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日々録   2002年4月

今年のゴールデンウィークは暦どおりの休みの人が多いのかもしれませんね。
そのうえ今日はこの空模様で、店内は寂しいものです。
でも、後半に向けてせっせと本出しています。
時間がなくて書名を控えてきませんでしたが、建築関連の本をまとめて出しました。

新刊の雑誌の最新号、二誌入荷しています。『eat』10号、特集はPIG、そうブタです。800円。
もう一誌は、『中南米マガジン』11号。W杯ウルグアイ代表応援クイズ「ウルグアイはいいグアイ」、「ズバリ!音楽評」に「おかいもの中南米」ほか、盛りだくさんの内容となっています。470円。

(アオキ)

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 来月の今月の一冊用に吉村昭/著の『東京の下町』を読み、荒川区の日暮里図書館に吉村昭コーナーがある事をネットで知ったので、一応見ておこうかと、遅番で出勤してきた宮地に留守番を頼んで出掛けた。どうせなら、吉村昭が少年期を過ごした養性寺、羽二重団子付近を周り、根津に出て守本さんの所で表紙の取込みもお願いしてもらうことにした。
 ひとり勝手に休み気分を味わいながら、爽やかなゴールデンウィークのミニサイクリング。
 日暮里図書館のコーナーは、全著作と数枚の写真、自筆の原稿などあるけれど・・・、一応選集の自筆年譜だけコピーして出てくる。
 本によると、日暮里あたりも空襲でかなり焼けてしまったらしい。今は交通量の多いだだっ広い道路と高いビル。当時を忍ばせる雰囲気はあまりない印象。路地を覗くとそこはホテル街で、キョロキョロするのもはばかられる感じ。まあ、いいや。急激にお腹も空いてきたので早いとこ根津に向おう。
 守本さんの所に着いた時には既に空腹で意識は朦朧としていたが、確実に仕事はをこなし(嘘、全部やってもらう。)食事にありつけることを心の支えにやっとの思いで店に戻る。
 店も、ゴールデンウィーク独特の賑やかな雰囲気で満たされていた。よかったぁ。

 夜のビールが美味しい一日となりました。
(アオキ)

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 今日はとても寒かったですね。店では(たぶん)一ヶ月ぶりくらいでストーブをつけました。まあ、ちょっと大袈裟な気もしたのですが、3月の後半あたりから灯油を大事に使い過ぎて、今年も余してしまいそうだったので、丁度よかったのです。冬だとちょっとやそっとじゃ暖かくならないのに、今日はすぐにポカポカしてきましたから、寒いと言っても知れているということがよく判りました。

 さて、今日もあれこれ出しましたが、一応の目玉は角川文庫の鮎川哲也15冊くらいでしょうか。状態があまりよろしくないので値段は300円〜600円です。鮎川さんの本は、最近、創元推理文庫でまとめて再刊されましたが、角川版の、永田力の絵に緑の背というのも、捨て難い味があると思います。他に、新潮、河出、講談社といったあたりのものも、少しですが出しました。
 実を言うと、これらは、もともと僕の蔵書だったものなのですが、もう読むこともないと思い、店で売ることにしたものです。以前は、もう読まないと思っても、なかなか手放せなかったものですが、この仕事を始めて随分経ち、こと本に関しては、所有欲がどんどん無くなりつつあります。ちょっと寂しいですけど、良いことなのでしょう。

(宮地)

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 昨日、『彷書月刊』の最新号が送られてきました。

 この雑誌は、世間一般にはあまり認知されていないかもしれませんが、ユニークな特集と古書店の目録を中心に据えた「古本と古本屋さん、すべての本を愛する方のための情報誌」です。3年ほど前から定期講読をして4人で回し読みしていたのですが、「どうせだったら店にも置こう」ということになり、今年からは委託での販売も始めました。1冊600円です。「そんな雑誌知らない」という人も、是非一度手に取ってみてください。

