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日々録   2002年8月

 なんとか11時に4人揃って缶ビールで「おつかれーッ!」
ということで、今年の棚卸しも目処がたちました。

 実務としての棚卸しとは別に、運のいい本は埃を払われ(中には箱に入ったまま認識されるちょっとついてない本までありますが)、 一年に一度全部の本に触れるというのがとても大事なことなのです。
 気を入れる、という感じでしょうか。
 本は寂しがりやだとと誰かが書いていましたが、何年も売れていなかったような本が、棚の前を誰かが通った時になぜか偶然背表紙が目について、その数時間後に売れていくことはしばしばあります。
 棚卸しのあとも同じです。

 さて、また平常営業に戻ります。みなさんのご来店を心よりお待ちしております。
(アオキ)


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ふ〜っ。蒸しますね。

このところ、町がちょっとそわそわしています。
先週末、お諏方さまのお祭があって、ますます落着かない感じです。

「今年も担ぐでしょ?」
「半纏何人分いる?」
「楽しみだねぇ。がんばりましょう!」

なんて具合に。

根津神社大祭は9月21、22日です。

うちの町会の大神輿は21日は、夕方5時から。22日は2時からです。町会のお神輿は二年に一度なのでみな楽しみにしています。
子ども神輿と山車は大神輿の前に練り歩きます。

お時間ある方、ぶらりとお越しください。

あぁ、その前に立ちはだかる棚卸し。8月29、30、31日は連休いたします。
(アオキ)

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 ライブのチケットが当ったので、久しぶりに赤坂ブリッツへ宮地と出掛けた。
『2002 熱帯音楽祭 LIGHT MY FIRE』、朝日新聞主催の大胆にして大雑把なネーミングのイベント。
 当ったのはその第2夜、インド、ラジャスタンからは音楽舞踏団「マハラジャ」(ムサフィール改め)、西アフリカ、マリから漆黒の歌姫「ロキア・トラオレ」
 去年、ロマの映画「ラッチョ・ドローム」を観て以来、ロマの発祥の地であると言われているインドラジャスタン地方に密かに憧れていた。だから新聞にその文字を見つけたときは迷わずハガキを送った。

 入場すると皆がレジャーシート敷けるくらいにすいてる。
 ま、只だし、贅沢いっちゃいけない。立見でチケット5000円ってゆうのは、ねぇ。
 それでも、直前には寂しくない程度まで人は入った。

 前半は「マハラジャ」。
 蛇使い風の笛、沖縄の三板のようなカスタネット、床に置いたアコーディオン風の鍵盤楽器、琵琶のような弦楽器は2人、太鼓、曲によりそれぞれが組み合わせられる。演奏しない楽器の奏者は、ゆっくりと歩きながら舞台を後にし、演奏する曲になるとまたゆっくり歩いてきて舞台に座す。このテンポがインド的。皆もちろん頭にターバンを巻いている。
 震えるような、哭いているような、深いところに哀しみをたたえているような歌声は、遥か彼方まで響くだろう。

 目を瞑ると、映画で観た乾いた砂漠がパァーッと広がり、このまま日本に帰れなくてもいいやって気分になってくる。
(おお!これだ、この感じ!あとは、踊り子がいれば・・・)
と思った瞬間、興奮した宮地が私をつつく。
 きらびやかなスパンコールをふんだんにあしらった衣装に、いくつも重ねたアクセサリー、キラキラ輝くヴェ−ルを翻しながら、踊り子登場である。
 大きな瞳で官能的な視線を客へ贈りながら、身体をくねらせ、指をヒラヒラさせている。美しい!と女も見とれるくらいだから、もう会場の男達はドキューンである。連れの女のことなんかすっかり忘れて、みな魂(マブイ)を落としている。驚いたのは彷徨い出た魂がわれ先にと踊り子に向っていくのだ。
 加速するリズムに合せて踊り子がクルクル回り始めると、男達はヒューッ、ヒューッ、とまるで宮廷の王族になっている。
 会場は、超満員のような熱気で満たされた。

