!新谷根千ねっとはコチラ!
一年生日記  2002年3月

とうとう一年生も終了してしまった。
嬉しくもあり、寂しくもありです。
毎朝、送っていった登校班の集合場所。
6年の男子1人と、5年生の女子3人、3年の女子ひとり。
それにあゆみ。
林に囲まれるようにみんなに守られて、登校しました。

3月22日。最後の一年生の日。
ちょっと風邪ぎみだったのですが、とにかく終業式だけだから行きなさいと手をふったのです。
けれど、10時少し前、学校から連絡があり、具合が悪いという。
そう、先週一週間、ずっと気持ち悪いと言っていたのでした。
食事もほとんど食べられない状態。
起きていられない程でもないので、何となく日が過ぎていたのですが、
ここへ来て呼び出しとは。

母親の仕事が忙しい時に限って子供の具合が悪くなる。
保育園の時もそうでした。
迎えに行くと、保母さんに、「お母さん忙しいんじゃないの」
とよく言われたっけ。
そう、分かっているけれど、どうしようもない状態。
そんなことを何年も何回も切り抜けてきたのだ。

有り難いことに、あゆみはもう1年生で、一緒に仕事場へきて、側にさえいれば1人で静かに過ごすことができる。
結局この風邪は、吐き気とお腹に来て、日曜日のお昼頃に峠を迎え、去っていった。

月曜日、学童のお弁当を何にしようかと悩んだ。治ったと言ってもまだ半日。
鳥そぼろの弁当にした。しかも胸肉で。
しかし、月曜の夕方のあゆみは文句たらたら。
あんな少しのお弁当じゃお腹がすいてすいて、もっとたくさん入れてよ。
と言う。
火曜日は焼きおにぎりにフライを入れてとリクエスト。
もりもり食欲が湧いているらしい。
気持ち悪いといっていたときは、ほんとうにうつろな顔をしていたのに、、、。
でもよかった。





一年生も7日間となってしまった。
最近のあゆみは国語の教科書を読むのに燃えている。
読んでは、カードに書き込む。親は聞いていて「声の大きさ」「早さ」「ていねいさ」という欄に親の評価して、サイン。
このカードを学校でチェックしてもらい、全部うまると「がんばった賞」の紙を貼ってもらえる。
二学期はこの賞は一枚ももらえなかったが、3学期は、物凄い勢いで読んでいる。
「エルフ」「たぬきの糸車」「ものの名前」「動物の赤ちゃん」「日付けと曜日」「くじら雲」。
読めなかった漢字もスラスラ。
こうやって大きくなっていくんだなあ。
大人は進歩しないなあ。

話し変わって、先日の日曜日の夕方、ふらっと路地を曲がりました。
ひさしぶりに通る千駄木の黄色い家の前。
ブリックワン。例のワークショップをしたところ。
ちょっと覗くと中で何かやっている。
「あっ!知ってる人がいるよ」とあゆみ。
「なにやってんだろう」とむっちゃん。
どんどんと引き込まれるように入っていきました。
牛込柳町の廃校になった小学校の音楽室の床をもらってきて、張っているところだという。
張れたところから、ワークショップの先生だった小野さんが1人でごしごし磨いている。
すぐに床磨きに参加した2人。
「黒い汚れがどんどん出るよー」と嬉しそう。
「これって、ほんとに30年前の土なんだねえー」。
もう夕飯の時間だから帰った方がいいんじゃない?
といわれても、全然気にしないでごしごし。
こういうのは床磨きのワークショップなんだ。
今こんなに広い床を磨くこともできないし、
学校の床もモップで拭く程度。
近所の子に声かけたらみんな喜んでやるだろうなあ。
こういうことやったことないもの。
ほんのちょっとのつもりが1時間以上もがんばった2人。
いい体験でした。

最新

2009年
7月
6月
5月
4月
3月
2月
1月

2008年
12月
11月
10月
9月
8月
7月
6月
5月
4月
3月
2月
1月

2007年
12月
11月
10月
9月
8月
7月
6月
5月
4月
3月

2006年
11月
10月
9月
8月
7月
6月
5月
4月
3月
2月
1月

2005年
12月
11月
10月
9月
8月
7月
6月
5月
4月
3月
2月
1月

2004年
12月
11月
10月
9月
8月
7月
6月
5月
4月
3月
2月
1月

2003年
12月
11月
10月
9月
8月
7月
6月
5月
4月
3月
2月
1月

2002年
12月
11月
10月
9月
8月
7月
6月
5月
4月
3月
2月
1月

2001年
12月
11月
10月
9月
8月
7月
6月
5月
4月

最新 2002年 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月 RSS
ページトップへ