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日々録   2002年10月

 夜の客足は戻りました。だからといってバカバカ売れるわけではまったくないのですが、まあひと安心。一万円札で支払われる方が多い一日で、閉店近くの時間帯にはお釣り用の千円札がなくなってしまって、スリル満点。お客さんが財布の中からお札を出そうとするたびに、ドキドキしてました。

 以下、品出し情報。

 新潮社 『西方の音』 五味康祐  1500円(初版・函・帯)
  〃  『冬』    中村真一郎 2500円(  〃   ) 
 文藝春秋『志賀直哉−近代と神話』 高橋英夫 2500円(初版・函・帯)

あと、今日出したわけではありませんが、

 岩波書店 『志賀直哉全集』 全15巻別巻1 25000円
                 (1983年2刷・月報揃い)

も店頭にあります(2週間ほど前に出しました。新入荷棚上)。

(宮地)

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 ここ数日、夜になるとパッタリ客足が遠のいていて、何でかなあ、と考えていたのですが、「きっと日本シリーズのせいだ!」と、今日になってようやく思い当たりました。月曜日だけ、やけに景気が良かったことも、これで説明がつくというものです。ジャイアンツの4タテという結果は、正直喜ばしいものではありませんが、店にとっては良かったと思うことにします。まあ、明日になってみないと、本当のところはわからのいのですけどね。

 では、品出し情報。

 新潮選書 『図書館活用百科』 紀田順一郎 1000円
 岩波文庫 『精神哲学』 ヘーゲル 上下1600円
  〃   『小論理学』  〃   上下1200円
  〃   『哲学入門』  〃   600円
 ちくま文庫『夢野久作全集』全11巻 7500円(初版)
   〃  『ギリシア喜劇』 アリストパネス 全2巻 2000円 B
 スイングジャーナル社 『ライブ・アット・ザ・ビレッジ・バンガード』
                   マックス・ゴードン 1800円 B
(宮地)

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 仕事を終えて、12時過ぎに帰宅。今週はNHK-BSの「BSマンガ夜話」と、19歳以下のサッカー・アジア選手権とがあって忙しい。明日は8チャンネルで『HR』もあるし。まあ、明日はサッカーないけど(地上波でチャンピオンズ・リーグあるかも)。

 さて、「マンガ夜話」、今日は島本和彦の『燃えよペン』。出演者一同(ゲストは山田五郎)、燃えまくっていて、非常に盛り上がった回でした。サッカーの方は延長で決着が着かずPK戦。ゴールキーパー、大宮アルディージャの川島が、ウズベキスタンのシュートを立て続けに止め、薄氷の勝利。興奮しました。

 以下、毎度お馴染み、品出し情報。

 青土社 ユリイカ臨時増刊号『ダダイズム』 種村季弘 編集 2000円
 平凡社 『日本神話のコスモロジー』 北沢方邦 2000円 
 大修館書店『神話のイメージ』 ジョゼフ・キャンベル 3000円
 NTT出版 『巡礼の構図』 山折哲雄 他 1800円
   〃  『生命と場所』 清水博 1800円
 春秋社 主と客の構造◆愆屬叛こΨ狆譟戞‐床正剛 1000円 C 水ヌレ

 NTT出版の2冊は松岡正剛の編集。最近松岡さんのこんなサイトを見つけました。素晴らしい。きっと有名なサイトなんだろうけど、全然知りませんでした。遅ればせながら、毎回読むことを決心した次第。

(宮地)

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 ワールド・シリーズ第7戦を8回表まで観てから出勤。よって、新庄の晴れ姿は拝めず。しかし、三振とはいえ、ああいう舞台のああいう場面で使ってもらえるというのは、ほんと、大したものですよ。去年、新庄がメッツでレギュラーを取った頃、これで「俺でもやれるんじゃないか」と勘違いする日本の選手が増えるのでは、という懸念が広がりましたが、もうその心配もなさそうですね。技術以外の部分であれだけのもの(がどれだけのものかは未だによく分かりませんが、とにかく)を持っていなければ通用しないとなったら、簡単ではないでしょう。

 以下、品出し情報。

 ちくま文庫『野生の火炎樹』  中上健次 800円(初版)
 富士見文庫『富士に立つ影』  白井喬二 全7巻 5600円
   〃  『銭形平次捕物控』 野村胡堂 全10巻 7000円
 中公文庫 『三万両五十三次』  〃   全4巻 4000円(初版)
 徳間文庫 『春喪祭』 赤江瀑 600円(初版)
 角川文庫 『上空の城』 〃  600円(初版)
  〃   『ヴァルプルギスの庭』 荒巻義雄 600円(初版)
  〃   『石の結社』       〃   600円(初版)

