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日々録   2003年12月

今年も残すところあと一日。早すぎ。

振り返ってみると今年は「闇」を感じた年だった。
夜の闇を実感した。
闇の湿度とか、妖気とか。
それは必ずしも陰気なものではなくて、懐かしいとか、包み込まれるような感じとして身体に馴染んだ。
人が抱える闇についてもいろいろと考えた。自分の中の闇も含めて。
だからどうしたというものでもないのだけれど、そんな年だった。

一日早いですが、今年一年ほうろうをご利用いただき、また日々録を読んでくださり、どうもありがとうございました。
店の方は年内は大晦日まで、新年は二日から営業しておりますので、どうぞお立ち寄りください。
来年もよろしくお願い申し上げます。

(アオキ)

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 早番で出勤。昼食は稲毛屋さんで照焼き丼(これが一番のお気に入り)。その後は淡々と働いたはずです(これを書いている24日現在、すでに一昨日がどういう一日だったか思い出せない自分が嫌になります)。品出しは下記のものなど。

 幻戯書房『本は生まれる。そして、それから』小尾俊人 2500円(初版・函・帯)
 岩波書店『書物について』清水徹 3000円
 福武文庫『ガルシン短篇集』 800円 B(初版)
 講談社文庫『あの日この日』尾崎一雄 全4巻 2000円 BC

<今日店でかけたCD>
『カンテ・フラメンコの女王』ニーニャ・デ・ロス・ペイネス
『琉球レアグルーヴ』

 本日は2枚。前日久しぶりに行ったタワー・レコードでの収穫を、繰り返し聴きました。

 ニーニャ・デ・ロス・ペイネスがCD復刻されたのは本当にうれしい。ライスレコードと田中勝則さんに感謝。これまでは聴きたくなるたびに、本駒込図書館へ、今は廃盤になっているCD(中村とうよう編)を借りに行っていたのですが、これでもういつでも聴けます。「これでもか」というくらいこぶしの効いた、ソウルフルな唄がいっぱい詰まった名盤。フラメンコに興味のない方もぜひ一度お試しあれ。

『琉球レアグルーヴ』は、1960年代から70年代にかけての、沖縄民謡をポップにアレンジした曲を集めた1枚。『白浜ブルース』(元曲「白浜節」)、ゴーゴー・チンボーラー(元曲「海ぬチンボーラ」)など、ほどよく力の抜けたイカシタ曲が満載です。おすすめ。この中のいくつかの曲は、沖縄好きのお客さんがカセットテープに編集したものを以前いただいて、とても気に入って聴いていたのですが、これで店でもかけられます。

(宮地)

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 本日、品出し情報のみ。

 河出書房新社『闇のなかの黒い馬』埴谷雄高 2000円 B(初版) 
 平凡社『太陽』1992年6月号 特集「埴谷雄高」 1000円
 平凡社『奇抜の人 ー埴谷雄高のことを27人はこう語った』木村俊介 800円 Bしみ
 作品社『文学の可能性』大岡昇平 1000円 B(初版)
 集英社『最初の目撃者』大岡昇平 1000円(初版・帯)
 新潮社『事件』大岡昇平 1000円(初版・帯)
 大和書房『香りの時間』中井英夫 3000円(初版)
 龍門出版社『薔薇への供物』中井英夫 2500円 B(初版・函)
 立風書房『新宿祭』筒井康隆初期作品集 1500円 B(初版)
 リブロポート Fantastic Dozen 2『神聖自然学』荒俣宏 編訳 1500円
 筑摩書房『藤枝静男作品集』 4000円 B(初版・函)
 文藝春秋『文藝春秋漫画賞の47年』文藝春秋編 2800円(初版・帯)
 沖積舎『愛書異聞』西岡武良 1500円(初版・函・帯)
 岩波書店『ラバーソウルの弾みかた』佐藤良明 1500円
 
 以下、サンリオ文庫(すべて初版)。
 
『ヴォネガット、大いに語る』カート・ヴォネガット 1500円
『万華鏡』レイ・ブラッドベリ 1500円 B(帯付き)
『夢幻会社』J・G・バラード 1000円 B
『マラフレナ』A・K・ル=グイン 上下 2400円
『天のろくろ』A・K・ル=グイン 1200円
『コンパスローズ』A・K・ル=グイン 1500円

 ほかにも、いろいろ大量に出しました。お近くの方は一度のぞきに来てください。

<今日店でかけたCD>
『LIVE FROM THE CONCERTGEBOUW 1978 & 1979』MARTHA ARGERICH
『シューマン:「子供の情景」「クライスレリアーナ」』マルタ・アルゲリッチ
『FRANK & DEBUSSY:VIOLIN SONATAS』KYUNG WHA CHUNG & RADU LUPU

 先日店に入って来た少女マンガ『のだめカンタービレ』(1巻〜7巻)のせいで、昨日あたりからクラシック・モード全開。このマンガ、ほんと面白いです。

(宮地)