 さて、 通巻200号となる今回の特集は「古本のへそ」。坪内祐三、河内紀、坂崎重盛、岡崎武志の4氏が、それぞれ限られた予算(2000円、4000円、6000円、8000円。くじで決定。)のなかで思い思いに古本を買い、それを披露しながら宴会をするという座談会、「がっちり買いまショー」をはじめ、盛り沢山の内容です。個人的には、アンケート「お気に入りの古書店・古書目録」で、「千駄木の古書ほうろう」を挙げてくださった方がいたことに、感激しました。こういうのは本当に励みになります。おかげで今日はもりもり働けました。

(宮地)

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ふじわらいずみさんの楽しそうに話す顔を思い出しながらの帰り道、
ふと見上げると、夕暮れの空にダイエーのようなお月さまが浮かんでいたよ。

さて、昨日、今日と張切ってたくさん本出しました。

平凡社 コロナブックス『白洲正子の世界』 白洲正子/著 1000円
新潮社 とんぼの本『やきもの蒐集入門』 出川直樹/著 1000円

筑摩書房 ちくまライブラリー31『東京キーワード図鑑』 
                         陣内秀信/著 小林雅裕/写真 700円
六興出版 『東京・四半世紀の変貌』 松原茂穂航空写真集 1500円 (1983年)

岩波書店 ビジュアルブック江戸東京 各1300円
        4『昭和30年東京ベルエポック』 川本三郎/編 田沼武能/写真
        5『水の東京』 陣内秀信/編
      別巻『震災復興大東京絵はがき』 近藤信行/編 尾形光彦コレクション

岩波書店 ビジュアルブック水辺の生活誌 各1300円
        『佃に渡しがあった』 尾崎一郎/写真 ジョルダン・サンド 森まゆみ/文
        『空港のとなり町羽田』 横山宗一郎/写真 宮田登/文

太田出版 『日本焼肉物語』 宮塚利雄/著 900円

他にも、料理の本など並べました。

(アオキ)
*ダイエーのような月・・・いずみさんの詩に書かれているお月さまです。

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 今年はここまで、ここ数年になくクラシックばかり聴いているのですが、そうすると、どうしても演奏会にも行きたくなってしまいます。そんな訳で、今月は前売券購入貧乏に陥ってしまいました。10月、11月といったピークの時期のものが、今月まとめて発売になったためです(特にマウリツィオ・ポリーニのイベントが効いてます)。そこで、今日はちょっとお金を作りに、お茶の水のディスクユニオンまで行ってきました。

 さて、本やCDを売りに行く時は、あらかじめ目標額を設定して、そこに届くようにモノを選ぶのですが、今回はそうやって選んだなかに、1枚うれしい誤算があって、ちょっと得した気分になりました。フィラデルフィア・ソウルの名盤『BLUE MAGIC』がそれで、なんと2400円! とてもいいアルバムなのですが、最近はあまり聴かなくなっていたので、切実に求めている人の手に渡るのがよいのでしょう。(ちなみに僕は、O・V・ライトの『A Nickel And A Nail And The Ace Of Spades』を必要としています。誰かお持ちじゃありませんか?)

 という訳で、少しお金が余分に入ったので、中古盤を2枚買って帰りました。

 『カフェ・ルーゾのアマリア・ロドリゲス』 2800円(オーマガトキ SC-3126〜7)
 『オリジナル・ラブ』 800円(ワンダフルワールド WWCO-004)

 アマリア・ロドリゲスはポルトガルの民俗音楽ファドの世界で「女王」と呼ばれている人です。今年の2月くらいに図書館でベスト盤を借りて以来のファン。最高傑作と評価されているこのアルバムと、こういうタイミングで出会えて、とてもラッキー。ジャケットよし、演奏よし、の素晴らしい2枚組。

『オリジナル・ラブ』はメジャー・デビューする前のインディーズ盤。一昨年ようやくCD化されたのですが、何となく買えずにいたもの。20歳の頃、僕は本当にこのバンドが好きでした。最高。

(宮地)

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 詩人ふじわらいずみ、放浪の途上、本日束の間の帰京。石垣の泡盛『八重泉』を手みやげに、ほうろうに現わる。サトウキビの与那国から、昆布の利尻へと向う途中の、短い滞在だそうです。

