No.31  2001年9月17日(月)

土曜日、あゆみは初めてお泊まりをしました。一度も今までになかったので、心配で、親の方が眠れませんでした。泊まり先は近所の友達むっちゃんの家です。自分で支度をして、マイ自転車でさっさと行ってしまいました。次の日、１２時頃に本人から電話がかかってきました。「泣かなかった？」と聞くと、「何言ってるの？何の話し？何で泣かなきゃいけないのよ」こんな返事だったので、ビックリしました。
実はこの２日間、千駄木は天祖神社のお祭りでした。１４日に御神輿を担いで、１５日に縁日に行く。これがこども２人の休日の予定でした。へえ、うちの子にしては珍しい。わが家では今まで一人も御神輿を担いだ子がいませんでしたので、ちょっと楽しみにしていました。「でも担げなかったらどうしよう」そんな心配までしていたのです。土曜日の１時に出発といっていたので、町内のお神輿を探したのですが、あゆみ達の姿が見あたらない。むっちゃんの家に行ってみると、急に行きたくなくなったとかで２人とも家におりました。町内を練り歩いているから、途中からでも大丈夫だよと連れていったけれど、「帰る」と言うばかり。途中から参加しにくかったのか、人に怖じ気づいたのか。何があったのか、今もってわかりません。
お泊まりの方はいつになく早くお風呂に入り、９時半ごろ寝て、朝も早起きして、８時半ぐらいまで２人でトランプをやっていたとむっちゃんのおかあさんから報告を受けました。「かわいい子には旅をさせろ」とはいうけれど、何を考えているのか、まあ御神輿の一件はあったけれど、でも初めてのお泊まりは大成功だったと言うことにしておこう。

No.30  2001年9月7日(金)

二学期が始まりました。いつもより１時間早く家を出なくては行けないので、心配しましたが今のところ無事に学校に通っています。疲れて夕方から朝まで直行でスヤスヤの日もありました。よっぽど緊張していたんだねえ。
さて、夏休み頃からあゆみはシール交換にはまりました。シール手帳といって、シールを貼ったりはがしたりできる紙が綴じてあるかわいらしいものを文具屋で売っているのです。「買って買って」コールに負け、あゆみの貯金４００円持ち、足りない分は払うつもりで買いに行きました。シールもいろいろ売っていました。最近はタイルシールという厚みのある、本当にタイルのようなものもあります。きらきらのラメ入りのもあります。何かに貼るのが目的なのではなく、自分の持っているシールと友達の持っているもので欲しいのをお互いの納得の上で交換するというのが遊び方のようです。最近交換して大切にしているのは、おはじきシール。これは本物のおはじきのような透明感のあるもの。いつでもこの手帳を持って歩いています。
それと同時に始まったのが、友達の情報を集める手帳。一枚に一人分ずつ名前や血液型、星座、趣味、好きな食べ物、好みのタイプなどを本人に書いてもらい、綴じていくスタイル。紙はちょっとかわいいイラスト入りで、各欄もはじめから設定されているので、書き込んでいけばいいようになっている。一年生の場合、知り合いや友達がまだまだ少ないせいか、みんな兄弟や親に書いてもらっている場合もある。あゆみもお父さんに一枚紙を渡して書いてもらっていたので、「お母さんまだ頼まれていないんだけど」と言うと、「でもおかあさん、これ体重書くところもあるんだよ。いいの？」だって。「２４キロって書くもん」と私。「はてなでもいいよ」とあゆみ。でも、今のところ依頼がないので書いておりません。
というわけで、この２つの手帳を開けたり閉じたりしている毎日です。