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一年生日記  2002年12月

夏中、ゴーヤチャンプルーを食べていたが、このところさすがに売っていないので、食事というと鍋。
谷中の「かなかな」で、土鍋を買いましたので、人数が多少揃っていなくても大中小と鍋が揃い、何でも来い!!っていうかんじです。
そこで、ある日は鴨鍋、ある日はかに鍋、ある日はブイヤベース、そしてまたある日はちゃんこ鍋。
そして長男のお気に入り、白菜と豚の三枚肉の三段バラ鍋。
もちろんおでんは週に一回。
先日来の研究の成果も上がり、朝味付けして少し煮て、炊飯器にいれ、じわりじわりと味を染み込ませ、夜に温めなおすとうまい。

さて、こんなにバライティーに富んだ鍋料理を食べて、野菜もたっぷりだし、さぞかし子ども達は満足しているだろうと勝手に思っておりました。
ところがある日、長男と次男の会話。
「俺達肉食いてーよな」
「ステーキ、ステーキ」
というではありませんか。
そうか、やっぱりこの年頃のおのこは塊の肉が食べたいんだよなあ。

自分がさっぱり好みになってしまった今、中学の頃の食欲を思い出せって言われても困るのだが、確かに厚い厚いステーキ、食べてました。
父が鍋奉行ならぬ、肉奉行で、目の前で味付けから焼くのまでをやって、「あと十秒で食え!!」と食べるタイミングまで決まっていたあの頃。
ステーキ食べては「うまいうまい」と取り合って食べたっけ。

ということは、親として、子どもに良かれと思ってしていたことだが、苦痛を強いていたか。
というわけで、うちも肉の塊を食べよう!!となったのでした。
しかし、ただでは出さないぞ。
「はい、お風呂の掃除と玄関の掃除してくれたら今日は肉買ってくるからねー」
そういうと嬉々として掃除するものです。
いつもは置き場に困っているあのテレビでおなじみの「スチームバギー」。
シューシューと熱い蒸気で汚れを浮かせて取るあれをつかって、お風呂掃除。
すっかりきれいになって。

肉にジャガイモ、バターライスにサラダ。フランスパン。
「今日はゴーカじゃない!!」
子ども達は大喜び。
手の早いこと早いこと。

たまには塊の肉を!!








寒いです。
尋常な寒さじゃない。
家の前の道で、道路が凍っている。
庭の草花も葉っぱの周りが凍って白くなっている。
工事現場にも霜が下りている。
昔はよくざくざく踏んだ霜も、子ども達が目にするのは久しぶりのことのように思う。

雪の降った日、夜遅くまで家に戻らない瑞樹。
中2は糸の切れた凧。(ホントは蛸と言いたい)
と、思ったら友達二人と、家のすぐ横で雪だるまを作っていたのでした。
友達のお母さんから、捜索の電話がかかってきて、びっくりして見たら、みんなで一生懸命湯気を上げながら作業中。
かなり大きいずんぐりしたスノーマン。

遅くまで無断で外にいるのは悪いけど、やってることがかわいいじゃあないか。
本当は、大人も作りたいんだよぉー。
次の朝、使い捨てカメラで写真を一枚撮った母でした。


先日、中学の期末試験が終わりました。
結果は聞いてくれるな。って感じですが。
保健体育の問題で、面白いのがありました。
 男子平泳ぎの北島康介君は、文林中学校の卒業生ですが、北島君が**の大会で、世界新記録を出しましたが、記録はアからウのどれでしょう?
 のような質問がありました。
そうです。

 有言実行男といわれている北島君は千駄木小学校から文林中学校を卒業した我らの星!!

オリンピックのあと、母校の子ども達の前で話をしてくれました。
中学の頃も、水泳大会に出ては記録を出し、そのとき、所属の中学がいつも名前の下にカッコつきで出ておりましたが、泳ぐたびに記録が伸びる。
こんなにどんどん早くなるとは思いませんでした。

彼は、子どものころから目標を持ってオリンピックに出ようと思っていたそうです。
その話を聞くたびに、親として今してあげられることは何なんだろう。
その子の得意なものを伸ばす、それはいったい何なんだあー、と考えます。
ずっと好きでやっていても、ちっとも芽が出ないことも有りそうだし。
少しはがんばって続けてほしいけれど、無理強いしてトラウマになってもかわいそうだし。
放っておけばどんどん時間はたって、手遅れになりそうだし。

オリンピックの日本選手団ってものすごく沢山いるけれど、周りを見たって、そうはいません。
まあ、オリンピックに出る出ないはともかく、自分がこれだと思うものを子どもが見つけられたら幸せですね。


寒い寒いこのごろです。
谷根千の事務所もこの寒さにあの手この手の暖を考えておりますが、地面からの冷えは解決できていません。
さて、汐見小学校の学芸会の模様をメールで拝見。
1,3,5年生は音楽。2,4,6年生は劇だったそうです。
大変感動的な会で、隣の中学の校長先生からもお褒めの言葉をいただいたということです。
少人数はそれでそれなりに一人一人が大事にされていて、私は好きだなあ。いいなあ。

先日、テレビを見ておりましたところ、「猫のゴロゴロ声とベッカムの治癒力の関係」を放送しておりました。
そのタイトルを見たとき、私も子どもも、あのベッカム選手のインタビューを思い出し、顔はなかなかいけているのに、何であんな面白い声を出すのかと思ったのでした。
テレビのコメンテーターは、「ミニーマウスのような声」とまで言っていたのを思い出したのでした。

そして本題、猫のゴロゴロ声の話。
猫と犬は同じ骨折をしても、猫のほうが治癒能力が高く、早く骨折が直るという研究結果があるそうで、それは、猫がだすゴロゴロ声に秘密が隠されている。

ここまで見て、そうか、ベッカムのあの声がきっとワールドカップの前に骨折を驚異的な速さで治した秘密なんだわ、と子ども共々感じたのでした。

それで、その秘密は、猫の出す低周波のゴロゴロが骨に伝わり、骨を強化するために刺激になっているとか言う話で、この低周波治療で羊の骨密度もよくなっている実験があるという。

そうか、ベッカムも低酸素のテントに入ってゴロゴロ言っていたのか。
まだ、疑わなかった私。

そして、テレビはベッカムとの関係に話が及んだ。
「ベッカムもこの最先端の低周波治療を受け、脅威の回復力を見せたのである!」

なんだあ、ベッカムの声に秘密があったんじゃなかったのかあ。
治療を受けてただけだったのかあ。

ああ、勘違い。
久しぶりに大笑いしてしまいました。


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