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日々録   2006年3月

[一箱古本市と「諸君!」]

不忍ブックストリート公式サイトではすでに発表済みですが、一箱古本市の店主さん募集は、応募者数が100名に満たなかったため、全員に店主さんになっていただけることになりました。応募してくださったみなさまどうもありがとうございます。

店主のみなさま、当日来てくださるお客さま、大家さんとして店先を貸してくださるお店屋さん、そして不忍ブックストリート界隈のお店屋さんと住人の方々、それぞれが楽しい一日を過ごせるようスタッフ一同一生懸命知恵を絞って当日を迎えたいと思いますので、何とぞよろしくお願いいたします。



そしてもひとつ。
風邪ひいたりで、日々録にアップするのが遅くなってしまいましたが。

発売中の『諸君!』4月号にほうろうが載ってます! 
記念すべき3月1日、文藝春秋社から届いた封筒を開け、普段ならうちの店とはあまり縁のなさそうな表紙を拝み、目次を探すのももどかしく「古本蟲がゆく」の池谷伊佐夫さんのイラストを探す。
あった、あった、見開きで、右がオヨちゃん(オヨヨ書林さん)、左がうち。わぁ、楽しい。
先日、イラストを原画と同じ紙にコピーしたものを池谷さんから送っていただいているので、どんなイラストになったかは知っているのだけど、やっぱり嬉しい。オヨヨさんを描いたイラストは初めて見るので、じっくり見る。横で宮地が、その前の頁も早く、と急かすので、1頁戻して、思わず二人で歓声を上げた。
なんと団子坂上にあった乱歩の三人書房のイラストが!
いやぁ、びっくり。こんなふうに構成していただいて感無量です。
ちょっと自慢できるのは三人書房よりも長続きしてることかなぁ。(笑)

本屋さんでぜひ見てみてください。お馴染み池谷さんの古書店見取り図でバーチャル体験、楽しいです!

それからひとつ訂正があります。取材に来てくださった日の日々録で、池谷さんは何枚もスケッチを描かれていた、と書きましたが、1枚のイラストをあらゆる方向から描かれていたそうです。
編集部の方としゃがんで棚の下の段の本を手に取り何やらお話しされてたり、かと思うと棚上の全巻揃いをご覧になったり、と、本当に丁寧に店内と本を端から端まで時間をかけて見てくださいました。そうして楽しいイラストが出来上がったのです。
ほんとうにどうもありがとうございました。

(ミカコ)


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[スローハンド]

 出来たてほやほやの新しい雑誌がほうろうに届きました。ゆったりした気分になれる、おとなのための音楽の雑誌で、名前は『音楽的日乗スローハンド』といいます。

 ブルース・スプリングスティーンが大好きな編集長の長谷川博一さんは、ぼくたちのちょっと年上の友人で、年に数回はこの界隈で飲んだり歌ったりする間柄なのですが(小奈やさんで、吉田美奈子の『GIFTED』をハモったときは、楽しかったなあ)、どんなに酔っぱらっていても、話が音楽に及ぶと眼の輝きが増す、尊敬する聴き手です。『スローハンド』は、そんな長谷川さんがかつて在籍していた、今は亡き「シンプジャーナル」誌の仲間が再び集まり、「オンナコドモにこびないで、好きな音楽だけ紹介」しようとはじめた、「おとなのフォーク&ロック読本」です。音楽への思いと、前向きな脱力加減が伝わってくる長谷川さんによる巻頭の「認定証」から、以下一部引用します

 『音楽的日乗スローハンド』は小さな媒体だけど
 時には音楽を届ける側から 時には受け取って遊ぶ側から
 面白話を詰めこんで 思わず肌が上気する 人肌マガジンを目指します
 元祖スローハンド クラプトンの曲でいえば
 「ビリーヴ・イン・ライフ」みたいなかんじですか
 一杯飲みながら 読んでやってください

 詳しい目次はこちらを見ていただくとして、個人的に興味深く読んだのは、ブレッド&バターのインタビュー。ぼくは彼らの『バーベキュー』というアルバムが好きでときどき店でもかけるのですが、発売当時から30年以上経っているのに、あのジャケット写真のまんまの雰囲気。
 あくせくしないで日々の生活を大事に、みたいなことが最近もてはやされはじめているようですが、「あくせくしないことにあくせくする」ように感じられることもしばしば。でもこの人たちにはそんなところが微塵もなくて、ほんとに自然で、「あくせくしないこと」に年季が入ってます。思わず「うんうん」とか頷きながら読んでしまいました。必読です。
(ちなみに、このインタビューの聞き手は大越正実さん。『パーフェクト種牡馬辞典』という素晴しい本を毎年出されている、こちらも尊敬するお方です)

 昔の記事を復刻した「新譜ジャーナル アーカイブ 音楽的日乗1976」も好企画。田川律さんや北中正和さんのレコード評が楽しめるのですが(矢野顕子、トム・ウェイツ、ディラン)、それ以上に気になるのは「ライブハウス情報」の新宿ロフト10月15日「大貫妙子プレミアショー」。プレミアかあ、行きたかったなあ、小学生だったけど。
 ほかにも、長谷川さんによるインタビュー2本、入魂のジャクソン・ブラウン編と、念願の高田純次編など、読みどころ満載です。ぜひ一度ほうろうまでご来店いただき、手に取ってみてください。