 今日は、昔のジャズ小説を2冊出しました。

 早川書房 『黄金の街』 エヴァン・ハンター 著 1200円 (1974年)
 晶文社 『ジャズ・ストリート』 ウィリアム・メルヴィン・ケリ− 著 1000円 (1969年)

(宮地)

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予報より降り始めるのが早く、開店時間には既に本降り。
あぁ、売上げが・・・。
まあ、よい。今日は風がないので、久しぶりにコンシンネの水浴びをさせてあげよう。
2メートルは越したであろうコンシンネの大鉢を外に運ぶ。

私はまだ行ったことがないのだけれど、原宿のジョンブルで開催されているフリースタイルのリーディングイベントBOOKWORMの雑誌版『BOOKWORM mag』をカワグチさんが持ってきてくれたので、早速奥のテーブルに並べた。カワグチさんの文章は「サンドバーグという詩人について」(p.50)。→GO "BOOKWORM Online"

夕方から昨日預かった買取りに取りかかる。私の担当分はほとんど料理の本。
一冊一冊必要以上にゆっくり見ながら、計算しているのか、目を癒してるのか。

そんなこんなで一日が終ってしまった。もっと働いた筈なのに。
(アオキ)

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 今日は夕方から買い取りラッシュだったのですが、そのうちの大口の一件が埃だらけで、急性ハウスダスト症候群?になってしまいました。「くしゃみ爆発、頭ぼぉー」という、花粉症と同じ症状のやつです。いつもはちゃんと用心して、必ずマスクをしてから取りかかるのですが、今日はちょっと油断してしまったのですね。失敗しました。結局そんな状態でくたくたになって帰ってきたので、本日はこれでお終いにします。

(宮地)

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 来週の土曜日(4月27日)より、千石の三百人劇場で 「女性映画の名匠 中村登の世界」が始まります。

 監督中村登は、全盛期の松竹大船撮影所を支えた一人で、松竹の誇る女優陣を主役に据えた文芸映画の数々で知られる人です。 今回は82本にのぼる作品のうちの42本を集めての上映。岡田茉莉子、岸恵子、岩下志麻、桑野みゆき、有馬稲子、倍賞千恵子、司葉子といった方々の、もっとも美しかった頃の姿を観ることが出来ます。また、期間中の5月4日には岡田茉莉子と蓮實重彦の対談も予定されています。

 個人的には、ファンである若い頃の有馬稲子の出演作がたくさん上映されるようで楽しみです。また、武満徹が音楽を担当しているものが(単独での初担当作を含め)10本以上あり、興味を惹かれます。山田五十鈴、笠智衆、高峰秀子、佐田啓二、岸恵子(これがデビュー作)という豪華な顔ぶれの『我が家は楽し』(1951年作)も是非観てみたい作品です。

 簡単な作品解説と上映予定の載ったチラシがほうろうに置いてありますので、興味のある方はお持ちください。また、今回から前売券も取り扱うことにしましたので、そちらの方も是非御利用ください。1回券1200円、5回券5000円、10回券9000円です。

(宮地)

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ゆうべ、宮地が観戦に行ったサッカーの日本対コスタリカ戦をニュースのスポーツコーナーで見ていたら、始球式で小泉首相がヨロヨロとボールを蹴っていた。
ギョッとしたのはその時の超満員の観衆からの掛け声だ。

「コイズミニッポン!コイズミニッポン!コイズミニッポン!・・・」

折しも、真紀子やら何やらで騒いでる脇をすり抜けるように有事法案が閣議決定した矢先だ。
この無邪気な声援に、寒気がした。

案の定、宮地たちは野次っていたらしいのだが、そんな小さな声はかき消されてしまうのだ。
恐ろしい。

さて、本題。
水族館劇場の前売券の発売開始しました!