(宮地)

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 運よく休みだったので、けんこう蔵部「民話の語り」に出掛ける。
 夏前に新調した檜の壁板が蔵に馴染んできた。隅に設えた小机の上には柿の実が飾られ、花瓶にはすすきの穂が揺れている。
 はて、未体験なる民話の語りとは、如何なるものか。絵本の読み聴かせのようなイメージが浮かんでくるが、ピンとこないまま配られた駄菓子とお茶を手に席に着いた。
 説明によると今日の語りをしてくださる三人は、「東京民話街」という、俳優の沼田曜一さんが主催する「大地の劇場・語り塾」の塾生の中から生まれた語りのグループの方たちだそうだ。
 演目は、一)田之久、二)狐の太鼓、三)もとの平六、四)庄助さんの鹿、五)へたれ嫁こ、おまけ)新聞紙の冒険、間に近所にお住まいの三浦さんという方の横笛演奏。

 いやいや、おもしろい、おもしろい。一人でひとつのお話を語るので、ちょっと落語みたいだったり、なにより感心したのは独特のことばづかいのおもしろさ。狐が「ケチョ〜ン」と啼いたり、「つぶつぶと色づく」というような表現も確かあったような(?)気がする。川上弘美さんの小説も独特のことばづかいが印象的だけれど、あッ、ルーツはここに違いない、などと勝手に納得しながら聴いていた。
 一生懸命聴こうと集中しなくても、目の前には、踊る鹿や、夕焼けや、あんまり想像したくない庄助さんの褌姿までもが、すっかり絵本の中に入り込んでしまったように鮮やかに浮び上がり、語りの世界の、奥ゆきや、広がりにとってもびっくりした。
 ジ〜ンとしたり、お腹がよじれそうに笑ったり、おまけの新聞紙の冒険も、クーッ、懐かしいぞ、って感じで、子どもに返ったような楽しい時間だった。

 11月7日(木)には、根津のふれあい館ホールで、東京民話街の方たちの「昔がたりの会」をやるそうです。13時半開場、14時開演、500円(15歳未満無料)です。

(アオキ)
 

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 出勤前に小石川図書館へ。前にも書いたかもしれませんが、ここは音楽好きにとっては素晴らしい図書館です。2階は全部、音楽関連のものだけで占められていて、音楽書はもちろん、CD、レコード、スコアなども豊富にあります。クラシックや民族音楽といった、いわゆる図書館ぽいジャンル以外のものも揃っています。ESPレーベルのフリー・ジャズとか、フラメンコの歴史的な録音のシリーズものとか、いろいろ。

 以下は、今日の品出し。

 講談社 『室町小説集』 花田清輝 2000円 (初版・箱・帯)
 西澤書店『望幻鏡』 須永朝彦 3500円 (初版・箱・帯)
 三一書房『久生十蘭全集』 全7巻 7800円 (1、4巻月報欠け)
 
 中公文庫 『歴史・祝祭・神話』 山口昌男 800円
 河出文庫 『知の祝祭』      〃   1000円
 ちくま文庫『笑いと逸脱』     〃   1000円
   〃  『道化的世界』     〃   500円 BC(書き込み多)
 ちくま学芸文庫 『道化の民俗学』 〃   1200円 B

(宮地)

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 新井英樹の『キーチ!!』という、スペリオールに連載中のコミックの1、2巻が入ってきた。1巻の表紙には天に向かって拳を突き上げる、耳の大きな、小さなコドモ。
 
 輝一!!それは素晴らしいことなんだ。
 パパは何度でも、
 キミに伝えたい。
 パパとママがいて輝一がいる。
 パパは山に生まれ、
 ママは海で育ち、
 2人は都会で出会うよりも先に、手と手を結んだ。
 パパもままもお互いの恋人とカン違いのまま、花火を見てたんだ。
 それは、お互いの恋人をとても悲しませたけど。
 でも、だから今輝一が生きている。

 そして第一話の幕が上がる。
 面白いゾ。風景からすると舞台は両国から浅草にかけて。細かい描写に皮肉が込められていたりする。しかし、2巻めに突入してから、思わぬ展開にレジで号泣しそうになり、本を置いた。続きは家で。