 想像以上だ。もう、前半だけで充分満足。

 休憩をはさんで始まった「ロキア・トラオレ」。
 マリはアフリカ西部の内陸の国。サハラ砂漠の南側で、北はアルジェリア、東がニジェール、南はブルキナファソ、コートジボワール、西にモーリタリア、セネガル、ギニアの国々に囲まれている。
 ヴォーカルのロキア・トラオレ、コーラス隊が女性2人、ギターのような弦楽器2人と、木琴、、太鼓。
 
 マリの音楽はとても優しい。気持ちを落ち着けてくれる優しさがある。
 聴いているうちに、裸足で乾いた大地をを踏みしめているような気分になってきた。気分がいい。
 大地から気が湧き上がってきて、足の裏から身体にズンズンエネルギーが立ちのぼって、満たされて、頭のてっぺんから噴き出していく。すごい、すごい。
 土から生まれた音楽だ!
 ここはアスファルトに覆われた赤坂の真ん中なのはずなのに、土からのエネルギーで身体がどんどん軽くなっていく。
 ロキアたちの踊りも次第に大きく伸びやかになっていく。黒人の長い手足のしなやかな動き、ゆさゆさ揺れる乳は、崇高な母の美しさだ。後光が射しているようだ。
 すでに会場は興奮のるつぼ。誰もが思い思いに身体を揺らし、全てが一体となっている。

 こんなの久しぶりだ!
 いや、一夜にして二つの国を旅したのだから初めての体験かも。ほおばり過ぎ。期待を超越したライブに興奮覚めやらぬ。

 とりあえず朝日新聞に深く深く感謝した夜でありました。
 
(アオキ)

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 先日、「日々録」を読んでくださっているお客さんから、『谷根千』宛てに本の注文がありました。残念ながらネット通販は行っていないのですが、「日々録」で紹介した本の在庫確認ぐらいならできますので、その際は「古書ほうろう」宛てにメールを頂けると助かります。

 さて、そのお客さんからの質問で、「ほうろう」は「放浪」ですか?「琺瑯」ですか?というものがあったので、ここでお答えします。まあ、どちらかと言えば、「放浪」だと思います。ただ、メンバー4人で「ほうろう」という店の名前に決めた時は、いくつかの選択肢の中から、あくまでも、ひらがなの「ほうろう」を選んだだけで、その「ほうろう」が、どんな「ほうろう」かについては、ちゃんと確認したことはありません。よって、「琺瑯」のつもりでいるものがいる可能性もなくはないわけで、どちらとも言えない、というのが答えになるのでしょうか。個人的には、細野晴臣が作って小坂忠が唄った名曲『ほうろう』が念頭にあります。

 今日は雨のおかげで仕事がはかどりました。品出しの目玉は、版元品切(あるいは絶版)の文庫35冊。以下はその主なものです。
 
 岩波 『森鴎外』 石川淳 1000円
  〃 『新編 思い出す人々』 内田魯庵 1000円
 中公 『年譜の行間』 佐多稲子 800円 B
  〃 『長谷川伸論』 佐藤忠男 1000円
  〃 『海辺の生と死』 島尾ミホ 800円
  〃 『わが文学生活』 大岡昇平 1000円
  〃 『主体の変容』  三浦雅士 1000円
 福武 『メランコリーの水脈』 〃 1000円
 文春 『あちゃらかぱいッ』 色川武大 800円
 旺文社 『落書日本史』 紀田順一郎 800円 B
 ハヤカワ 『ヴォネガット、大いに語る』 カート・ヴォネガット 800円 B

(宮地)

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 お天気マークは「晴」ですが、「風」とでもしたい一日でした。

 店では『鳩よ!』のバックナンバーを出しました。1991年から93年にかけてのもの13冊。毎号一人の作家をほとんど総特集という形で取り上げていた頃のものです。江戸川乱歩、永井荷風、坂口安吾、澁澤龍彦、稲垣足穂、野坂昭如、夢野久作、金子光晴、埴谷雄高など。各500円です。