『ワールズエンドワルツ 白鳥の歌』
  処 ■駒込大観音光源寺境内特設野外劇場[水の塔]
     南北線本駒込駅徒歩3分/千代田線徒歩7分/都営三田線徒歩5分
 日時 ■5月18(土)、19(日)
       24(金)、25(土)、26(日)
       30(木)、31(金) 6月1(土)、2(日)、3(月)
       夜7時スタート   
木戸銭 ■前売   3400円(5/10迄)
     電話予約 3600円(5/17迄 TEL/042-945-6043、090-7200-3503)
     当日   3800円(劇場窓口にて発売)
     高校生  2000円(当日のみ)
     全公演桟敷自由席

一年に一度のお楽しみ。 いよいよ、 あとひと月で始まります。もう、気もそぞろ、落着かないぞ。

(アオキ)

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 早番で出勤。午前中はすごい風で窓の外を不燃ゴミの袋が舞っていました。不燃ゴミは回収時間が遅く、おまけに軽いので、こういう時ちょっと困ります。

 夕方、少し早上がりさせてもらって横浜国際総合競技場へ。サッカーの日本代表戦、対コスタリカ。前半は退屈でしたが、後半は目の前でアレックスの攻め上がりが何度も見られ(一度として得点には繋がりませんでしたが)、興奮しました。明神の「あれ?入っちゃった!ゴール」や、コスタリカGKとそのチームメイトによるゴールネット修繕などもありましたしね。勝ってほしかったけど、まあ、負けなくてよしとしましょう。

 試合後は、一緒に観戦した学生時代の友人と彼の仕事の同僚2人の計4人で、横浜で一杯やりました。サッカー好きの人たちと、ああだこうだと話をするのは久しぶりのことで、楽しい一夜となりました。

(宮地)

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昨日の続き、板張りの下準備。
 
 1000円払うと、壁板の裏に名前や好きな言葉などを入れられるというので、私も払った。これで後世(?)に今日の出資者達の名前が残るのだ。
 
手順は以下の通り。
1)壁板の上下を見極める。 逆さに張られた板は後で泣くのだそうだ。
  (この時、壁板の両端の凸と凹の溝の方向は無視する。)
  簡単な見分け方は、枝は下の方が太いから節目の大きい方が下。
 
2)上下を見極めたことにより壁板の凸と凹が一方方向ではなくなるので、右凸と左凸のグループに分ける。

3)それぞれのグループ内で、更に節目の多い板と少ない板に分ける。

4)壁の柱間の必要枚数(今日の場合は16枚)を右凸か左凸の一方方向で構成する。
  その際に節目が多い板は部屋の端よりにして、中央にはきれいな板がくるようにとか、
  寸法合わせで丈がカットされることなんかも考慮しながら、仮配置する。

5)配置順に通し番号を付ける。板を適当な寸法にカットする。

6)ここで、出資者達は墨と筆で壁板の裏に思い思いのことを書き入れる。

7)番号通りに実際壁にはめながら、物差しでは図りきれない部分など更に微調整する。
  そういう微調整の仕方とか、一番最後の壁板のはめ込み方の工夫にいちいち感心してしまう。
 
 そうこうしている間に、お昼の時間。これから本格的に進む午後の作業に後ろ髪を引かれつつ、私は店に戻る。

 楽しかった! 古民家を多く手掛けてきた棟梁の塚田さんと、左官の親方(名前を聞き忘れてしまった)お二人の温かい眼差しが印象的で、職人としての大きさを物語っているようだった。ずーっと、彼らの仕事を見ていたかった。

 おまけのいいこと。
 今回撤去した蔵作り付けの棚の古材の中から、何本かいいのを貰えることになった。ちょうど机の脚用の角材を買おうと思っていたところ。
 店で昼を食べた後、仕事を始めても気はそぞろ。早々に古材を貰いに戻り、 荒居さん、山崎さん、仰木さん、岳君たちに手伝ってもらって釘抜きをしたり、作ろうと思っていた机の脚の寸法にカットまでしてもらって、結局4時頃まで本業の仕事をサボってしまった。充実の日曜日。

(アオキ)

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 本日、第13回「けんこう蔵部」は、蔵のお化粧ワークショップと健康体操。
 情報トピックスで、専門家の指導をうけて壁塗りに挑戦しよう!を読み、実は我が家の傷み始めた洗面所の壁塗りを考えていた私は、鏝(こて)使いを習得できるチャンスかもとすぐさま参加を申し込み、今日が来るのを心待ちにしていた。