 さて、本日の品出しから2冊。
 
 アートダイジェスト 『あぁ、温泉』種村季弘とマニア7人の温泉主義宣言 900円
 小学館 『東方見便録』 文/斉藤政喜 イラスト/内澤旬子 900円

『あぁ、温泉』の7人の顔ぶれは、赤瀬川原平、秋山祐徳太子、池内紀、池田香代子、巖谷國士、川本三郎、平賀敬。本編のそれぞれの対談も面白いけど、巻末のおすすめ温泉の一覧が旅の手引きになる。
『東方見便録』の便は、便所の便。アジアの様々なトイレに、シェルパ斉藤とイラストルポライターであり、装丁屋でもある内澤旬子が果敢に挑んでいる。細部まで丁寧に描き込まれているイラストが、読者に匂いまで届けてくれるような気がする。

(アオキ)
 

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 今日の品出し。

 河出書房新社 『種村季弘のネオ・ラビリントス』
          第1巻 怪物の世界  2600円
          第2巻 奇人伝    2600円
          第3巻 魔法     2900円
          第4巻 幻想のエロス 2900円
          第5巻 異人     3300円
 ちくま文庫 『ジャーナリズム性悪説』 バルザック 1000円
   〃   『役人の生理学』       〃   800円
 中公文庫  『火の島 ジャワ・バリ島の記』 阿部知二 800円
   〃   『白磁盒子』 井筒豊子 800円(初版・帯)

(宮地)

 雑誌『季刊銀花』の棚に隙間ができていたので、久しぶりに補充する。裏から出してきた在庫の状態を確認しようというたてまえで、ひとたび頁を開くと手仕事の美しい世界に心奪われ、あっという間に帰る時間となっていた。いかん、いかん。とりあえず本日は15冊ほど出しました。
(アオキ)

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 早番で働いた後、アオキと上野の東京文化会館へ。「ポリーニ・プロジェクト2002 in 東京」の第1夜、ピエール・ブーレーズ指揮のロンドン交響楽団の演奏会。ブーレーズの「弦楽のための本」、バルトークのピアノ協奏曲1番、そしてストラヴィンスキーの「火の鳥」全曲というプログラム。ポリーニがピアノを弾くバルトーク(好きな曲なのです)に最も期待をしていたのですが、実際に圧倒されたのは「火の鳥」でした。生で聴くストラヴィンスキーの良い演奏は、耳にとっての最高の幸せのひとつだということを再認識しました。長いこと、ピアノ・リサイタル以外のクラシックの演奏会から足が遠のいていて、去年あたりからまた少しずつ出掛けるようになっているのですが、こういうのを聴かされると、もっともっと、という気分になりますね。まあなかなかそうもいかないのですが。

 さて、バルトークももちろん良かったのですが、やはりとても難しい曲のようで、CDで聴けるような完璧なアンサンブルというのは、実演ではそうそうないんでしょうかね。実は、今日の午前中に、この演奏会のリハーサルが一般公開されたのですが(幸運にも抽選に当たってそれも聴くことができました!)、その時も、通しで演奏したときは最後思いっきりずれてましたし、かといって、ぴったりいくまで何回もさらうというわけでもなかったですし。まあ、いずれにしても、リハーサルと実演のテンションの違いといったらありませんでした。当たり前と言ってしまえばそれまでですが。

 ところで、これまで東京文化会館にはほとんど縁がなかったのですが、5階が一番音が良いという評判だけは耳にしていました。で、ホントかよ?と半信半疑だったのですが、本当でした。少なくとも午前のリハーサルの時座った1階13列目の真ん中あたりよりは全然。もちろん視覚的には問題になりませんが(僕の座った5階左サイド側の席はステージ4分の1ほどが見えない)、芝居を観るわけではないのですからね、音が良い方がいいに決まってます。でも1階のそのあたりの席は25000円で、5階の僕たちの席は5000円、不思議な話です。助かりますけど。

 この「ポリーニ・プロジェクト」には、あともう1回、11月6日に行きます。モーツァルトを中心とした室内楽で、それも今から楽しみです。

(宮地)

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 今日は仕事は休み。本当だったら高校の同級生が主宰する「手打ちほうとうとパエリアの会」(at 野川公園)に参加するはずだったのですが、あいにくの空模様で延期。で、その代わりというわけでもないのですが、埼玉スタジアムへ行ってきました。例によって大宮アルディージャの応援。前回ここでやったときはほとんど新潟のホームゲームのようなありさまで、試合にも負け、いいところがなかったのですが、今日はゴール裏もまとまっていたし(僕もはじめてゴール裏で応援しました。特典のTシャツにつられてだったのですが、結果的にはみんなと一緒に歌っちゃったりもしました)、目の前でバルデスの美しいループ・シュートも観られたし、何より勝ったし(内容的には完敗でしたが)、これまでで一番楽しい気分で帰路に着きました(またしてもキャベツのお土産付き!)。

