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一年生日記  2008年10月

安田邸の花嫁のれん展がおわり、D坂シネマも4回終わり、二つ山を越えたらどーっと体中が重くなった。
これからが本番の永徳斎展(お雛様も五月飾りもそのほかたくさん展示します。是非来てね)です。
それまでに体を回復させよう。谷根千もやらなくてはいけないのに。

このごろ事務所のコピー機のトナー切れ(この前入れたと思ったのに)、プリンターも色がまだら、パソコンも「矢ね船」と出てしまうし、すべて調子悪くなって手こずっています。こっちも回復させないと。

D坂シネマで観た日本の稲作やアイヌの生活文化の復元フィルム。
稲作の一年、田の神様に豊作を祈願する慣わし。稲藁で編む冬の雪靴。
自分で作る自分の住む家、食べるだけ獲るサケ、仕掛けるワナ、植物の根から取るでんぷん。
余すところなく素材を大事にする。
山の神様、田の神様、いろんな神様を大事に暮らす。
人はすべて大工であり、農夫であり、猟師であり、料理人であった。
木の皮を裂き、織る。木を切り倒し、道具で丸木舟を作る。
器用な人も不器用な人もいただろうが、みんな手で作る。

なんでも機械化し、クリックすれば遠くからおいしいものが届いてしまうけれど、やっぱりこれくらい手をかけて、やっと口にできるもの、これが一番いい。
家具だってカーペットだって何だってカタログで届くけどね。

コピーも、プリンターも、パソコンもそのままにして、昔に戻ってみるか。
自分の生活を見直すいい機会だった。

ちょっと晴れたら、また雨です。
菊まつり2日間終りました。
第1回の谷中菊まつりは二十五年前。
谷根千1号を作って初めてお店を出した。
一冊だけじゃあちょっと淋しいからと、菊酒を作って、着物を着て。
かわいかったなぁ、あの頃の私たち。

今も気分は変わっていないのだけれど、四半世紀の厚み?重みが増してきている。
諸事情で手薄なため、子ども達にお助けメールを出しましたところ、学校の休みを利用してマキチャン、ゆずチャン、ミッキー。仕事のない日に旬坊が手伝いに来てくれました。
私たちが食事している間の谷根千のお店は、サトチャンを足して割っても、平均年齢22くらいだったかしら。
背中に負ぶったり、乳母車をキコキコ揺すり、あやしながらの店番は遠い昔です。

いろいろな方が会いに来てくれた2日間。
一年生日記見てるわよ。誕生日にすき焼き食べたって?
指の具合はいかがですか?
みなさんありがとうございます。
指はノニというジュースにひたひたにつけて、一晩おいたら腫れが引き、あっという間に治りました。
なかなか日記まで手が回らないのですが、気がついたときは少しでも書くようにします。

どうぞよろしく。

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