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一年生日記  2006年9月

また暑くなってしまった。やっと半袖を半分しまいかけたのに。
いつもやることが裏目に出る。
そして、家の風呂や、シャワーが使えなくなった。
シャワーを出そうとしたら、温度表示のパネルがエラーメッセージ。

我家の風呂の歴史は、谷中に始まる。
船底天井、タイル張りの小さな風呂は、おなかの大きな時入ると水がドドーっとあふれ、出ると水がほとんどなかった。夫がその足首までのお湯に浸かると風邪をひきそうだった。

D坂マンションは浴槽の下にブロックを挟んでいたためにえらく入るのが大変だった。でも子どもと二人で入れた。


林町のマンションは、水を沸かさなくても給湯できた。シャワーもついてうれしかった。

こうやって我家で入る風呂は少しずつ進化した。

今は、給湯パネルを押して、蛇口をひねればちょうどいい温度の湯が出てくる。
ピピッとお知らせもしてくれるので、溢れさせることもなくなった。
追い炊きも設定温度で止まってくれる。ゴボゴボ沸かしすぎることもない。

しかし、エラーメッセージだ。こうなると手も足も出ない。
あわてて家族で銭湯に駆け込んだ。
11時15分。
最終列車の気分。
銭湯は大好きだけれど、今日は気分に余裕がない。
家族で行くとなるとシャンプーや石鹸も2つずつ必要だ。
家に銭湯セットを常備していないので、とりあえずそこら辺のものを引っつかんで外に出る。
一人430円掛ける4人と中人1人。

ああ、明日も駄目だろうか。
銭湯に行くとしたら、早めに用意して、ご飯食べるより先にそっちを考えなければと思う。

次の日、なぜか給湯パネルは復活した。
休みの朝なので、あゆみはのんびりお風呂に使っている。
使えたの?
うん。シャワーも出るよ。

午後、お風呂を試してみる。
シャワーを出したとたんにエラー。
追い炊きも試してみるとエラー。

連休明けの今朝、給湯機の会社に連絡をしてみてもらった。
「コンピューターがいかれたんですね。時々繋がることもあるけれど、もう16,7年経つんでしょう。
仕方ないですね。もう供給できない部品なので、全部取り替えるしかありませんね」
「20年くらい部品取っておいてくれればいいのに」と私。
「ふつう義務づけられているのは7年、それでも10年はメーカーはとっているんですよ」
それを大幅に超えているんだから仕方ないか。
ガ−ン!!!
家も17年も経つと、ものが端から壊れ、がたつく。
これからずっと修繕や取替えにお金がかかるのだ。
夏前に乾燥機が動かなくなり、今は洗濯機も危なそう。
谷根千ではクーラーにYのパソコンのキーボード。
何か壊れ神がそばにつきっきりで私達の様子を見ているのではないか。

「自動給湯は、何人か入ると足りなくなった水を補給してくれる」と説明を受けた。
そんなに便利じゃなくていいから、今の給湯機を直してよー。
それでじゅうぶんだから。
壊れ神様あっちに行ってよ。

昨日の夜は風呂は諦め、今朝、洗面所の冷たい水で髪の毛を洗った。
今夜も銭湯か。
少し気分に余裕を持って行こう。
回数券も買ったことだし。



ずっと押入れの掃除をしたかったが、日曜の午前中、布団を全て引きずり出し、ベランダに干し、タオルケットをみんな洗濯し、かび臭さともおさらばした。
この日はムッとする暑さで、こんな暑さが続くんなら当分は毛布もいらないだろうと布団袋に詰め、掃除機で圧縮した。
そうしたらこの涼しさ。判断を誤った。
日中はいいが、夜は冷える。
長袖を重ね着し、靴下を履き、タオルケット2枚で何とかしのいだが、もう寒くてやってられない。
毛布を出すのは悔しいので、冬掛けを出し、ヌクヌク寝ている。

朝になると、子どもたちも、「何着ていいか困るー」と言いながら降りてくる。

先週の木曜日は震えながら、プールの授業。
学校の卒業生である北島康介君が、コーチに来てくれたとか。
そしてプールおさめ。
今週はすでに学芸会の練習に入っているようだ。
ノンストップクラシックメドレーとか。
小学校最後の学芸会。

文京区は将来の教育のプランを作成し、各学校で説明会を行なった。
20ある小学校を13にするそうだ。
現在、私の周りは子どもの数が増えているのだが、将来的には子ども数は減少するというのだ。
千駄木小学校も近隣の二校を一緒にして、千人規模の小学校にするという案。
土地は、隣の中学校をよそに統合し、そこに建てるそうだ。

心配なのは、統合してから校舎を建てようとしていること。
そして、行事。
今の運動会でも、親の見学場所は立ち見だけ。
私の憧れるサザエさん家のかつお君やワカメちゃんの小学校のようなのどかさはない。
自分の子どもの出番だけ、前へ出てみる。あとは後ろで待機。
お祖父ちゃんお祖母ちゃんですら、敬老席には座れない。
一人の子どもに祖父母が4人、親が2人で大人は子どもの6倍なのだ。
お昼は自宅へ戻って食べ、午後の開始時刻にあわせて戻ってくる。

一クラスの学校がいいとは思わないが、4クラスの今でさえ、こんな具合だし、学芸会だって、ダブルキャストどころか、トリプルだってある。
体育館に入りきれないので、親は自分の子どもの出し物が終ったら帰る。

なぜ今統合か。差し迫った建て替えや、統合しなくてはならない理由はないそうだ。
大規模校のデメリットを超えるメリットがあると説明されるのだが、ぜんぜんピンと来ない。
それが何なのか、具体的な話はない。


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