 ところで、先日、文京ふるさと歴史館でやっている特別展「菊人形今昔−団子坂に花開いた秋の風物詩−」に行ってきました(「谷根千」の情報トピックスにも案内が載ってます)。タイトルどおりの興味深い展示でいろいろと勉強になったのですが、ひとつ嬉しかったのは、千駄木と大宮という、一見何の関係もないと思われる二つの土地の繋がりを知ったことでした。

「団子坂を中心とした現在千駄木と総称されている一帯は、江戸時代から植木屋が多かった。明治になってからの団子坂菊人形の隆盛を支えたのも、そうした人たちの流れを汲む者たちだった。彼らは菊人形が廃れた後もこの地で盆栽業を営んでいたが、関東大震災とその後のこの界隈の宅地化で土地が少なくなったため、集団で大宮に移住することを決意する。現在のさいたま市(旧大宮市)盆栽町がそれである。」

 うろ覚えなので、細部に間違いがあるかもしれませんが、だいたいこんな話でした。しかも、地図で調べてみると、盆栽町は大宮公園サッカー場のすぐ近く。これでますますアルディージャの応援にも熱が入るというものです。あとは強くなってくれるのを願うのみ。

(宮地)

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パチパチパチ‥‥‥。
わが家にめでたくADSLが開通。
宮地も私もハイテック機器にめっぽう弱いうえに、気短かなものだから、ネットでなかなか表示されないページに遭遇してしまうと、「javaなんて起動させるんじゃねぇ!」などと画面に向かって罵言を吐くこと、しばしば。
こんな私たちと好対照の宮地父。新しいものは大抵知っている。おまけに使いこなしている。先月、来京した折に、そのネットでのイライラの話になった。ADSLにすると新幹線なみに速くなるぞ、の言葉に私たちの心も揺れた。
それからほぼひと月。父の手引きでめでたく開通。
速いぞぅ、画面がパッと出る。
蓋をあけてみれば、
谷根千netのプロバイダー料金 1800円(いままでより+50円)
NTTのADSL料金       2790円(通常3100円のところNTTマイラインにして −10%)
それに基本料金と電話の通話料がこれまでと同じで、トータルでこれまでより安くなるようだし。
メデタシ、メデタシ。

さて、本日の品出しから3冊。
 農文協 日本の食生活全集 47『聞き書沖縄の食事』B 2000円 (マーカー線有り)
 小学館 『魚の手帖 江戸時代の図譜と文献例とでつづる魚の歳時記』 1500円
 朝日選書 『雑木林に出かけよう』 八田洋章/著 700円

(アオキ)


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「今月の1冊」、ようやくアップしました。よかったら読んで下さい。

 さて、今日は出勤前に駒込警察署へ。駒込地区の古物商の総会。全体としては特にどうということもないものですが、ひとつだけ重要な話を聞いたので、報告します。最近の犯罪の傾向といった内容のお話からです。

 5〜6人組の中国人の押し込み強盗には逆らってはいけない。彼らは人を殺すことを何とも思っていないので、決して抵抗してはいけない。またその際、通常は、ガムテープで顔をぐるぐる巻きにしてくるが、そのとき、巻かれる瞬間に唇の間から舌を出すように。口をつぐんだままだと窒息死してしまうが、舌を出しておけば自然に唾液が出てきてガムテープがはがれるので助かる。

(宮地)

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 僕とアオキは今日、明日と連休。早起きして、府中に行ったり、原宿に行ったり。かつて前例がないほど活動的な一日。途中、原宿の第二桜湯でのんびり一服するつもりが、9月いっぱいで廃業とのことで叶わず、ちょっと勢いをそがれるも、めげずに渋谷へ。みんみん羊肉館でビールと餃子と肉と春雨炒め。そして、腹ごしらえもすんだところで、いよいよ本日のメーン・イベントへ突入。

 渋谷シネマ・ソサエティでのレイトショー、『ロッカーズ』。レゲエ好きなら知らぬ者のない、観てなきゃモグリといわれる映画です。ちなみに僕はモグリではないつもりですが、観るのは、初めて。