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 遅番で出勤。昨日苦しんだ腹痛も癒え、気分すっきり労働意欲満々で、品出しに励みました(以下のものなど)。新しく設置した店奥の作業机もいい感じ。この調子で、明日からもじゃんじゃん出したいもんです。

 河出書房新社『澁澤龍彦をめぐるエッセイ集成』全2巻 7000円(初版・帯)
 新評論『チベット仏教をめぐる対話』J=F・ルヴェル、M・リカール 2000円
 工作舎『ドラム・マジック』ミッキー・ハート 2000円(初版・帯)
 大栄出版『アイリッシュ・ソウルを求めて』ヌーラ・オコナー 1500円
 大栄出版『ヴァン・モリソン 魂の道のり』ジョニー・ローガン 1500円
 大栄出版『ニール・ヤング 孤独の旅路』ジョニー・ローガン 1500円
 シンコー・ミュージック『マーク・ボラン詩集』 1000円(初版・帯)

『ドラム・マジック』の著者ミッキー・ハートは、御存じグレイトフル・デッドのドラマー。本日のお勧めです。

<今日店でかけたCD>
『タイム・オブ・ノー・リプライ』ニック・ドレイク
『BELLS』吉田美奈子
『LIVE FROM THE CONCERTGEBOUW 1978 & 1979』MARTHA ARGERICH

(宮地)

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コミックの棚はずいぶん配置換えしました。
レジの近くにあったジャンプ等の少年コミックは奥の方へ。少女コミックと向かい合わせ。
レジの近くには、手塚やガロやちょっと値のはるコミックがまとまって見やすくなりました。


お知らせをひとつ。

『TOKYO-ASEAN JAM '03』
2003.12.22(月)

2003年は日本とASEAN(東南アジア諸国連合)の交流30周年記念。"TOKYO-ASEAN JAM '03"は、ASEAN各国からアーティストを迎えて青山界隈の文化発信地をつなぐ一日限りのスペシャルイベントです。
各国の音楽をはじめとする様々な文化交流の「リアル」に触れるこの貴重な機会、冬の特別な一日を過ごしてみませんか。(フライヤーより)

会場は、“共存”、“LAPIN ET HALOT"、“LOW”、“青山CAY”です。
“共存では、19:30よりこの3月にうちの店でも活動報告会をしたNPO環音の代表広田さんのトークライブがあります。(入場無料)

さらに、今年の大観音のほおずき千成り市では資材置き場からの演奏で縁日のお客さんを釘付けにした、あのチャンチキトルネエドも“共存”と“LOW”でライブをするもようです!(入場無料)

そして、23:00から始まる“青山CAY”のオールナイトライブには、環音報告会で演奏してくれた大熊亘さん率いるCICALA-MVTA(シカラムータ)も25時頃より出演します!他にも沖縄民謡、ガムランなどの演奏もあるようです。(こちらは有料)

寒風吹き荒ぶ12月の東京に、東南アジアの熱気が渦巻く一日になりそうです!お時間ある方はどうぞお出掛けください。

(アオキ)

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定休日。
簡単なミーティングの後それぞれの作業。
山崎と神原は少年コミック、少女コミックなどの棚を大移動。
宮地は奥のスペースに店員用作業机を新設。
私は窓拭き。

(アオキ)

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 出勤前、早起きしてアオキと高田馬場へ。早稲田松竹で中国映画の2本立て、『北京ヴァイオリン』と『山の郵便配達』。『北京ヴァイオリン』はどういうお話かまったく知らずに観たのですが、不覚にも泣き腫らしてしまいました。お勧め。『山の郵便配達』は期待通り。この作品に限りませんが、中国映画では素晴らしい風景と美しい女性の姿に惹かれます。
 早稲田松竹には、本当に久しぶりに行ったのですが(復活してからは初めて)、昔ながらの二番館の雰囲気はそのままに、改装すべきところはしたという感じで、好感が持てました。当日に限り出入り自由というのも大変良心的。やっぱりこういうのが映画館でしょう。シネコンだかなんだか知らないけど、あんなのは映画館じゃありません。

 1時間ほど遅刻して遅番で出勤。今日は「午後からは晴れて最高気温は18度」のはずだったのですが、予報大はずれ。店内もすっきりしない天気に引きずられ閑散としてました。品出しは文庫を中心に下記のものなど。

 河出文庫『水木しげるの雨月物語』 500円
 文春文庫『いろはかるたの本』森田盛吾 600円 B
 新潮文庫『残酷物語』リラダン 500円 BC(帯なし)
 新潮文庫『南蛮阿房列車』阿川弘之 500円
 新潮文庫『ローカルバスの終点へ』宮脇俊三 500円

『南蛮阿房列車』は小学生の時に出た本で、父親が買ったものを読んだような記憶があります。よって、僕にとって阿川弘之は長らく「乗り物好きのおじさん」でした(遠藤周作と北杜夫は「ただの変なおじさん」)。で、本家本元、内田百間の『阿房列車』は、これの後に旺文社文庫版で読みました。宮脇さんの本を最初に手にしたのもその頃で、今思うと幸せな時期でした。

