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一年生日記  2001年7月

何とさぼっていたら10日がアッという間にたった。おたふくが治って、ようやく学校に行くことができたが、すぐに終業式。初めての通信簿を持ってきました。結果は二重丸。その後、月曜日から旅行に行きました。長野新幹線、信越線で、妙高高原に。高原という涼しげな響きにつられていったのですが、結構暑かった。宿では温泉三昧。手伝わなくとも自分で体や髪の毛を洗うので、楽ちんです。気に入ったのは岩風呂で、顔がひんやりして長いこと入っていられると満足そうでした。朝入って、夕方入って、夜寝る前に入る。そのたびに着替えや寝間着を準備していそいそと部屋を出、自分でエレベーターのスイッチを押して風呂へ。急に一人でできることが増えたようでした。そしてお兄ちゃんと卓球、テニス。おみそ扱いながらも参加しようとする姿を頼もしく感じました。困ったのは夕食。夕食のメニューから、いちばんお子さまランチに遠いのを選んだつもりでしたが、夕食のテーブルに近づいてまず最初に察知したのが、みんなのと違うということ。一人だけトリの唐揚げにエビフライ。陶板焼きは肉。あとの刺身などは変わらないように見えましたが、もう食べる気持ちを失っている。そこへ食堂の係りの人が、「お子さまのいすを持ってきましょうか」と言うので大ショック。こんなことぐらいでと思うのだけれど、もう小学生になったんだからお子さまではないと、思いこんでいるので、(お子さまは、幼児のことだと思っている)子供用の取り皿やスプーン、フォークが出てくるだけでも大変なのに、赤ちゃんが座るようないすを許せるはずがない。この状態の中であゆみが食事をとる気分にさせるのにあれやこれやの手を使う。声をかけても話に乗ってこないときはわざと無関心を装って、知らぬ顔で食べ進み、自分もやっぱり食べたいなと思い始めた頃、大人用の茶碗蒸しやエビやホタテと、唐揚げなどを交換。デザートのケーキはいらないと、お兄ちゃんのメロンと交換。いろいろ取り混ぜて、何とか食事を終えた。明日はみんなと同じので、とフロントの人に頼み、二日目の食事は無事終えましたが、子どもにとっては食べにくい茄子のみそ和え、ぬたのような日頃食べない味付けのものは、やはり残してしまった。
 子どもっていうのはね、小学校6年生までなんだよ。いくら言っても納得してくれないのでした。

いやあ、何とも暑い毎日です。おたふく人生一週間がとても長かった。つらいのはあゆみだったけど、母としても試練の日々でした。39度が4日間。治ったあとが動きたくて大変。食べられるものは、とろろそばのとゼリーだけで、本人もこんなに食事を摂れなかったらまた体重が軽くなっちゃうととても心配のようでした。金曜日辺りからは元気になり、むっちゃん(おたふく経験者の)と遊び、土曜日にはかかりつけのお医者さんからも治りましたとお言葉をいただき、パワー全開で保育園の夏の集いにOBとして参加したのでした。子どもの場合、病気が治ったあとおやっと思うことがあります。大人っぽくなったり、知恵が付いたり。たっぷり甘えたために帰って踏ん切りがついたように自立したりすることもあります。
あゆみの場合、今まで、寝るのも、着替えるのも一人では行かれなかった暗い部屋に、一人で寝たり、テレビを見ていたりできるようになりました。母親のそばにぴったりくっついていたようだったのに、ふっと気づくとスーッと離れて二階に行ったりしている時間が長くなったような気がします。兄姉からは、一週間の王女さま生活で、すっかり身に付いたわがままをかなりきつく言われておりますが、そんな言葉はなんのそののあゆみであります。
 月曜からようやく学校へ行ったので、ほっと一息。今日の私は節目検診でした。このくそ暑いのに、水一滴も飲めずに、どろっとしたバリウムは格別の味でした。ほうろうさんの日々録をみて、ビール片手に野球観戦、いい生活しておるなー。グヤジ〜!!!

7月9日、10日と団子坂上で光源寺のほおずき市をやっています。夕方から夜9時までと時間は短いのですが、町の人によるお祭りは、参加するのが楽しい。南米の音楽や、アコーディオンの演奏もすぐそばでやっています。さて、今週も忙しいぞー。と思った矢先、あゆみがおたふく風邪になりました。日曜日の朝、朝食を食べようとして、食べた瞬間、右耳の後ろが痛いというので、いよいよ来たかー!!と。そうです。この一ヶ月ほどの間に、そこら辺で大流行。たくさんの一年生がおたふく風邪になったのです。潜伏期間が2週間と長いため、もううつらないかな、と思っていたのに、とうとう出ました。家に誰かいてくれる日曜日に、配達をがんばり、月曜からはMYO家の中高大生や、知人に配達の助っ人を頼み、一週間の籠城生活を覚悟です。籠城は仕方ないけれど、熱が高いのが心配。夜になると39度で、熱い体の肩で息をして、つらそう。濡れタオルでおでこを冷やし慣れない看病。食べられるものは流動物。ゼリー、プリン、そうめんなどで、兄姉に見つめられながら、そっと口に運ぶあゆみです。体も縦揺れの衝撃には耐えられないようで、横移動。自転車に乗っても段差の部分で降りて押す。寝るときも横になるのが大変で、おたふくなんて笑っちゃう名前をつけられて、ちょっとかわいそうです。流行性耳下腺炎です。

谷根千66号できました。ちょっとこりすぎて、表紙がいつもと違う雰囲気です。さあ、発送と配達だ。毎号、谷根千が出来上がると、子どもたちが戦力としてズラッと並んで、発送の手伝いをしてくれるのですが、今日は一人もいません。というのも、あゆみ以外の子どもがみんな期末試験中だからです。中学一年生の瑞樹や牧ちゃんは、小学生の時には時間的にも自由がきいて、ちらし折りや、発送、配達までいっぱい手伝ってくれたのですが、今回は試験勉強しないでいいから手伝ってとはいえません。明日が終われば部活動が忙しくなるだろうし、淋しく一人で作業をすることにします。
明日は七夕。天気はもつかな。家の七夕飾りの短冊には、「ハムスターを飼いたい」とか、「ピアノがうまくなりますように」など一年生たち(あゆみの友達のもあり)の書いたものの他に、中高生の書いた短冊もあり、「うつくしくなれますように」「学業の神よ、我に力を与えたまえ」とか、「受験に受かりますように」なども。お願いするより前に、なにごとも努力あるのみなんですがね。

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