 非常に、非常に期待していたのですが、それをさらに上回る素晴らしさで、ほんと、楽しかったです。これまでレコードでしか聴いたことのなかったあの人やこの人の、歌い踊る姿に、すっかり正気を失い、映画館を出てからは、すっかりジャマイカのチンピラ気取り。とにかく、レゲエという音楽と、それを生み出し育んだすべてのものが、実に肯定的に表現されていて、この上なく幸せな気分にさせられました。

 ホースマウス(主人公)のダンスは僕のダンスと一緒でした。ピース。

(宮地)

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 早起き。朝湯に行く。なぜなら、「東京銭湯マップ2002」の再配布が今日からだから。
 それから出勤。秋晴れだし、身体はポカポカ、気分いいねぇ。だけど、店は暇。先週日々録でぼやいたから、バチが当たったか?仕方ないので文庫や漫画の単行本の品出し、パキラの植え替えに励む。
 夕方、暗くなってからカワグチタケシ氏が来店。カワグチさんがスイッチを入れてくれたらしい。店内は賑わい、買い取りが続く。
 店をあがって、休みの宮地と芸工展の厳選速廻り。谷中西庵、EXPO、A-UN DOUを出て、時すでに8時近く、ゲームオーバー。
 じゃ、ご飯でも食べて帰ろうと三崎坂を下ると、そうだ、菊酒だ、じゃなくて、菊祭りだ。脇目もふらず谷根千の出店へ。青竹の盃で戴く、ふんわりと菊花が香るまろやかで美味しいお酒。呑みやすい。あぶないなぁ、グビグビいっちゃう。「おでんも、美味しいよぅ。乃池さんが作ってるの。」すかさず宮地が買ってくる。400円也。わが家の二日目のおでんも普通に旨い、と思っていたけどそんなの比じゃない。大根、こんにゃく、竹輪、卵、ちくわぶ、おまけのつみれ、どれも泣きたくなるほど味が染んでる。明日は、お昼のおかずにしよう。
「もうすぐ宝船に乗ったタヲ太鼓が来るよ。」とヤマサキさん。タカラブネ?タヲダイコ?丁度おでんも食べ終わり、大円寺を飛び出すと電飾輝く宝船。ドンツク、ドンドン、ソレッ、とお兄さんやお姉さんたちの息の合った太鼓さばきに、菊酒も回ってきちゃって、この世から離れてフワフワ。あしたの日曜日は、大円寺内、谷中墓地でタヲ太鼓を見られるそうだ。時間がある人は行くべし。
 ほろ酔い酔いのいい気分で、この前小森氏から聞いていたルネ千駄木の一階の蒲焼きと鳥の店(名前忘れてしまった)に行くことにした。鳥わさ、砂肝塩焼き、お茶漬けでさらりと締める。
ちょっと後戻りして往来堂を覗いて家路につく。

(アオキ)


「東京銭湯マップ2002」は優れものです。全124ページ、23区の地図としても十分使えます。まだお持ちでない方はこの機会にぜひ。この界隈で再配布しているのは駒込病院そばの富久の湯です。ただ、引換券を持っていかないともらえないので注意。詳しいことは東京都浴場組合のホームページで。

 さて、僕の方は大宮へ。アルディージャと水戸ホーリーホックの一戦。デーゲーム、最高のお天気、おいしいビール、と三拍子揃い、これで勝ってくれれば、というところだったのですが…。ようやく勝ってくれました。2-0。5点ぐらい取れそうな試合で、そういう意味ではまだまだなのですけどね。ただ、僕が行かないと勝つ、という状態が続いていたので、今日のところは素直に喜ぶことにします。やったぜ。残り試合もがんばって、来年につなげてほしいものです。

 あともうひとつ。今日は「埼玉県最大のブック・オフが大宮駅東口にオープン」という日でもあったのですが、通り道なので寄ってきました。大変な混雑でうらやましい限り。本に関しては特に掘り出し物はなく、CDを1枚だけ買いました。森高千里の『今年の夏はモア・ベター』。250円。これ、細野晴臣プロデュース、演奏はもちろん歌も歌っているというもので、前から欲しかったんですが(だって「東京ラッシュ」や「風来坊」演ってるんですもの)、ちょっと恥ずかしいということもあって、買う機会を逸し続けていたのです。やっと買えました。この値段ならOKでしょう。ブック・オフのあの騒々しさに耐えながら短くない時間を過ごし、何も収穫がないというのは結構つらいので、まあ、良かったです。

(宮地)

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 昨晩飲んでる時に、「よし、明日はソウルフラワーへ行くぞ」と盛り上がってしまいまして、二日続けてのライブとなりました。ソウルフラワー・ユニオン、新宿リキッドルーム2DAYSの2日目。今日は友人Kとふたりで。アオキはお休み。