 重い瞼をこじ開け、身体が資本だからときっちり朝ご飯を平らげて、蔵に向った。
 先ずは、みんな揃ったところで健康体操から。端から見れば仕事前の軽いストレッチだと思うけど、日頃背中丸めてる古本屋には辛い。でも、すっきり晴れわたった青空を仰ぎながらの体操は実に爽快で、徐々に寝ぼけた脳ミソが覚醒していく。

 身体がほぐれたところで、蔵のお化粧。仕事は一階の壁の板張りと、二階の壁の傷んだ壁の塗り直し。
 で、個人的課題の壁塗り。
 左手にセメントのような壁材を乗せるパレットのような板を持ち、そこから右手に持った鏝を壁に向けてくるっと返すように掬い取って塗る。見たままを文章に書けばこれだけだけだし、左官の親方がやると膝を柔らかく屈伸しながらリズム良く、こともなげ。
 けれどいざ自分で始めると、左手はほんの数分で壁材のずっしりした重さに筋肉が震え始め、何回やってうまく鏝に掬い取れず壁の真際で壁材がぼてっと下に落ちる。何とか、壁に到達しようとも砂を水で捏ねた様な質感はなかなか壁に馴染まないし、伸びない。そうかと思えば、隙間なく塗りたいのに離れたところにびたっと付いてしまう。いじり過ぎれば、あっさり剥がれてくる。
 これは、手強い。というか、お手上げ。 一瞬にして、松崎の入江長八を思い出し、心の中でひれ伏した。それでも、壁にパレットの端をくっつけて、ぼてっと落とさないように自分なりに工夫しながら頑張るも全くはかどらず。結局一枡も出来なかった。トホホ・・・。
 
 長くなりそうなので、続きの壁板張り準備編は明日。(ほんとは、すごく眠くなってしまった。)
(アオキ)

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明日の左官仕事に支障の無いよう、今夜はたっぷり睡眠時間が欲しいので品出し情報だけです。

 冬青社 『東京の路地を歩く』 笹口幸男/著 1000円
 講談社 『東京横町の酒房』 笹口幸男/著 小椋利文/写真 800円
 丸善 『消えゆく日本』 桐谷エリザベス/著 桐谷逸夫/訳・画 1000円
 山海堂 『東京自転車散歩案内』 港サイクリングクラブ/編 800円
 作品社 『私だけの東京散歩 下町・都心篇』 800円
 紀伊國屋書店 『東京の社会経済史』 石塚裕道/著 1200円
 INAX ALBUM 13『汽車住宅物語』 渡辺裕之 600円
 INAX ALBUM 16『「江戸−東京」河岸綺譚』 榧野八束 600円

では、おやすみなさい。
(アオキ)

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 先日、買い取りでグルメガイドが何冊か入ってきた。
 でも、そういうのに載っているお店は大抵いつも同じ顔ぶれなので、見ただけで既に行ったような気分になってしまう店が結構多い。
 ところがその日入荷した中には、激しいタイトルが目を惹く『こだわりの店乱れ食い』伊丹由宇/著というのが混ざっていた。どうやら、ビックコミックオリジナルに連載されているコラムをまとめたものらしい。
 目次を見ると、文京区はたったの2軒。うち1軒は、薬膳カレーでお馴染みの「じねんじょ」、そしてもう1軒は本駒込の点心料理「香港小雅園」。
 聞いたことがない店だ。

 料理人は香港の名店で修行すること二十数年。「ウチの店、ホントーの香港の味。修行キビシイのこと多かったから(笑)、料理絶対自信ある。大丈夫」という頼もしい言葉とは相反するような、彼の控えめな写真映りに「うん、旨いに違いない」と確信した。

 早速、店の場所を確かめてきた宮地から、とんでもない報告があった。
「あのさぁ、いいことなのか判らないんだけど、なんと、4月いっぱい全品3割引らしいよ。もちろんビールもね。」
 人は、目の前に信じられないほどの幸せがぶら下がると、とかく不安になったりするものだ。
 大丈夫、善は急げ!
 という訳で(前振りが長くなりましたが)、「香港小雅園」へ行ってきたのであります。

