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一年生日記  2001年12月

クリスマス終わりましたねえ。
今年も来ましたサンタさん。
いつもの年になく、気合いの入っていないようで、
でも、サンタさん宛のお手紙はあったのです。
その中身は、あゆみ「ドクターリンのふんすいジャケット下さい」
      瑞樹「カメ用の太陽灯下さい。高くて買えないので、ぜったいぜったいください」
こんな感じでした。
いったい、ドクターリンの噴水ジャケットとはなんだろう。
ずっと疑問でした。
ある日、夕食を食べているとテレビでドクターリンをやっていた。
ドクターリンは私の想像していたひげを生やしたおじいさんではなく、
セーラームーンのようなキャラクターの女の子。
噴水は風水なのでした。
風水占いをする女の子の話。
この風水占い盤がどうも流行っているらしい。

12月23日、おもちゃ売場に立ったわたしは、その風水占い盤の前におりました。
悩みましたが、結局別の物を選びました。
その乙女チックなピンク色にルビーのはまった風水盤は、
サンタさんがきっとどこか別の家の少女に配達したとおもいます。

もう一人、カメ用の太陽灯は・・・。
そんな現実的な物をサンタが運んでくるわけがない。
こういう物はお年玉で買った方がいいんだよ。

クリスマスの朝、プレゼントをみて呆然としていた子どもたち。
これでいい。そう思った私。
いつのクリスマスも願った物が必ず来るとは限らないんだよ。

ワーイとは言わなかったけれど、コミックスララ(絵を描く道具です)とダウンジャケットを
プレゼントされた子どもたちでした。

二日続けて書いたと思ったら、また休んじゃって。気まぐれな私です。
やっと68号、印刷屋さんに入れました。これからの一週間が忙しいけどホッとするのです。
もう気がつくと年賀状の手配もしなければいけないし、サンタさんもやらなくてはいけないし。
あゆみとは忙しさのあまり、しばらくのんびり話しもしていなかったので、月曜日はがんばって早く帰るからね、と約束いたしました。
6時近くなったら、急に寒気と空腹感におそわれ、気分が悪くなって、家路に着きました。
それでもあゆみは私の姿を見つけて、
「おかあさん、やっぱりはやくかえってきてくれたんだね」
と、嬉しそう。
そういわれちゃうと元気を装うしかない。
「そうだよ、約束守ったでしょ。」
夕食は、今日はmさんにもらった鮭を焼いて、みそ汁作って、そうだ、甘めの出汁巻き卵を作ろう。
と、台所に立っておりますと、
「ウチがサラダ作っていい?」
と、あゆみ。(この頃、自分のことをウチと呼ぶのです)
作ってくれるの? じゃあ、たのむよ。
すごく張り切っている。
「キュウリと、トマトと、レタスある?」
冷蔵庫に入っているから自分で出して洗ってね。
子供用の包丁と、小さなまな板をだし、自分で野菜を洗う。
「キュウリは、へたのところで苦いのこするんだよね」
と、言いながら、頭じゃなくて、しっぽのにがくないほうを切り落とすので、
「緑の濃い方が苦いんだよ」
と、教える。それ以外は自分で。
トマトも、安定の悪い方を下にしているので、みていてハラハラしたが、
やっているうちに気がついたようで、一口サイズに切った。
レタスはちぎって、水で洗い、遠心水切り器で、ブルンブルン。
お皿にレタスの上にキュウリ、その周りにトマトを乗せて、
ドレッシングをかけて、っと。
なんて言うことはないサラダだけれど、とっても新鮮に思えた。
あゆみの初サラダ。
サラダ記念日かな。

