜかうちの店では売れないので、半分以上は100円で残りも300円での品出し。1冊だけ89年の9月号が植草甚一の特集(責任編集:高平哲郎)なので、これだけ1000円つける。
 植草さん縁りの人が寄稿したり、インタヴューを受けたりしている。淀川長治、野口久光、双葉十三郎といった方々もまだ御健在。みなさんこの10年くらいの間に亡くなったのだな、と改めて思う。特に野口さんと双葉さんには、映画や音楽にどっぷりと浸かっていくなかで、その著作を通じて様々なことを教えていただいた。きっとこれからもお世話になるんだろうな。
 もっとも興味深かったものは梅子夫人のインタヴューで、甚一氏がいかに子供じみていてどうしようもない人だったかを延々と語っていらっしゃいます。面白いので最後の部分だけ引用します。

  いいえ、結婚してよかったと思った時は一度もありません。
 あの人が書いたもので好きな本?ありませんよ。
  亡くなったときは、正直いってほっとしました。
  バカは死ななきゃ治らないんですから。

 あと、植草さんの膨大なレコード・コレクションを、タモリがまとめて引き取って大事に保管している、という話もこの特集ではじめて知りました。(宮地)
 

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嘘をつく間もなく3日になってしまった。はやいねぇ。
宮地担当の本の*仕上げしたあと、100円コーナーの品出ししてたら1日が終わっていた。はやいねぇ。

 *仕上げ ほうろう用語で本の掃除のこと。ほこりを払ったり、雑巾で拭いたり、
     特にコミックに多いが小口が汚れているのはヤスリを掛けたりする。

ほうろうコーナーのメニューバーはロゴ下パターンに決めた。その旨、守本さんに連絡する。
(アオキ)




 イチローのメジャー・リーグ・デビューをテレビで観戦してから出勤。何はともあれ結果が出てめでたい。仕事のシフトに恵まれて、明日も明後日も生放送で観られるのでとても楽しみ。

 なんだかはっきりしない天気で、お弁当のおかずを買いに谷中銀座に行った時と、出張買取で近くのマンションまで台車を転がして行った時と、2度までも雨に降られ閉口する。結局出張の方は一往復しか出来ず、残りは明日に延期となった。今日棚に並べた本で記憶に残っているものは以下の2点。

 新評論『南仏旅日記』 スタンダール著 2400円
 岩波文庫『砂払-江戸小百科-』上下巻 山中共古著 中野三敏校訂 1600円

 昨日買ったCDのうちの1枚はローラ・ニーロの未発表録音集なのですが、ライブとかではなくてちゃんとしたスタジオ録音で本人のプロデュース。カバーと自作曲が半々くらいで、ピアノ弾き語りとバンドによる演奏もやはり半々くらい。自作曲はすべて新曲で95年の録音。カバーはすべて94年の録音なのですが、なかでもおなじみの"LA LA MEANS I LOVE YOU"などを含む8月のセッションは、"Production Assistance "という立場で大好きなピーター・ゴールウェイが関わっていてびっくりしました。昨日レコファンで見つけた時には「本日発売」という札が付いていたので、たぶん出たばっかりなのだと思います。輸入盤です。

 LAURA NYRO "ANGEL IN THE DARK" (ROUNDER 11661-3176-2)

 こんな録音があるということさえ知らなかったので、本当にうれしかったです。(宮地)



 

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 今日はなんとなく早起きしてしまったので、出勤前に神保町へ出かける。千駄木5丁目のわが家から自転車で15分ほど、花粉にまみれながらも、いい天気だし気分は良い。
 あまり時間もないので古賀書店、ディスクユニオン神保町店、田村書店、小宮山書店という短縮コース。田村書店の均一箱からアランの『音楽家訪問』を拾う。岩波文庫、100円。ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタについての本で、一度読んでみたかったもの。

 小宮山書店では『植草甚一スクラップ・ブック』全40巻別巻1(月報揃)が、なんと11万円!!!で出ていてびっくり。2、3年前に出た時は8万円だったのに。仕入れ値はいったいいかほどなんでしょうね。自分だったらいくらで買うだろうかと考え、いろいろと夢想してしまう。自分の店に植草さんの全集が並んでいるという幸せのためなら相当出すでしょうし、当分は売れてほしくないからきっとべらぼうな売値を付けるでしょうね。まあ、本当にそういうことが起きると良いのだけれど。

 ユニオンのお茶の水1号店とレコファンの秋葉原店でCDを1枚づつ買って(どちらもとても良いものでした。これについては明日の日々録で書きます)、3時に出勤。僕は昨日お休みだったので、預かった買取りの本の計算がいくつか溜まっていて、あっという間の一日。品出しはあまりはかどらなかったけど、2冊だけ挙げておきます。

 筑摩書房『明治の文学 第11巻 内田魯庵』 鹿島茂編集解説 1750円
 文芸春秋『カポーティとの対話』 ローレンス・グローベル著 川本三郎訳 1500円

 最後に。
 今日はマーヴィン・ゲイの誕生日だったのですが、最近発売された『ホワッツ・ゴーイン・オン』の30周年記念デラックス盤CD、素晴らしいです。72年の未発表ライヴや未CD化だった(と記憶している)シングルB面曲など、ボーナス・トラックてんこ盛り。お好きな方は是非。(宮地)                                 
                                           
 

 
 
 

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 みなさんこんにちは、古書ほうろうの宮地です。

 谷根千のみなさんとファブリスの守本さんの御好意で、この度、ほうろうのコーナーを開設させていただくことになりました。少しづつ充実させていくつもりなので、どうぞよろしくお願いいたします。

 さて、この日々録では、その日の店での出来事や本に関する話題、あるいはそういったこととはまったく関係のないあれやこれやを、店のメンバーが交代で書いていくつもりです。毎日更新していく心づもりでいますので、これからも気が向いた時になどのぞいてみてください。なお、文末の(山)(神)(アオキ)などはそれぞれの書き手の略称です。詳しいことは「スタッフ」のコーナーをご覧ください。

 また、「お知らせ」コーナーでは、ほうろう主催のイベントの御案内や、取扱中の映画のチケット、新たに入荷した新刊の雑誌などの紹介をしています。あわせてご覧いただければ、と思います。(宮地)

 


ほうろうコーナーのメニューバーが下の方にあるのは、やっぱり少し見づらいかもということで、守本さんからの提案で急きょロゴ横の見やすいところへ移動。
ロゴ下パターンも見てみたいと守本さんにお願いした。(アオキ)

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