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一年生日記  2002年10月

文化祭のシーズンです。
高校生は、ストパー、つまりストリートパフォーマンス部に入り、無事文化祭を終えました。
ストパーが部活だなんて、あれは、ストリートでやるもんじゃないの? と思いましたが、発表を見ると、どうしてどうしてダンス部に近いもので、見せ場もあり、なかなかがんばっておった。
中学生は、合唱祭で、午前中、学年別に一組ずつ課題曲と自由曲を歌って競う方式。
そのほか、スローガンのパネル賞、学年ごとの作品展や、発表、午後は研究発表と劇。
かわいい声の中1から、ダレるはずの中2がいつの年になくすばらしかった。
これから11月の頭は大学の文化祭。
ビッグバンドでジャズをやるのか。
そして、あゆみはそのあと学芸会。
カラスの出てくる劇のようである。
長女のときも確か黒いカラスの羽を縫ったな、と思い「同じ劇なの?」と聞くと、「おねえちゃんのはカラスがなぜ黒くなったか、って話。うちのはカラスの口がなぜとんがっているかって話」という。
そして、あゆみはオーディションは受けないよという。
「そういうの嫌いだから」、のひと言。
でも、みんな何かの役になるらしく、もらってきたのはリス役。
リスの衣装はベージュなんだ。と、冬物を出して引っ掻き回している。
「これなんか、リスのために作ったような衣装じゃない」と、母が作ってくれたベストとスカートを見せる。
「うち、スカートはかないから」とあゆみ。
仕方なく、ユニクロヘ買出しに行った。
売り場で、「リスの色、リスの服」と呪文のように唱えながらさんざん探し、フリースのベージュの上着を買うことに。
洋服をたたんでいた店員さんが、「リスですかー」って、すごくおかしそうに言いました。
きっと、同じように探しに来る人がいるんだ。さっきはねずみだったのにと思っているかも。
ズボンは見つからず、家にあるベージュのキュロットにするという。
これで一件落着かと思ったら、次の日、学校から手紙をもらってきた。
リスはベージュの上着にタイツ。とある。
どひゃぁ。
タイツということは、ズボンなし?ということ。
こりゃ一大事、ぜったいヤダというぞ。
案の定、手紙に書いてあったことを話すと、「やだ」という。
さあ、いったいどうなるのでしょう。









11日から3泊4日で沖縄に行った。
宮古と石垣島で第九を歌うためです。
谷根千の版下を11日の明け方まで貼り、5時に仕事をやめ、一睡もしないで夜逃げのように出かけた。
せっかくの沖縄というのに、合唱の練習とオケあわせで街を歩くことができなかったのが残念。
宮古での演奏を終え、チャーターの高速船で石垣島へ向かうことになる。
町田フィルのメンバーは楽器もあるので、飛行機で石垣空港へ。
私たち文京区の女性5人と町田のバスとテナーの9人、合わせて14人は貸しきり状態のチャーター船で4時間かけて島から島へ。
泡盛ですっかり出来上がっている男性陣と船酔いでつかれきっている女性陣。
私は泡盛2杯ですっかり眠くなり、横になっておりました。
あともう少しかな、と思ったころ、真下でガンガンと音がして、体が前に飛び出しました。
サンゴ礁にぶつかった。
スクリューを回転させ,脱出を試みるもエンジン音がすごくて、煙も出ているけれど、動く様子がない。
みんなは集められて、右後方の座席へ。
怖くはないれど、どうなっちゃうんだろう。
島の火が見えるけれど、泳いでいける距離なのかなあ。
ゴムボートで脱出かなあ。

海上保安庁に連絡をとって、救助を待つということになり、待つこと数分。
岸が近いせいか、結構早く迎えに来てくれました。
乗り移るには甲板がむき出しになったような、座るところもなさそうな船なので、びっくり。
船尾と舳先をつけて、揺れる中を飛び移るときがスリルがありました。
あっという間に石垣島へ。
さっきまで乗っていた高速船の明かりが見える。
取り残された乗組員が気の毒。

次の日に海上保安庁の事情聴取までしましたが、怪我もなくみんな無事に帰れてよかった。

あとになって、座礁組というあだ名までもらった私達。
こんな経験はそうあるものじゃない。
残された1日はすっかり観光客になって青い海を満喫しました。

とんだお土産話でした。

 台風一過、今日はいい天気。
 昨日は、日立から家に帰る電車の中に閉じ込められるという初めての経験をしました。
 印籠弁当と、エビアンが一本あったので、もし何かあっても、朝くらいまでは生き延びることはできるだろうと、電車の中で谷根千の校正をしておりました。
 無事に家に着いてみると、みんな台風なんて、来てるの? みたいに普通に過ごしていました。
 今朝、ニュースで見ましたが、台風のときに外に出るのは、動物の中では人間だけ、といっていたのに、なるほどと思いました。
 自分の都合で動くのは人間さまだけ。
 ほかの動物は、こういうときは身の危険を察知し、じっと動かないんですよね。
 で、家の動物達は、じっと家にいたというわけかな。
 あゆみは久しぶりに出してきたレゴブロックで遊んでいました。
 あまり使っていないので、先日バザーに出してしまおうかと思っていたのですが、どうも、学童の連絡帳を見ると、今、流行っているらしい。
 というか、あゆみ自身のマイブームになっているらしい。
 バザーに出さなくてよかった。
 熱心にやっていましたが、何を作っているんだか、まだそれぞれの部品の特性をわかっていないよう。
 途中で加わった中二の瑞樹は、昔取った何とやら。
 あっという間に、ジープのような車を組み立て、屋根をはずすとドアが開き、ギアつきのかっこよさに、さすが。
 こういう細かい部品の組み立ては、見ただけでくらくらする私。
 足で踏んだら飛び上がるほど痛いし、そこら辺に散らかっているだけで、血が逆流しそうになるのだけれど、使う人が使うと、総合力をかきたてる頭脳のトレーニング玩具となるわけだ。
 そう思って、小さいときにあってあげたんだった。 
 でも、くらくらする。
 組み合わせによってはかなり高級な動きをするものまで作る事ができる。
 しばらくこの遊びは家で続きそうだけど、間違って掃除機で吸い取らないように気をつけなければ。

 ちなみに長男は、台風の真っ只中、駅のキオスクで傘を買い、駅から出たところで開いたとたんに骨が折れたとがっかり。
 500円と千円と、どっちにしようかと悩んだ挙句、500円はすぐに壊れそうだらと1000円のを買ったという。未成年にとって1000円は大きい。
 ちょっと仲間がいたようで、私はうれしかった。


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