!新谷根千ねっとはコチラ!
[ 書く ]
日々録   2001年4月
No.22  2001年4月11日(水)

 今日は遅番で15時出勤だったのですが、その前に千石の三百人劇場へ行ってきました。今週の土曜日から始まる「川島雄三 乱調の美学」(5月11日まで)のチラシがお目当てだったのですが、引き続き行なわれる「東映黄金時代劇 沢島忠の世界」(5月12日から6月3日まで)のものも合せて100枚ほどをお店用にいただきました。
 川島雄三は大好きな監督で、最初に観たのは御多分にもれず『幕末太陽伝』なのですが、フランキー堺爆発のこの傑作に導かれて、その世界に引きづり込まれていきました。おそらくもう10年以上前のことです。
 その頃、早稲田のACTミニシアターというところの特別会員のようなものになっていて、それは確か2万円ほど払うと1年間好きなだけ観られるというシステムだったのですが、わりとよく「川島雄三特集」をやっていたこともあって、『戦艦ポチョムキン』なんかと同じ頃に『愛のお荷物』とかを観たわけです。寝転びながら観られるのんびりした映画館で、『州崎パラダイス 赤信号』も『グラマ島の誘惑』もここで初めて観ました。
 今回の三百人劇場では「上映可能なすべての作品にニュープリント作品を加えた40作品」がかけられるそうです。30分ほどの短編も3本含まれているようですし、お気に入りにの『州崎パラダイス』はニュープリントとのことで、楽しみです。たくさんの人が足を運ばれることを願っています。
(4月29日のほうろう主催イベント「シネマポンチ」もよろしく。こちらは根津ふれあい館です。詳しくはお知らせ欄をご覧ください。)


 お店の方は20時頃に立て続けに買い取りがあり、久しぶりにあっぷあっぷになりました。良いものがたくさんあったので大助かりなのですが、一瞬、今何をしてるのかわからなくなったりして焦りました。 
 
 さて、これから紹介するのはその時のものではなく、午後の早い時間の買い取りに含まれていた雑誌です。

 JR東日本発行の『トランヴェール』

 がそれで、89年から90年にかけてのものです。この雑誌のことはほとんど知らなかったので、今現在どうなっているかといったようなこともまったくわからないのですが、少なくともこの頃はかなり充実しています。
 責任編集が高平哲郎、表紙デザインおよびロゴが平野甲賀という晶文社の流れで、連載陣も野口久光に種村季弘、そして小池滋の「世界鉄道物語」という豪華さ。そして何よりもうれしいのが巻末の付録「香りの絵ハガキ」。大好きなテリーさん(湯村輝彦)や河村要助さんの手になるもので、絵の一部を擦ると磯の香りやメロンの香りがするというバカバカしくも微笑ましい逸品です。両氏のファンの方には堪らないこのハガキ付きの『トランヴェール』、雑誌本体の状態がいま一つ(ハガキは大丈夫)だったこともあり、値段を付けずに引き取ったので、1冊100円で品出ししました。興味を持たれた方はお早めにどうぞ。香りはありませんが、畑中純や安西水丸のものもあります。場所はお店の外のカゴの中です。

 その他、本日出したおもな本は以下の2冊です。

 文芸春秋『昭和歳時記』 吉村昭 繪:永田力 1000円
 二玄社『フェラーリV8のすべて』 キース・ブルーメル著 磯部道毅訳 2000円

 吉村さんは日暮里の生まれなので、昔の谷中あたりの話がたくさん出てきます。文庫にもなってますが、永田さんの繪も魅力的なので、大きい本の方が楽しめるのでは、と思います。(宮地)

 


 
 

最新

2006年
10月
9月
8月
7月
6月
5月
4月
3月
2月
1月

2005年
12月
10月
9月
8月
7月
6月
5月
4月
3月
2月
1月

2004年
12月
11月
10月
9月
8月
7月
6月
5月
4月
3月
2月
1月

2003年
12月
11月
10月
9月
8月
7月
6月
5月
4月
3月
2月
1月

2002年
12月
11月
10月
9月
8月
7月
6月
5月
4月
3月
2月
1月

2001年
12月
11月
10月
9月
8月
7月
6月
5月
4月
3月

最新 2001年 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 RSS
ページトップへ