 帰宅して、22時のNHKのニュースを観ていたら、昨日亡くなったサンデーサイレンスの小特集がありました。内容はやや物足りないものでしたが(一般向けなので当然と言えば当然)、競馬に関しては師と仰いでいる山野浩一氏がコメントを述べていて、ちょっと得した気分になりました(話自体はどうということもないものでしたけど、動いている姿をはじめて見たもので)。

 山野さんは日本のSFの創世紀に活躍?された作家で、当時の作品を集めたアンソロジーなどには、筒井康隆や小松左京、あるいは手塚治虫といった方々とともに、その作品が収められていたりもするのですが、現在は競馬評論家(なかでも血統の専門家)として名前が通っています。なかでも、朝日新聞社から1990年に出た『サラブレッドの誕生』(朝日選書406)は素晴らしい本で、サラブレッド、あるいは競馬というものを題材にした、本人曰く「科学書とも、解説書とも、思想書とも、評論とも、小説ともつかない」ものです。ギャンブルというものに何となく嫌悪感を抱いている、という人にこそ是非読んでいただきたい一冊なのですが、そういう人がこの本を手に取ることはそうそうないでしょうね。なかなかうまくいかないもんです。

(宮地)

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 今日、サンデーサイレンスが亡くなりました。競馬ファンの端くれとして、感謝の気持を込めて、その冥福を祈りたいと思います。

(宮地)

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 今日は調布の東京スタジアムへ。友達が行けなくなったチケットを貰い受けて、FC東京対名古屋グランパスエイトの一戦を観てきました。おかげで、僕もアオキも、2日続けてサッカーの試合を観るという初めての体験ができました。

 昨日、大宮のファンになろうと決意したことに触れましたが、まあそれはそれとして、ここは素直に名古屋の応援をしたのですが、今日はスタジアムの雰囲気もちゃんとFC東京のホームになっていて、でも、数は少ないながらも名古屋のサポーターもきっちり統制が取れていて、気持良く観戦できました。肝心のゲームの方も、やはり昨日よりは明らかにレベルが高かったですし、何より贔屓のチームが逆転勝ち、しかもロスタイムに決勝点という試合展開で、大いに興奮しました。そして、やっぱりこれまで通りグランパスのファンであり続けたいとも思いました。まあ、そうはいかないのですけど。

 そもそも、どうしてまた大宮のファンになろうなどと思ったかというと、直接のきっかけになったのはワールドカップを観に行ったことで(特に鹿島でのイタリア対クロアチア戦)、やっぱりサッカーは生で観なきゃ(スタジアムはサッカー専用がいいなあ)ということを痛感したから。そしてその場合、できれば、2週間に一回、贔屓のチームのホームでの試合に足を運ぶ、というのが理想的だなあ、と。しかし、名古屋のファンでいる限りはそれは叶わぬ夢。そこで、新たに応援するチームを探したのです。

 まあ、ふつうに考えたら東京のチームとなるのですが、ヴェルディは読売なので論外。東京スタジアムという箱が今一つ好きになれないので(サッカー専用のような顔をしているのに実際は多目的で、客席とフィールドとに距離がある)、FC東京も却下。で、次に候補に上がったのが、電車で一本で行け、時間的にも調布よりは近い3チーム、柏と浦和と大宮。柏は、準本拠地の柏の葉競技場というところが陸上のトラック付きで、しかもやや不便ということでパス。浦和は、一番近いこともあってちょっと惹かれたのですが、人気があり過ぎてチケット取りづらそうだし、サッカー専用スタジアムでもないのでパス。それにこの2チームは、これまでに名古屋との間に浅からぬ因縁が出来てしまっていて、どうしても「敵」というイメージがついちゃってますしね。
 
