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一年生日記  2006年4月

土曜日はなんと8000歩以上歩きました。
渋谷から新宿に回り、千駄木に戻って上野。
さすがに疲れた。歩数は稼いだが、混雑した街を仕方がなく歩いていたから良い歩きとはいえなかった。
反省。

さて、4月29日は今年もやります「一箱古本市」。
谷根千工房も大家さんになる。
谷根千事務所の入口のポスターに、白地に赤丸ワッペンが張ってあり「この店が大家(大きな字で)さんです」と書いてある。
生まれてこの方大家さんになったのは初めてで、なんだかうれしいのだ。
店子は5箱。
どんな店子(一箱店主)が来るか楽しみ。

一箱店主に参加の山崎は旅の本屋「三休堂」(谷根千前)、川原は「ドロナワ商店」(根津ハウス・サポート前)に出店です。

川原は書店に行っては本を買い、それを一生懸命読んで、古本市に出そうとしています。
だからドロナワ。
それで一生懸命読んだ本を横から森(去年は森のクマ文庫を出したが、今年は出店しません)に取り上げられ、出す本がなくなり、また書店に走っています。

山崎は夫の収集した貴重品も出しそうです。
「こういう本が欲しかったという人の所へ行くのが本の正しい姿なのよ」と本人は言っておりますが、どうぞよろしく。

不忍ブックストリート
第二回 一箱古本市は 4月29日(土・祝)11時から17時
(雨天の場合は5月3日に延期)
スタンプラリー(15個集めてプレゼントもらおう!)あり。

スタンプラリーの紙と地図はオヨヨ書林、往来堂書店、古書ほうろう、谷根千工房ほか、参加店においてあります。詳しくは情報トピックスをご覧下さい。

午後から雨というので、覚悟して出かける。
午前10時から夕方17時まで、今日は8ミリと16ミリの講習会に参加した。

谷根千を始めたころ、映画好きのヤマサキは、文京区の16ミリ映写技師検定講習会に3日間参加し、さっさと資格をとって、すぐに映写機を買い、そして区からフィルムを借り、映画会を催した。
何がいい?と聞かれたので、小学生のころ学校でよく見た「カエルの王子様の話」というと、探し出して上映してくれた。
この映画はロシアアニメ映画で、昭和30年代終りに見たフィルムは、すでに真赤に変色していた。でも懐かしかった。
毎週、ヤマサキは自宅マンションの部屋で子どもにアニメ映画を上映。
泣いた赤鬼、南無一病息災、おこんじょうるり、やさしいライオン、くまの子ウーフ、砂の城、シュッシュ、スイミー、長靴下のピッピ、おばけの運動会、マッチ売りの少女などなど、子育てと同時期の私の思い出の映画たち。
あゆみの1歳の誕生日には映写機やスクリーンをうちまで運んできて、大好きだった「それ行けアンパンマン」を映写してくれた。

さんざん見せてもらったのだが、自分でも映写できたらいいなとは思っていた。
時代とともに16ミリフィルムを借りる人も少なくなって来たようで、区の資格検定講習がなくなってきている。
今回、映画保存協会主催の第一回映写機操作講習会で、8ミリ、16ミリ映写機の取り扱いを教えてもらった。参加者の中には8ミリというものをはじめて見る若い人もいた。

私自身、おそらく8ミリは撮ることはないだろうが、これから先、どこかの家からフィルムが見つかった時に8ミリ映写機を使うこともあるかもしれない。
そんな思いもあり、参加した。

日比谷図書館の視聴覚担当という講師の武田先生の話は、映写機やフィルムに対する愛情が伝わって来た。
ビデオやDVDなど手軽に映すことが出来るものがいくらあっても、大きなスクリーンに映し出された映画、ジージーカタカタとまわるリール。
部屋を暗くして、見るぞーっていう覚悟は、手軽なビデオでは味わえない。

さあ、何の映画を上映しましょう。
一応、前からマイ映写機は持っているのです。


黄砂は花粉より細かいとか。
そのせいか、目が痒い、くしゃみが出る。

今年もあゆみは登校班の班長。
4人の一年生を迎え、12人で出発。
親も月代わりで当番をする。
去年、登下校途中の子どもが狙われた事件が続発し、夏以降、学校まで送り届けることになった。
腕章をして子どもの列の後ろを歩く。

先日万歩計を買った。万歩計というくらいだから、理想としては一日に何万歩も歩いた方がいいのだろうが、初日は確か500歩くらいしか計測されなかった。ひどい数字だ。
一日坐り仕事をしていることが多いし、自転車で移動してしまうから?
足の上げ方が足りなかった?
手でカタカタ振ってみたりもしたけれど、どう感知されるのか、正しい使い方はいまだによく分からないが、時計代わり、消費エネルギーも表示されるし、毎朝リセットして腰につけている。