 いやあ、ソウルフラワー・ユニオン、初めて観たんですけど、最高でした。ロック、ソウルからレゲエ、沖縄、チンドンまで。さまざまなルーツを持った音楽が、きちんと消化された上で独自のものとなって出てきている、といったようなことも、もちろんすごいのですが、何よりもその放出するエネルギーの量に圧倒されました。観客との一体感も尋常でなく、ほんと、いいものを観ました。

 あと、ゲスト(あるいは期間限定お助けマン)として、HEATWAVEの山口洋がギタリストとして参加してたのですが、彼がまたかっこよくて。独特の色気のある歌声。終演後、Kが山口さんと話をしているのを横で聞いていたのですが、今年は、トム・ラブランクというネイティブ・アメリカンの人とポエトリー・リーディングで共演し、強く感じるものがあったそうです。

(宮地)

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 10月10日、旧「体育の日」。現「銭湯の日」(1010の日)。都内の公衆浴場では谷中在住の墨絵画家、ジム・ハサウェイさんのプリント・タオルがもらえるということで、神原と山崎は15時過ぎから交代で、初音湯に出掛けて行きました。

 僕とアオキはちょっと早目に上がって、お台場のZEEP東京へ。佐野元春 & the Hobo King Bandのライブ「Plug & Play '02」。ファン・クラブ限定のため、本来は縁のないはずのものなのですが、TBSで働く友人Kに誘われて関係者入口から入れてもらいました。こういう体験は初めてだったのですが、別に悪いことをしているわけではまったくないにもかかわらず、ちょっと後ろめたさを感じたりもしました。まあ、ファン・クラブ会員ではないとはいえ、ツアーがあればほぼ毎回足を運ぶ熱心なファンではあるので、あまり気にする必要もないとは思うのですが。

 さて、マスコミ&関係者用にあてがわれた後方の席は、一般席とはノリが違い、演奏が終っても拍手しない人も結構いたりして、最初はちょっと戸惑ったのですが、徐々にそれも気にならなくなり、最終的にはとても楽しめました。佐野さんも、心から自分のことを応援してくれている人たちの前ということもあってか、とてもリラックスしている様子で、またそれがファンにも伝わって、会場全体がアット・ホームな良い雰囲気でした。会場としてはオール・スタンディングが一般的なのでしょうが、フロア全体に椅子を並べてゆったり聴けるようにしたのも良かったのでしょう。また、ここ数年、どんどん声が出なくなってきていて、ちょっと心配していたのですが、それも少し持ち直してきているようで、安心しました。

 ライブが終ってからは根津に戻り、3人で「鳥兆」へ。良い気持で呑んで喋って、楽しい夜となりました。

 品出しは、以下のようなラインナップ。音楽の本はほかにもいろいろ出しました(今日は全部クラシック)。

 雪華社 『日本の現代文学』 吉田健一 1800円 B(初版・函)
 新評社 別冊新評『野坂昭如の世界』 2000円
 集英社 『アルファベット』 野坂昭如 1000円 B(初版)
 中央公論社 『エロスの妖精たち』 〃 1500円 B( 〃・帯)
   〃   『童女入水』     〃   1500円 B(  〃 )
 話の特集 『話の特集の特集』(100号記念臨時増刊) 1800円 B

 白水社 『現代の名ピアニスト』 ヨーアヒム・カイザー 1800円(函)
 東京創元社 『ベートーヴェン・ピアノソナタ』 諸井三郎 2000円 B(初版・函)
 音楽之友社 『ピアニスト』 野村光一 1000円 B
   〃   『今日の演奏と演奏家』 吉田秀和 800円 BC
 ラジオ技術社 『世界の指揮者』     〃   1200円
 芸術現代社 『フルトヴェングラーの名盤』 宇野功芳 1000円 B

(宮地) 

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 あとまわしにしていた、店の名刺代わりの栞づくりをする。
 パソコンで版下を作る→プリントアウト→文房具屋さんで色画用紙を買う→B4より微妙に大きい色画用紙をB4に裁断する→色画用紙に両面コピー→B4サイズを16枚の栞に切り分ける→Secondhand Books HOROの文字のところに消しゴムスタンプを気分で色や柄を変えながらポンポン押す→乾かして出来上がり。(どんなにパソコンを駆使しようともいつの間にかほうろう的ペースになってしまうのだ。)
 版下は既にあるので、いつもは色画用紙を買うところからの作業になるが、文字が虫眼鏡級に小さくなってしまっていたのを、今回は何日か前に手直しを加えたので、地味な改良版、だったりする。
 今日の品出しは洋書のハーブの本などを。
(アオキ)