 以上、『音楽的日乗スローハンド』のお知らせでした。

 創刊を祝って、それに相応しい本も一冊品出ししました。『日本フォーク紀』がそれで、『スローハンド』の付録CDでもフューチャーされているエレックレコードの完全ディスコグラフィーなどを含む資料性抜群の本です。ジャケ写も満載で眺めても楽しい一冊。ぜひこの機会にお求めください。

 最後にもう一冊。『中南米マガジン』の最新号も入荷しています。「タモリ倶楽部」に出演して意気上がる?金安編集長が昨日持ってきてくださりました。『スローハンド』創刊に当たって長谷川さんも影響を受けたという『酒とつまみ』も参加しての「3大雑誌鼎談」(あと『ジャッピー』と『中南米マガジン』)が目玉。ミニコミ誌を発行し続けていくうえでの悲喜こもごもが語られます。ほかには「ハバナ古書店めぐり」「長尾みのる氏に聞いた、50年前、そして現在のブラジルと日本とは」など。

(宮地)

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[稲垣書店がやってくる]

 昨日の続きです(日曜日の話)。

 夕方、意気揚々と帰宅し一息ついた後、今度は自転車で三河島へ(まだまだ興奮してるので、ペダルの軽いこと!)。稲垣書店で、店主の中山信如さんと谷根千工房の山崎さんと待ち合わせ。ここのところ水面下で進行していたある企画の詰めの話し合い。2時間ほどで、とりあえず大枠が決まりましたので、ここで発表します。題して、

「稲垣書店がやってきた」
 〜日本一の映画専門古書店主・中山信如の世界

 2006年4月19日(水)から6月19日(月)までの2ヵ月間、稲垣書店の棚が古書ほうろうにやってきます。映画についての本はもちろんのこと、肉筆の原稿、書簡、色紙からポスター、スチール写真、ブロマイドまで、映画専門古書店主としての中山さんのエッセンスを集めて、展示即売。また、『古本屋シネブック漫歩』『古本屋おやじ』の著者としての面にもスポットを当て紹介します。ゲストを招いての対談や映画文献講座などのイベントも予定しており、こちらも決まり次第順次発表していきますのでお楽しみに。

 中山さんとは、『古本屋おやじ』が出たときに「今月の一冊」で紹介文を書いたことがきっかけで、知己を得ました。元々親交のあった谷根千の山崎さんがわざわざプリントアウトして中山さんに見せてくださったのです。「川本三郎が懇意にする店」として、学生の頃からその名を知っていたこの世界の尊敬すべき先輩が、僕たちのようなペーペーのやっている店にわざわざ足を運んでくださったときの喜びは、今でも忘れられません。今回の企画は長らく山崎さんが温めていたものなのですが、このたび時期を得て実現することになりました。

「こんなものを持って行こうと思っているのだけど」と、中山さんが見せてくださったものをちょっと紹介しましょうか。

『小津安二郎監督 直筆絵入り色紙』(伊藤大輔監督による画賛付き)
『お茶漬けの味 他』小津安二郎、野田高悟(小津監督の署名入り、青山書院、初版帯付)

 色紙の方は、何かの酒席で小津監督が「こんなの描いたから、君も何か書いてくれ」と差し出したものに、「酔っぱらってるからできないよ」というような言葉を伊藤監督が書かれたものだそう。達筆過ぎて、説明されないと僕にはさっぱり読めないのですが、にもかかわらず小津さんの字には何とも言えない味わいがあります。
 中山さんによると、小津監督は字を書くのがずいぶんお好きだったそうで、自著の題字などもよく手掛けられているとのこと。3本のシナリオを集めた『お茶漬けの味 他』もそうした一冊で、シンプルな装幀に小津監督の字がひっそりと溶け込んでいました。

 ともかく、うちのような本屋にとってはため息が出るようなものばかり。誰よりもまず自分が期待で打ち震えています。今日はそこまでの話は出ておらず妄想にすぎないのですが、大好きな日活アクションのポスターでも展示された日には(ロマンポルノのでもいいけど)僕は悶絶しますね。まあいずれにしても、一箱古本市当日に、こういう楽しみな企画との2本立てでお客さんをお迎えできることが決まり、幸せな気持ちで家に帰り着いたのでした(準備はちょっと大変ですが)。

(宮地)

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[小林大悟の右足]

 一週間ぶりの非番で、午後から埼玉スタジアム2002へ。いよいよJリーグ開幕!つらく楽しい日々が戻ってきました。

 今年のアルディージャは大型補強を敢行し、期待以上に不安もいっぱいだったのですが、前半はその通りの内容。例によってセット・プレーからポコポコ点を取られ、3分間に両チームで3点入るような大味な展開。ジェフの素早いプレスになす術なく、あらあらトホホで45分終了。
 しかし後半、ぴたりとハマった選手交替と、審判のホーム寄りの笛(うちのチームにしては珍しい)のおかげで、あっという間に逆転(10分間で3点取りましたよ)。連携など全然まだまだ、期待の助っ人マルティネス(上海からやってきたホンジュラス人。去年の日本代表戦で大爆発)もさっぱりと、安心するにはほど遠い内容でしたが、今日のところはとても楽しいひとときを過ごせました。
 何はともあれ本日の主役はヴェルディから移籍してきた小林大悟。素晴しいキックを蹴ります。実のところ、彼の加入のとばっちりで一番好きだった島田裕介がレンタルで草津に行ってしまったこともあり、少々複雑な心境だったのですが、すべて吹っ飛びました。島田も昨日の神戸戦で大活躍だったようですが、成長して戻ってきてもポジションはない、というぐらいの一年を通しての活躍を、大悟には期待します(それでもシマには戻ってきてほしいけど)。

(宮地)

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