そこで、登校班の見送り。
最初は学校まで歩いていくことがつらかった。
しかし家に帰ってきて万歩計をみると1500歩も歩いている。
最近、脚の治療で手ぶらで歩くようにといわれているので、これは私にとってまたとない機会。
しかも朝早く街を手ぶらで手を振って歩くのですから気持ちがいい。

そして見送りのない土日や歩数の少ない日は、壁に張った「365歩のマーチ」を歌いながら、その場で足踏みする。
「幸せは〜歩いてこない、だから歩いていくんだよ〜」うーんそうだよなー。
「腕を振って足を上げてワンツーワンツー」そうそう、腕を振るの忘れてた。足も高く上げないと。

昔はなんでもなかったただの足踏みが、今の私には結構きつい。
ラジオ体操だってそうだ。

昨日はやっと5000歩。トイレに行くのも家の中回り道して歩数を稼ぐ。
一歩ずつ足を上げる。
日頃嫌だなーと思う階段のぼりも、がんばる。

万歩のまだ半分だけれど、歩くのが楽しくなれば、足のリハビリにも張り合いが出来るってもんだ。



やっと4月らしくなってきました。

昨日、洗濯し、小物を乾燥機に入れたはずが、なんだか湿っぽい。
今朝、洗濯し、また小物類を乾燥機に入れたら、15秒ぐらいしてカチッとスイッチが戻ってしまった。

我家では大きな洗濯物やワイシャツは、二階の物干しに長女が干す事になっている。
サークルなどで、一番汚れ物を出すからだ。
だが、靴下、パンツ、キャミソール、タオルは乾燥機の世話になっている。

小物は乾燥機から出して畳む。
なぜかソックスが片方見つからない。
子どもたちからブーイングされる。
夫の靴下もほとんど黒っぽくて、どれとどれがペアだか分からないのだが、揃ってないのが山のようにたまり、先日答え合わせをしたばかりだ。

今日は乾燥機を諦めて、全ての洗濯物を二階に干した。
普段あまり使わない洗濯バサミのついた小物干し(何ていう名前だっけ)に下着や靴下を干す。
そうか、山崎さんちの靴下がなくならないのは、こうやって一足をペアで干しているからなんだ。
当たり前のことなんだけれど、あっと思った。
取り込むときにその場でくるっと一足ずつにしておけばその後探す必要もない。

乾燥機だと片方ずつガランガランと回って、取り出すときにどこかに転がって出てしまうのだ。

雨の日や風の強い日、それに洗濯物が多いときに、乾燥機は大いに重宝している。
でも今度からソックスは外組にしよう。
下着はやっぱり乾燥機かな。


映画「かもめ食堂」を観に行った。
フィンランドで一人食堂を営んでいる日本女性の話。
なぜ、この人がヘルシンキにいるのか、などという細かいお話ではない。

食堂を開店したけれど、お客は誰も来ない。
でも必ず人が来ることを信じて毎日コップをピカピカに磨いている。

最初に来た客は日本かぶれの青年。
この人は、最初の客なので、お金もとらなければ永久に只の客。
店主のサチエさんは心を込めて淹れたコーヒーを毎回嬉しそうに運んでくる。
なかなか客はこなかったけれど、ある日、シナモンロールのにおいにつられて地元のおばさん三人が来店。
それから徐々に人が店に出入りするようになる。
食べることは万国共通なんだ。

映画の中で、食事を作るシーンが何回も出てくる。
しょうが焼きに、分厚いとんかつ、焼き鮭、おにぎり、玉子焼き、シナモンロール。
どれもうまそう。

店のメインメニューはおにぎりで、味は鮭と梅とおかか。
たっぷりとご飯を手にとって、真ん中に鮭を入れ、三角に握って海苔を巻く。
自分でいつも作っているのに、人がおにぎりを作っている姿でもうたまらなく食べたくなる。

朝から食事作って、食べさせて、片付けて。
ちょっと家族に文句を言いたくなっていた私だが、この映画を見たら、ふっきれた。

フィンランドに、訳ありで旅している二人の日本女性との出会い、そして会話もおもしろい。
もしかして、まだあの人たちはヘルシンキの町でかもめ食堂をやって、毎日おにぎりを握っているのではないか。
サチエさんは体が華奢だがしなやかで、それでいて芯の強い人。
来るもヨシ、去るのもヨシ、あくまでも自然体の人で、好感が持てた。






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