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 早番で出勤。少し早めに上がらせてもらって、アオキと神宮球場へ。ヤクルト対中日最終戦。

 想像通り、もうこれでもか、といった消化試合でした。ドラゴンズをこよなく愛する僕でさえ、お金を払って観るのはどうかと思うような。でも、まあ、招待券だからいいのです。 朝日新聞販売店の読者プレゼントでゲットした9月6日のチケット。雨で流れて今日のになりました。当初「消化試合だなぁ」と思っていたのが、9月の福留の活躍で「首位打者のかかった熱い試合が観れるかも」という希望に変わりつつあったのですが、ここ数日の福留の驚異の頑張りのせいで、結局消化試合になってしました(本日福留は打席に立たず)。残念。とは言え、ゲームの推移に一喜一憂せずのんびり野球を観ることもそうはないので、それなりに楽しいひとときでした。広いところで飲むビールはおいしいものです。

 品出しは以下のものなどを。

 早川書房『夢の播種』  日影丈吉 2000円 (初版・帯)
 白水社 『泥汽車』    〃   1000円 (  〃 )
 冬樹社 『山川方夫論』 金子昌夫 3000円 B(  〃 )
  〃  『山川方夫珠玉選集』 上下3600円 B(  〃 )
 新潮社 『愛のごとく』 山川方夫 2000円 (  〃 )
 世田谷美術館 『坂口安吾展』図録 1500円 
 朝日新聞社 アサヒグラフ別冊『井伏鱒二の世界』 2000円
 角川書店 『ぎゃんぶる百華』 阿佐田哲也 1000円(初版・帯)  

(宮地)

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 昨日、今日と、久しぶりに週末がお天気に恵まれたことと、谷中芸工展が始まったこともあってか、町にざわざわとした気配が感じられた。店内も終始賑わい、気持ちの良い週末。
 芸工展では、ひとりでも多くの人に足を運んでもらいたいという下心で、カードラリーというのに参加している。ところが、下心報われず、で、カードラリーに参加している多くの人は、カードだけサッと手にすると棚には目もくれず次へ向かってしまうのだ。いろいろな参加の形があって楽しいのだけれど、少々寂しくもあり。
 来週は時間を作って、私も久しぶりに谷中をぶらぶらしてみようかな。
(アオキ)
 

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弱り目に崇り目。泣きっ面に蜂。
財布を失くした。
幸い、クレジットカードも、キャッシュカードも神輿を担いだ時に抜いたままで入っていなかった。現金も、支払いの後だったので3千円ほどしか入っていなかった。
それでも、どうにも気持ちがおさまらなかったので、宮地に付き添ってもらって近所の交番に届けにいった。

住所、氏名、生年月日に始まり、かれこれ一時間ほど丁寧に状況を尋ねられ、調書が書き上げられていく。
しかし、被害についてはなかなか訊かれない。
(居心地が悪くなってきた。)

「カード類は入っていなかったんですね。では、財布に入っていたものをここに書いてください。」
千円札3枚、小銭4百円ほど、サミットのポイントカード、谷中珈琲のポイントカード‥‥‥。

「それと、その財布の時価はどのくらいですか?」
「ろ、六百円くらい‥‥‥。」
「ぷッ。あ、ごめんなさい。ろっぴゃくえんとは、ビミョウな値段ですね。」

まさか、財布の値段まで訊かれるとは。
アラ?これじゃなんか、10円拾って交番に届けるのと同じ?

なんだか、急に笑いたくなってきた。
(アオキ)

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 今日は、台東区立図書館の利用カードをつくりました。

 先日、お客さんに台東区立中央図書館の評判(結構使える!)を聞いたのですが、その際にいただいたパンフレットによると、インターネットによる蔵書検索&リクエストのサービスがつい最近始まったとのこと。「これは使える」というので、さっそくカードをつくったわけです(区内在住・在学・在勤は問わないということも、今回はじめて知りました)。このシステムを使えば、自宅で検索をして、借りたい本やCDを予約して、最寄の図書館(僕の場合は谷中コミュニティーセンター図書室)を指定すれば、あとは到着次第受け取りに行くだけでOK。夜中の0時から朝7時までは使えないということ、本に比べるとCDの検索に問題がありそうなど、ちょっとした難点はありますが、まあ便利でしょう。文京区がやってくれるともっとうれしいんですけどね(ネットでの検索だけでもずいぶん助かるのですが)。

