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日々録   2001年4月
No.33  2001年4月22日(日)

どうやら風邪をひいたようなので、わたしは本日早々に引き上げて参りました。
今日も買い取りが多く、『ゴルゴ13』は予定の半分も出せませんでした。
大変失礼いたしました。
もう、棚出し予告なんて二度といたしません。
では、おやすみなさい。
(アオキ)


 というわけで、今日はほとんどひとりで店番していました。天気予報では土日は雨とのことだったのでちょっと落ち込んでいたのですが、晴れて助かりました。ただ今週のように土曜日(雨)、日曜日(晴)というパターンは日曜日に買い取りが集中してしまうので、結構大変です。今日も買い取りに忙殺されました。
 お天気のせいか、早い時間から店内が賑わい、買い取り、計算、接客、という繰り返しのうちに、どんどん時間が過ぎていきます。休む暇もないのですが、お客さんが運んでくる休日の開放感のようなものが伝わってきて、良い気分で仕事を進めることができました。
 
 さて、今日はもう1年以上も売れずにいて、でも、できればいつまでも売れずにいてほしい、とも思っていた、そんな本が売れました。

 東京都交通局 『わが街 わが都電』 10000円

が、それです。
 東京を網の目のように都電が走っていた頃の、写真や系統図、車輛の詳細図などが満載された豪華本なのですが、定価が付いてなかったので一般的には発売されなかったものなのかもしれません。買い取った時には「いっそ自分で買ってしまおうか」とも思ったのですが、高価なので(といっても自分で値段を付けているのですが)やめました。
 うちの店は4人の共同経営なので、欲しい本があっても、買わない限り自分のものにはなりません。例えばそれが小説なら、借りて読んでから店に出す、ということも可能ですが、こういった手許に置いておきたい本となるとそうもいかないので、二者択一を迫られることになります。ただ、よい本は割り引きはしない、お客さんと同じ値段で買う、という取り決めを、店を始めた頃に全員でしてしまったので、たいていの場合は棚に並ぶこととなっているようです。
 今日は売れた瞬間、ちょっとだけ複雑な気分になりました。やっぱり買っておくべきだったのでは、という後悔の念が湧きあがりそうになりました。でも、すぐに落ち着きました。最近、少しづつ、本に限ってではありますが、所有していたいという欲望は薄れつつあります。きっと良いことなのでしょう。

 店を閉めてから、学生の頃の友人の結婚披露パーティーの2次会に顔を出してきました。懐かしい顔ぶれが久しぶりに集い、楽しいひとときを過ごすことができました。思えばもう10年以上も前、この友人に教えられて、僕は初めて『谷根千』を手にしたのでした。この土地で古本屋をやるなんて思いもよらなかった頃のことです。(宮地)

 

 
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