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一年生日記  2003年9月

いよいよ新学期。
座間味の海岸で拾った貝殻を閉じ込めたゼリーキャンドルが自由研究の作品。
プルプルとした感触のキャンドルは、火を灯すと中の貝殻がライトアップされ、涼しげだ。
あゆみもかなり気にいっているようだ。
他にもガラスのペンダント、サンゴをダンボールに貼り付けたネームプレートなど、いろいろ作った。

私は小学校2年の夏休みに作った楽焼のペンダントをいまだに持っている。
端っこが少しかけているが、丸いペンダントの中に、四葉のクローバーの柄。
そのクローバーの葉の部分は青や赤や緑、全体がからし色。
今見ると絵の具が隣と混ざり合って汚く見えるが、このペンダントを教室に展示したとき、担任の先生に「色のセンスがすばらしい」とほめられたことは40年経っても忘れられない。
私に自信を与えてくれた。
出来上がっている素焼きのペンダントに色を塗っただけ、あまり努力した作品ではないが、今でも大事にしている。

ゼリーキャンドルも砂の上に貝を置き、上からキャンドル液を入れただけだから、けっこう簡単に思えるのだ。
けれど、横から見たときの立体感、上から見たときの配置、その人のセンスが問われる作品である。
直径3,4センチのガラスの器にちんまりと巻貝や白い貝がうまっているように見えたあゆみのキャンドルは、出来上がってみるとさっぱりと感じよい。
いっしょに作った私のは、欲張りすぎて、出来上がってみたらごちゃごちゃした感じになってしまった。
「あゆみのがお母さんのよりセンスいいなあ」
そばにいた兄の一言で、かなり気をよくしているわけである。

あゆみも8歳の夏の思い出とともに、何か得たものがあればいいな。






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