 水餃子、海老とニラの蒸餃子、湯葉巻揚げ、大根餅・・・、もちろん全部手作り。
 はふはふっ、あつっ、ビール、ビール、んーうまい、うまい。あれもこれも全品食べたい!
 写真つきのメニューは見ているだけで充分目福。今日食べきれないものは、また今度来た時にしよう。

点心360円均一。その他、炒めもの、麺、ご飯もの等は700円位から。
ランチはマ−ボ−丼など、400円からあるらしい。
年中無休。午前11時半〜午後2時、夕方5時半〜早朝3時半。(ワォ!)
お店の人もとてもいい感じ。

香港には“利益は薄くても、お客さんが沢山くればいい”という諺があるのだそうだ。
ふむ。
(アオキ)

追記
 場所は不忍通り沿い、勤労福祉会館の斜め向いです(本駒込5-42-8)。

 どうでもいいことですが、作者の伊丹さんという人は、僕が中学生くらいの頃、『FMファン』でビルボードのヒット・チャートに関するコラムを書いていた人だと思います。
(宮地)

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谷根千69号入荷しています。今号は特集は「緑の台帳をつくろう」と「河口慧海と根津宮永町」のふたつ。どちらも、読みごたえありそう!

もう1年以上前のこと。考え事に目が冴え、寝つけなくて、朝早く散歩に出たことがあった。
あてもなく町の中をぐるぐると歩き回り、いつもは自転車で登れない石段を上ってみたり、細い路地を彷徨ったり。
その時見つけたのは屋敷森で、東京にいるのを忘れそうな自然力任せの鬱蒼としたその一画は、圧倒的な強さをもって私に迫ってきた。
(よし、ここは私の秘密の場所にしよう。)
そう決めると、余計にわくわくして元気が湧いてきた。

幸い屋敷森は、「千駄木ふれあいの杜」として多くの人々の協力のもと残されることになったそうだが、様々な事情から、至る所で木が切り倒されている、という話を聞くとズキンと胸が痛む。
手入れの行き届いた花壇も綺麗だが、野放しにされているような草木や、一本の大木からは生命力の源を貰っている様な気がする。
自分も含め、どうか一人でも多くの人が、いつでも木霊を感じられる身体でいることを切に思う。

もうひとつの特集、河口慧海はいつか読もうと思いながら後回しになっていた人なので、ゆっくり大事に読もうと思う。
(アオキ)

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 僕も昨晩は夜更かしして一冊読みました。ちょっと前に講談社から出た、『牙-江夏豊とその時代』という本。書いたのは後藤正治。主にスポーツの分野で知られるノンフィクション作家です。前に読んだ『スカウト』という作品(広島カープの名物スカウトだった木庭教に取材したもの)が印象に残っており、数日前に買い取りで入ってきたこの本も、早速借りて帰って読んだというわけです。

 昭和40年代、阪神タイガース在籍時代の、「江夏がもっとも江夏らしくあった時代」を、江夏本人および、当時のチームメイト、対戦相手、新聞記者などへの取材(作者の言葉を借りれば「江夏への旅」)を通して浮かび上がらせようという試み。それは同時に、当時20代だった作者自身について語ることでもあり、そうすることで、分かち難く結びついているその頃の野球と時代の空気が、くっきりと目の前に現れてきます。

 現在急増中の(ように見える)阪神ファンはもちろん、すべての野球好きにお薦めします。店には明後日(4/12)出す予定(1200円)。同時に入ってきた『スカウト』は今日出しました。文庫新入荷棚、450円です。

(宮地)


追記
『都立水商』もたった今読み終えました。一見何の関係もなさそうなこの2冊の本(『牙』と『水商』)には実は大きな?共通点があったのでした。ちょっとびっくり。

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 昨夜は室積光/著『都立水商』を読み、不覚にもダ−ダ−、ズーズー泣いてしまい、今日は目の下にクッキリ隈の入った顔で過ごすことになってしまった。
 