 そこで浮かび上がったのが大宮という訳です。チームの歴史が浅く名古屋との因縁がほとんどないこと、サッカー専用の由緒あるホームグラウンドがあること、J1昇格というわかりやすく現実的な目標があること、などに惹かれました。親会社がNTT東日本というのには引っかかりを覚えましたが、それを言ったら名古屋だってトヨタ(あまり好きじゃない)だし、気にしないことにしました。選手のことも監督のこともまだあんまり知らないけど、そういうのは応援していくうちに自然とついてくるものですから問題ないでしょう。J1昇格が生易しいことではないことは昨日はっきりとわかりましたが、それゆえに、上がれた時の喜びもさぞかし大きいはずです。

(宮地)

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 17時で早退して、アオキと埼玉スタジアム2002へ。J2の大宮アルディージャ対アルビレックス新潟戦。

 名古屋の出ということもあって、Jリーグ創設以来ずっとグランパスエイトを応援していた僕ですが、思うところがあって、大宮アルディージャのファンになること(まだサポーターとは言えない)を決心してから初めての観戦。テレビで観たここ数試合が比較的好調だったこと、それにJ1に上がるためには是が非でも勝たなければいけない大一番ということで、かなり期待していたのですが、ひどい試合でした(0-1で負け)。内容は良かったけど運がなかった、というのならまだ救いもあるのですが、それ以前。新潟から大挙押し寄せたアルビレックス・サポーターに応援でも圧倒され、まったくいいところなしでした。今日はワールド・カップの会場での試合ということで、サポーターではないけれどとりあえず大宮を応援しようという人たちがたくさん来場していたのですが(約2万人)、そういう人たちの心をつかむことは出来なかったようです。まあ、応援しがいがあるといえばあるので、J1昇格は長い目で、と考えを改めました。

 埼玉スタジアムは、遠くから見ると大袈裟な建物といった感じは否めませんが、中に入ってさえしまえばあまりそういうこともなく、試合を観るには良いところでした。ただ、やっぱり、ある程度お客さんが入らないとちょっと寂しいですけどね。あと、試合後、芝が何ケ所かはがれちゃっていたのが気になりました(ワールド・カップの時はどういう魔法を使ったんでしょうね?)。南北線一本で行けて、個人的には便利なところなので、今度は国際試合の時にでも行きたいです。で、大宮の試合は、本当のホーム・スタジアムである大宮公園サッカー場ではやく観たいものです。
 
(宮地)


 いつも出ている屋台なのかは、わからないけど。
 スタジアムに一番近い屋台の焼そばは(といっても駅からスタジアムまでの約1キロの間に確か2軒しかなかったんだけど)、美味しくはありませんでした。お兄さんたちが元気なのはいいんだけど。
 36年の人生でワースト2に入りました。3口でお手上げ。400円。
 でも帰り道、それを直接言う勇気はなかったのだった。
(アオキ)

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 昨日はそうでもなかったのですが、今日はまったくお盆な一日。不忍通りはスカスカで、人通りもほとんどなく、お店の方も午前中から午後の早い時間にかけてはがらーんとしていて、ひたすらマンガを読んでいる休み中の小学生を除くと、雑誌を買いに来る人がちらほらあるだけ。そんな中、郵便局の配達員の方たちの姿が目につき、盆と正月のないところは僕たちと同じだなあ、などと妙な関心の仕方をしたのでした。

 16時を過ぎたあたりからは、今度は急に忙しくなってきて、お盆休みで、のんびり家でゴロゴロしていた人たちが、一斉に「ちょっと散歩でもしてくるか」てな調子で家を出たような、そんな感じで、今日明日の暇つぶしのために、何か本を見繕いにきたと思しき方が目立ちました。おかげで、結果的には、かなり繁昌した一日となったのでした。

 明日からは、マンガのセールも始まります。

(宮地)

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 今日は涼しくて助かりました。たまにはこんな日もないとね。玄関から一歩外へ出た瞬間、空気の感触が昨日までとは明らかに違ってました。シャワーを浴びている時から予感はあって、内心期待はしていたのですけど、大当たりでした。