 あと、ついでというわけでもないのですが、北区立図書館のカードもつくりました。よく利用している文京区の本駒込図書館の、ほんの目と鼻の先に田端図書館があることを、これまた最近知ったので。わりと小さめの図書館ですが、ここを通して北区の全館と繋がりますからね。ちょっとうれしいです。もちろん文京区の図書館で他区の本を借りることも可能ではあるのですが、検索も出来ないし、気分的に面倒ですからね。

 さて、そんなこんなの後に出勤。今日も調子がでてきたのは暗くなってからでした。

 国書刊行会 『世界魔法大全』 全5巻6冊 17500円(初版)
 東京コピイ出版部 増補大改訂『武芸流派大事典』
              綿谷雪、山田忠史 編 10000円

などを出しました。おととい出した品切文庫が順調に売れていることが、心の支えです。

(宮地)

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 本日は昨日ほど労働意欲が湧かず、暗くなるまではダラダラとした仕事ぶりに。なかなかうまくいかないもんです。夜になって、ようやく少しギアが入り、ちょぼちょぼ品出ししました。

 岩波文庫 『ゼーロン・淡雪』 牧野信一 1000円(初版)
 福武文庫 『バラルダ物語』   〃   1000円( 〃 ・帯)
 中公文庫 『黒岳の魔人』  角田喜久雄 1500円( 〃 ) 
  〃   『神変白雲城』    〃   1500円( 〃 ・帯)
 講談社文庫 『月と太陽諸国の滑稽譚』 
         シラノ・ド・ベルジュラック 1500円(初版)
 国書刊行会 『鏡花コレクション』 泉鏡花
             須永朝彦 編 全3巻  6000円(初版)


 ところで、ここ最近の帰宅しての楽しみは、福留(ドラゴンズ)の打率を調べること。この首位打者争いで、さらにひと皮むけることを期待してます。

(宮地)

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 出勤前にアオキと三百人劇場へ。小林政広監督作品『歩く、人』。主演は緒形拳。ガラガラでしたが、水族館劇場の石井佐代子(葉月螢)さんがお目当てだったこともあり、僕は楽しめました。

 さて、昨日早めに仕事を切り上げたせいか、今日は自分でも驚くほど労働意欲に満ち溢れていて、ほとんど休憩せずに、バンバン品出ししました。以下に書き出したものも含めて、版元品切の文庫を50冊ほど(うち岩波14冊)に、ハードカバーを少々、普通の文庫や均一本も含めたら、軽く100冊は超えていると思います。どうぞじゃんじゃん買ってください。

 中公文庫 『妖木犬山椒』 深沢七郎 1000円
  〃   『怪奇な話』 吉田健一 800円(初版・帯)
  〃   『物語 近代日本女優史』 戸板康二 800円(初版・帯)
 福武文庫 『太陽の便り鼻から昇る』 青野聰 750円(初版)
  〃   『風狂王国』 アンドレ・マルロー 800円(初版・帯)
 角川文庫 『蜘蛛の館』 山田智彦 800円(初版・帯)
  〃   『怪しい来客簿』 色川武大 800円(初版)
 講談社文庫 『砂絵呪縛後日怪談』 野坂昭如 1000円(初版)
 集英社文庫 『怪奇小説という題名の怪奇小説』 
                  都築道夫 800円(初版)

 実業之日本社 『怪奇の創造 城昌幸傑作選』
                 星新一編 1800円(初版・帯)
 筑摩書房 『平坦な戦場でぼくらが生き延びること』
                椹木野衣 岡崎京子論 1000円 B
(宮地)

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 台風のため、20時で閉店しました。

 今回は「戦後最大級」という前宣伝がすごかったせいか、夜になって、人も車もばったりなくなりました。店内にわずかばかり残ったお客さんも、たとえば高校生ぐらいの立ち読みの少年が、お母さんからの携帯への電話で渋々帰途についたりといった具合に、ひとり減りふたり減り、20時になるころには、とうとうゼロに。そろそろ風も強くなってきていたので、そこでおしまいにしました。家に帰りつく直前に雨が強烈になり、台風情報をみているうちに風も猛烈になってきて、ぎりぎりセーフ、好判断だったようです。

 確かにすごい風でしたが、テレビのリポーターのように港や灯台に立ってるわけではないので、「戦後最大級」は強さよりはスピードといった印象でした。

 文遊社刊『鈴木いづみコレクション』全8巻を出しました。初版帯付き9600円です。

(宮地)

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