お父さんが帰ってきたら、トランプをしていたのに、ちょっと待っててね、といって、
またサラダを作りに台所へ。
お父さん嬉しかっただろうな。


二日続けて書いてます。
すっごい勢いでワープロ(まだ生きているワープロです)を叩いていると、
瑞樹から電話。「あ、おか〜さん」
「何よ、早く言いなさいよ」
「ええとさあ、炭で火をおこして餅とか焼くやつあるじゃん」
「七輪でしょ」
「あ、その七輪でさあ友達と何か焼いて食べようってことになったんだけど、行っていい?」
「今から?」
「うん。6時半だって」
「えっ、もう6時半じゃないの」
「ああホントだ」
のんびりした子です。
「誰か大人がついていないとだめだよ。誰か一緒にいてくれるお母さんはいるの?」
「う〜ん、聞いてみる」
しばらくしてまた電話。
「大丈夫だって」
ということで、家に帰ってみると、床下収納庫から炭を出したまま、片づけもしないで出かけた模様。
食後、実だくさん汁をもって様子を見に行きました。
七輪を囲んで、男の子4人、厚い上着を着て、
「う〜さぶいさぶい」といいながら、真っ黒焦げのサンマを食べていました。
目の前の七輪の上で餅が炭化している。「だれもひっくり返さないの?」
「ああ、ほんとだ焦げてる。こりゃ食えねーな」
なんてのんびりムードの4人。
「このサンマどうしたの?」と聞くと
「けんじのこずかい500えんで買ってきた」という。
誰かが餅四つ。誰かが茶碗にご飯を入れて、なんだかおかしい4人組。
「八ヶ岳行ったときにやりたいなって言ってたんだよね」
「でもさ、もう少し暖かいときやろうぜ」
「俺さ、4時間目に腹減っちゃって、授業にみが入らないんだよ」
「おれは、この頃すぐ腹が一杯になるから給食おかわりできないんだよ」

 真冬の路上パーティでした。 

寒いですねえ。
ストーブ出しましたか。
うちは一応ホットカーペットを食堂に敷きました。
ほとんどみんなそこで過ごしているから。
それが、先日瑞樹がこたつを作り(組立)ました。
そう、うちには掘りごたつがあるのです。
中古の家ですが、すでにあったのです。
6畳の部屋の真ん中に長方形の掘りごたつ。
それを組み立てると、残りの部分に布団を敷き、壁を見ながら寝なくてはいけないので結構肩が凝るのです。でも、こたつは子どもたちが大好き。
夜にしまうとまた組み立てるが大変だし、こたつの周りで寝るのも疲れるし。
考え物です。
みんなでこたつに脚をつっこむと、いつもはしないトランプや、お絵かき、本を読んだりと、いろいろゆとりの時間が生まれてくるのです。
あゆみは去年のことを思い出したのか、
「雪が降ったらこたつに入ってミカンを食べるのがゆめだよ」といいます。
なんだか片づかない部屋だけど、堀ごたつ、居心地いいなあ。

12月になりました。
コンピュータウィルスが流行っているようで、空気も乾燥して、生身の体の方もちと喉が痛いです。
今年はクリスマスって感じでもないな。
と思っていたのですが、やはり子どもたちにとっては楽しみな季節。
昨日の日曜日、ツリーを飾ろうと騒ぎ出したのはあゆみでした。
屋根裏部屋にしまい込んである一式を出すのはお父さんの係り。
さっそく下ろしてきたら、なぜか組立式脚の一本がありません。
そんな物ひとつでもないとツリーは立っていられない。
お父さんは板を鋸で同じように切って足を作ってくれました。
その木にあゆみが緑色のアクリル絵の具で色を塗り、何とか3本脚になりました。
それから毎年かわらぬ飾り付け。
と思ったら、父と娘2人でお出かけしてしまいました。
新宿まで行って買ってきたのはクリスマスのオーナメント。
今年はちょっと渋めにいくそうで、粉の吹いたようなヒイラギの葉などを飾り付けるお姉ちゃん。
あゆみはと見たら、鏡に向かって自分の頭に金銀のモールを巻き付け、頭のてっぺんに★を乗せて
「人間クリスマスツリー」!。
これには笑ってしまいました。
今日は飾り付けで終わったけれど、家の中はすぐに散らかるし、このツリーがゴミに見える日もそう遠くはないだろうなんて、思ってしまいます。
暖炉の前もないし、雪の降るのが見える窓もないし。
いろいろな生活道具と一緒になるとごちゃごちゃ見えるだけなんだけど。

きっとまもなく子どもたちから「サンタさんへ」のメッセージが窓に貼られて、
それをこっそり見ながら、父と母はこっそりプレゼントを用意するんだろうな。
そろそろ中学生なんだから、あゆみ以外の人はやめてよ。 

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なん2004年5月8日(土) 10時24分
ドクターリンの占いがないです。
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