 商業高校、工業高校、農業高校、水産高校があるのなら、水商売の職業高校があったっていいじゃないか。
 飲み屋で交わされた酔っ払いのそんな会話が、ほんとになってしまった!
 都立水商、専攻科は「マネージャー科」「バーテン科」「ホスト科」「ゲイバー科」 「ホステス科」「ソープ科」「ヘルス科」の7学科、場所は新宿歌舞伎町。

 あらら、どんな話になっちゃうの〜?と、どぎまぎしたり、吹き出したり。
 変化球かと思いきや、ど真ん中の直球勝負でありました。
 いやぁ、参った。
(赤地に白の水玉の装丁、帯に武田鉄矢や赤井英和の名前があるのにはマジでマイッタ。)

 一ヶ月前で図書館のリクエスト待ち11人。首を長ーくしていたら、店に入ってきたのでした。
(アオキ)

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目覚まし時計。
電話の呼び出し音。プッシュ音。
電子レンジ。炊飯器。
アイロン。携帯電話。レジスター。
あとは何があったっけ。
しゃべるトラックの「バックします。ご注意ください。」
そういえば、今の家にはないけど、実家のマンションには風呂のセンサーがあった。
しかも、正常に作動したことがなくて適温のお湯がたまっても、
「湯加減をみてください。」ばかり繰り返していた。

朝からいろんな電子音に囲まれて生きてるんだなァ、と思ってゾッとする時がある。
パソコンがピッピ言わないことが、せめてもの救いだ。
(アオキ)

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 2、3日前に売れ筋のマンガ(『北斗の拳』『ナニワ金融道』の全巻など)を売りに来てくれた50代くらいのおじさんが今日も来店。前回は『課長島耕作』が全巻に一冊足りなかったのですが、それを探して持ってきてくれたのです。その時の話。

「この前さ、マスターがないって言ってたのがあったよ」
 
 マスター!
 いやはや。
 この仕事を初めてかれこれ7年近く。「ご主人」だの「社長」だの「店長」だの、いろいろな呼ばれ方をしてきましたが、「マスター」というのは初めての体験。一瞬固まってしまいました。「マスター」じゃ、何だか『失恋レストラン』みたいだなと思い、ちょっと凹みました(小学生の頃、自分と同じ「健太郎」という名前の歌手が一躍脚光を浴びた時の、何とも言えない居心地の悪さを思い出しましたね)。まあ、「社長」よりはいいけど。

(宮地)

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 中番で出勤。その前に、今シーズンに入ってから初めて、イチローのゲームを観ました。まあ、2打席目までなので、堪能したとはとても言えないのですが、とりあえず、去年とあまり変っていないマリナーズのスタメンの顔ぶれを一通り見て(新加入の三塁手のことも認識して)、期待を新たにしました。
 去年は、HPを開設して日々録を書き始めたのと、大リーグの開幕がほぼ重なったせいで、4月は結構イチローのことばかり書いていたような気がするのですが(こんな感じ)、それだけ、「どれだけやってくれるのだろうか?」と毎日ドキドキしていたのですね。それに比べて今年は、「まあ大丈夫だろう」とすっかり安心しているので、いろいろ事情はあったとはいえ、今日まで観る機会がなかったと言えそうです。こんなことではいけないので、明日からちゃんと応援に励もうと、たった今、心に誓いました。
 ところで、阪神タイガースが強いのは大変結構なことですが、ドラゴンズもなんとかならんもんかな。

(宮地)
 

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 早番で出勤。少し早めに上がらせてもらって、夜はアオキとふたりで千石の三百人劇場へ。

 3月26日の日々録でもお知らせした藤木勇人のひとり芝居を観に行ったのですが、いやぁ、楽しかったです。まだ明日、明後日の公演が残っているので詳細について記すことは控えますが、ゲストのボブ石原と組んでの前半、一人での後半ともに、たっぷりと笑わせていただきました。近所にお住まいの沖縄好きの方は、是非行かれることをお薦めします。

 明日6日(土)は17時より、明後日7日(日)は14時より、です。
 
(宮地)
 