 閉店間際、コモリくんからの電話で都筑道夫さんの訃報に接しました。その著作を通していろいろ教わった方です。合掌。

<今日店でかけたCD>
『トゥルー・ブルー』ティナ・ブルックス
『ジョゼッピ・ローガン・クアルテット』
『DE OLE FOLKS AT HOME』TAJ MAHAL

(宮地)

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 中番で出勤。今週に入ってからこっち、増え続ける一方だった買い取りも、この雨で一段落(それでもちょこちょことはありましたが)、品出しに励んだ一日でした。頑張って在庫置場のスペースを空けないと、新たに入ってくる本の行き場がないので、尻に火がついてます。以下のものなど。

 文藝春秋『藤沢周平全集』全23巻 23000円(函B、月報揃い)
 冬樹社『定本 坂口安吾全集』全13巻 7800円 B
 角川文庫『鉄槌!』いしかわじゅん 400円

 藤沢周平全集は、最初に出たときの全巻。その後、補巻2冊(24、25巻)と別巻が出ていますが、それはありません。その代わり、24巻に収められている『漆の実のみのる国』上下巻をおまけとして付けました。23冊すべて、現在でも新刊として入手できますが、定価で買うと税抜きでも78000円ほどするので、場所とお金のある方にはお買得かと思われます。内容については何も言うことはありません。

『鉄槌!』は、「BSマンガ夜話」でもお馴染み、いしかわじゅんの、「スキー・バス置き去り事件」の顛末記。この事件そのものは「週刊漫画アクション」を通してリアル・タイムで知っていましたが、この本でようやく全貌らしきものがわかりました。いしかわじゅんの執念には恐れ入ります(解説の高橋源一郎がまた執念深くて、本編に色を添えています)。

<今日店でかけたCD>
『雑魚』マーク・ベノ
『ハウ・インセンシティヴ』デューク・ピアソン
『Lamb's Bread International』Sylford Walker & Welton Irie

(宮地)

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 中番で出勤。買い預かりの仕分けと均一本の品出しなどで一日が終わりました。品出しで特記すべきものは下記の1冊くらい。

 交通出版社『東京 古本とコーヒー巡り』 950円

 うちの店も載っているので、版元から分けてもらって、しばらく定価販売もしていた本です。そちらの方は売り切れてしまったのですが、今回初めて古本として入荷しました。休日が待ち遠しくなる本です。

<今日店でかけたCD>
『ツタンカーメン』アート・アンサンブル・オブ・シカゴ
『Rock of Ages』The Band
『The Soul of O.V.Wright』

(宮地)

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宮地と早稲田方面へ。
先ず、セドローくんの古書現世さんへ。セドローくんとお母さんにご挨拶。中公文庫『戦争童話集』野坂昭如(150円、安い!)を買う。
お隣の、ブックカフェDASさんはお休み。
その後、早稲田大久保キャンパス(55号館アトリウム)で今日から12/13(土)まで開催されている『ひろしまハウス in プノンペン展覧会』へ(詳細は石山修武研究室へ)。
カンボジア、ヒロシマ、アウシュビッツの証言や現地映像のVTRを、3台のモニターが延々と映し出していた。頭の中で何かを考えようとするが、ことばにならない。
ひとつ思ったのは、日本人もまた同じように加害者となったことがあったということ。だから私たちはこれ以上人を傷つけてはならない。加害者日本人をもっと知らないといけないと思う。
残念ながら、行き違いで石山さんにはお会いできなかったが、3月に一緒にレンガを積んだ面々とあれ以来の対面ができた。
帰りのバスで読みはじめた『戦争童話集』で、泣きそうになり慌てて本を閉じた。

11月10日の旅録アップしました。

(アオキ)

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裏の段ボールの上に、見覚えのない『ナンシー関大全』。しかも空き函だけ。下からナンシーが睨んでいる。昨日まではなかったはず。そういえば、神原が裏の整理してたっけ。置き忘れたなと声を掛ける。

『ナンシー関大全』は、この前ビニール梱包して出してすぐ売れたよ。さすがナンシーと思ったもん。だからケースだけなんて知らない。
じゃ、これなんだろう。
ケースだけ置いてあったの?気味悪い・・・。
ゾワゾワするね・・・。
実は宮地が棚からさげて読んでるとか?
えー、そんなことするかなぁ。
山崎は昨日休みで知る由もない。

で、今日は休みの宮地に電話してみる。

あ、あれね、昨日図書館に行った時、ご自由にお持ちくださいんとこからもらってきたの。



今日の品出しから。
草思社 『江戸の町』上下 
     内藤昌/著 穂積和夫/イラストレーション 2300円

江戸の町がどんな風にできていったか、私にも解るように描いてある楽しい絵本です。

(アオキ)

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