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この建物と土地に、1億2千万円を出してくださる方はいませんか!
~旧伊勢屋質店を残したい

本郷菊坂にある旧伊勢屋質店をご存知ですか?
貧しいなか、戸主として家族を支えた樋口一葉は、明治29年に24歳で亡くなる間際まで着物を抱えて、この伊勢屋質屋に通いました。一葉日記には「この夜、伊勢屋がもとに走る」などと六回もでてきます。伊勢屋の主人は一円の香典をもって一葉の葬式にも参列したのでした。
質屋の建物はいまも菊坂の途中にあり、白い土蔵の壁が美しく、一葉のいた記憶を伝えてくれます。2003年には国の有形文化財にも登録されました。

建物の魅力と価値を十分に知る持ち主は、ここまで建物を維持してくださいました。スタジオはすでにやめられていますが、 下記の「伊勢屋スタジオ」のサイトから内部の様子がよくわかります。
http://iseyastudio.web.fc2.com/

町の住民も一葉忌にあわせての公開のさいにお手伝いしてきました。
この春から、持ちこたえられない持ち主と歴史的建造物を教育に活かそうという区内の大学の間で、保存・活用を前提とした売買の話が持ち上がり、その仲介を文京区が担っていました。
しかし、先日、長い時間をかけた話し合いはあっけなく破談となり、この建物と土地が、解体・売却・マンション化を前提とした大手ハウスメーカーと不動産会社に委ねられたという報告を受けました。「国民みんなの財産」と認められた登録文化財を正当な理由と手続きもなく壊すことはできません。

大学と文京区と持ち主と・・・
それぞれの言い分はここでは省きます。
それは1995年に予算まで付け、区立サトウハチロー記念館が疑いもなくできると信じていた私たち区民を欺いて、サトウハチローが長年住んだ建物と、長いあいだ私立の記念館として奮闘してきた記念館が文京区弥生から無くなったときに酷似しています。

この建物と土地は、金額以上の価値と効果を生み出します。壊してマンションなどを建ててしまう人の手ではなく、価値と効果を知って保存的活用を図る方の手に渡ることを望みます。 その活用に谷根千工房も責任を持って参加します。

2014年12月   やまさき

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