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 本駒込図書館から連絡があり、リクエストしていた小沢健二の新譜が届いたということで、喜び勇んで取りに行ってきました。タイトルは"Eclectic"。2月27日の発売から一月を経て、ようやく聴けました。本当なら、何をおいても発売日に購入するべきものなのですが、ここしばらく諸事情によって、「図書館で借りれるものは買わない」という方針を貫いているので、仕方ないのです。店で夕方前に1回と夜21時頃から2回、合わせて3回聴きましたが、当然仕事をしながらで、歌詞カードを見ながらという訳にもいかず、まだちょっとどんな意見も言いようがないといった感じです。まあ、僕個人にとってとても重要な作品となった彼のソロ第1作も、全ての曲が本当に心に響くようになったのは、何十回も繰り返し聴いてからのことでしたし、のんびり構えてじっくり聴こうと思っています。

 さて、肝心の仕事の方ですが、黙々と品出しをしました。何も控えてこなかったので、その内訳をここに記すことが出来ないのが残念ですが、結構いろいろ出しました。『フランス世紀末文学叢書』(国書刊行会)のバラ出し(全部はないです)などです。

(宮地)
 

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本日の品出し

PARCO出版 合田佐和子作品集『パンドラ』 \3500
               『眼玉のハーレム』 B \2500 
天井桟敷の舞台美術ですよね、きっと。
わっしは寺山修司、好きかもしれないけどお会いしたことありませんわぃ。
かんけいないけどレオン・ラッセルの“CARNEY”聴きながら彼女の髑髏を凝視してたおったらおどろおどろした陰にしっかりといとおしさが感じられて来たけどじっさいにはずっとあいしてたひとではないので高い値はつけてません、おとくなはずです。

他、美術出版社 日本の広告美術――明治・大正・昭和 3‘パッケージ’ \5000
  これ、現在あいしてますNo.1。
  売れなければいい。
  喫茶店のマッチ箱あつめたことのある人は除いてあげるけど。

(山)

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さて、仕事のことは何も書かないキャラクターを目指した1年前でありました(そう宣言してはじめたものでありました)が、ここにきて、品出しくらいはちゃんとしないと、いけないみたい、じゃなくて、わっしも時折、働きます。せっかく、こんなすばらしいホームページなるものを、やらせてもらえたのですから、時折、顔出しマス。でも、う〜〜む。やっぱ、飲みに行きたし。明日だな。
(山)

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月曜日だというのに、絶え間なく買取りの続く一日。
わたしたちの知らないところで、世の中がお休みだったりするんだろうか、エイプリルフールは。

その中から早速並べました。一番下の四手井綱英さんは森まゆみさんの著書 『森の人 四手井綱英の九十年』の、まさにその人です。

めこん 『メコン』 横山良一/著 1800円
小学館 『チベット・曼荼羅の世界』 色川大吉/編 1600円
集英社 『私と同じ黒い目のひと ― チベット旅の絵本 ―』 渡辺一枝/写真・文 1100円
文藝春秋 『チベットを馬で行く』 渡辺一枝/著 1200円
社会評論社 『ぼくのチベットレッスン』 長田幸康/著 B 900円
旅行人ノート1『チベット』[改訂版] 1100円
法政大学出版局 ものと人間の文化史『森林』 四手井綱英/著 1200円


サミットでは、エイプリルフールセールという嘘かもしれないようなセールをやっていた。
チラシを見るとホールトマトの缶詰が、なんとビックリ、68円!(お一人様24個まで)
他にも、レタス、うなぎ、ココナッツサブレ等が破格だ。
騙されないように、はやる気持ちを押さえつつ宮地とふたりサミットに向う。

嘘じゃない。ほんとにセールしてる。
ワゴンの前に突き進み、おばさんと牽制しあいながら、トマト缶15個ゲット。
これじゃ、すっかりサミットに踊らされてる気もするけど甘んじて受入れよう。
でも、明日目が覚めたら、台所に木の葉が15枚ヒラヒラと・・・
なんてこともあるかもしれないから、まだまだ気は抜けないのだ。
(アオキ)

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