 わが家は築30年くらいのマンションの一室なのですが、その古さゆえに様々な問題を抱えていて、なかでも水回りに難があります。たとえば一人がシャワーを浴びている時に、もう一人が洗いものしたり、トイレ流したり、あるいは全自動洗濯機が「すすぎ」になったりすると、お湯が水になってしまいます。給水タンクの能力に限界があって、わが家のある3階(最上階)まで勢いよく水を運べないことが原因のようです。で、たぶんそれと関係があると思うのですが、シャワーや瞬間湯沸かし器の温度調節もままなりません。特に夏は、気温より何度か高い温度のお湯しか出ないため非常につらく、ここしばらくのような陽気だと、本当にチンチンのお湯で頭洗ったりすることになるわけです。それが今日は適温のシャワーであった、というそれだけの話なんですけどね。

 さて、今日は少し早退させてもらって、アオキと三百人劇場へ行ってきました。うちの店でもチケットを取り扱っている特集上映「中国映画の全貌2002」(9月6日まで)で、僕らが観たのはオール沖縄ロケの『恋戦。OKINAWA Rendez-vous』という作品。香港の映画を観ることはほとんどないのですが、なかなか楽しかったです。

(宮地)

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 昨日あんなこと書いたら、今日また石川淳の本が3冊入ってきました。こういう不思議な連鎖は、なぜか時々起きるので、別に驚きはしませんが、ここのところ毎晩観ている「BSマンガ夜話」(NHK衛生第2)に、いしかわじゅんが出ていることと何か関係があるのかしら。それで、本当はいしかわじゅんのマンガが大量に入ってくるはずだったのが、間違って石川淳が入ってきちゃってるとか。だとしたらとても嬉しい。

 なんて、バカな妄想がふくらむわけですが、さらに続けると、昨日の「マンガ夜話」、お題は『空手バカ一代』で、ゲストは夢枕貘と佐竹雅昭だったのですが、もしやと思っていたら、やっぱり今日、朝一番で獏さんの本が3冊も売れました。この調子で、つのだじろうの『うしろの百太郎』も売れてくれないかなあ。もう何年も売れ残っていて、蛍光灯で背中がヤケちゃってて、最近値下げしたやつ。これが売れたら、「マンガ夜話」と古書ほうろうの間にある因果関係(のようなもの)も証明できて?いいことづくめなんですけどね。

 今回の「マンガ夜話」では、『ぶっせん』という作品をはじめて知り(作者の三宅乱丈という人のことも含めて)、現在個人的に興味津々です。誰か売りにきてくれると本当に嬉しいのだけど、こればっかりは叶わないような予感あり。

(宮地)

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 買い取りで入ってきた 『東京人』の最新号(9月号)に、なんと、敬愛する湯村輝彦氏の行きつけの床屋さんが載っていました。これがまたいい感じそうな店で、団子坂上の『ペルパナス』さんが沖縄に引っ越してしまって以来、床屋ジプシーとなっている僕の心はすっかりその虜に。ちょうど髪も伸びてきており、今度の休みにでも行ってみようかしらなどと考えると、もう居ても立ってもいられなくなってしまう、そんな一日でした。

 さて、今日は石川淳の文庫本をたくさん出しました。版元品切8冊を含み14冊。もともと店にあった3冊を加えると17冊で、こんなことはこれまでもなかったし、これからもそうはないでしょう。主だったものを以下に挙げます。

 集英社文庫 『白描』  600円 B 初版
 中公文庫 『天馬賦』  1000円 B 初版・帯
 岩波文庫 『至福千年』 1000円
 講談社文芸文庫 『白頭吟』 1200円 B 初版
 ちくま学芸文庫 『夷斎筆談 夷斎俚言』 1000円 B 書込み有り

(宮地)

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 夕方食べたソーセージ・パンの後味が、ずっと喉の奥に残ってしまって、つらい一日となりました。ある種のソーセージやメンチカツなどを食べると、かなり高い確率でこういうことになることは、もう十分に学習してきているのに、ときどき魅入られたように口にしてしまうのはなぜでしょうかね。

 さて、19時頃からほとんどお客さんのいない時間が続いたので、久しぶりに(半年ぶりくらいかな?)、ちょっと大きめの音で、ジェームス・ブラウンをかけてみました("IN THE JUNGLE GROOVE")。僕はJBの大ファンどころか、ファンとさえも言えないような人間ですが、そんな僕でさえ、ひとたびJBを耳にすると体が動き出します。そこが店のレジの前であろうと、ソーセージの後味が気持悪かろうと、そんなことは一切お構いなしで、たちまちのうちに体が揺れます。いやぁ、楽しかったっす。リスペクト!JB。

(宮地)

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 ワールドカップが終ってはやひと月。新刊書店の平台にも回顧本が並び始めていますが、うちの店にも買い取りで入って来たので、さっそく棚に並べました。いずれも文藝春秋からのもので2冊。

『闘う国家』 杉山茂樹 1000円
『蹴球戦争』 馳星周  850円

 馳さんのサッカー関連本は(この本も含め)ちゃんと読んだことがないのでコメントできないのですが、杉山さんは「Number」に書かれているものに関してはだいたい目を通しているので、この新刊もお薦めして大丈夫だと思っています(雑誌掲載時に読んだもの以外は未読ですけどね)。一年の半分以上をサッカー観戦のために飛び回っている、筋金入りのサッカー・ライターです。おまけにこの本、表紙イラストが本秀康! 僕は本さんの大ファンなので、このカバーのために買っちゃおうかとも思いましたが、泣く泣く店に出しました。本さんもサッカーも好き、という方に買っていただけると嬉しいです。

 本さんのことは「レコード・コレクターズ」に連載していた名作『レコスケくん』ではじめて知ったのですが、とてもかわいらしい、あるいはちょっと不気味なキャラクター(こんな感じ)が印象的なイラストレイター&マンガ家です。今回のものは「ミュージックマガジン」の表紙を手がけていた頃の雰囲気です。

(宮地)

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昼はひとりで団子坂脇のさぬき茶屋に入った。
先客は真ん中のテーブルに老婦人ひとり。
私は壁際の席につく。
天ざる、私の玉子汁付きざるが続けて運ばれてくる。
三人目は入口近くに座るエプロンの女性。うどん定食。

こじんまりとした店内、ズズッ、チュルッ、ズズッ、女達のうどんをすする音。

食べ終る頃に入って来たふたり連れも女性。ふたりの会話で空気が少し緩む。
真夏の土曜の昼下がり、うどんやは女達の止まり木なのだったのだ。

(アオキ)

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今月の一冊更新しました。
7月31日に、呑みに行きましょうよ〜、と誘ってきた小森くん。
だってぇ今月の一冊がぁ、でもビール飲みたいよー、替ってよー、と管を巻かれ、さらりと原稿を書いてしまったのでありました。
田村隆一さんの 『スコッチと銭湯』。とっても、いい感じです。さすが! 深謝、脱帽。

ちなみに小森くんは、昨秋うちの店で朗読会をした「3K」のうちの1K。
なんと朗読会のひとつき後には、ガールフレンドのじゅんこさんとともに近所に引越してきて、今ではすっかり谷根千住人なのであります。
最近ふたりは、アスファルトを剥がせ、室外機を外ずせ、運動を秘かに推進中らしいです。夜中に鶴嘴持ったふたり組がいたら、彼らだと思ってください。(なんちゃって)

ほうろう新コンテンツ「近所のコモリ」の誕生も間近?

(アオキ)

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蝉の声も耳に入らないくらいの暑さのなか、8月に突入。

ほうろうでは、セールが始まりましたよ〜。
お買得、超特価の美術書が奥のテーブルの上に山積みです!

それにしても、この暑さ。
去年も書いた気がするけど、昼寝、必要だと思う。
みんながシエスタすれば、身体が休まる、冷房つけない、室外機の熱風も止まる、自動車の数が経る、気温が少し下がる、夜まで熱がこもらないから熟睡できる・・・っていいことづくめになるはずなんだけど。
あ、売り上げが減るんだ。
(アオキ)

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