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一年生日記  2006年4月
No.220  2006年4月23日(日)

午後から雨というので、覚悟して出かける。
午前10時から夕方17時まで、今日は8ミリと16ミリの講習会に参加した。

谷根千を始めたころ、映画好きのヤマサキは、文京区の16ミリ映写技師検定講習会に3日間参加し、さっさと資格をとって、すぐに映写機を買い、そして区からフィルムを借り、映画会を催した。
何がいい?と聞かれたので、小学生のころ学校でよく見た「カエルの王子様の話」というと、探し出して上映してくれた。
この映画はロシアアニメ映画で、昭和30年代終りに見たフィルムは、すでに真赤に変色していた。でも懐かしかった。
毎週、ヤマサキは自宅マンションの部屋で子どもにアニメ映画を上映。
泣いた赤鬼、南無一病息災、おこんじょうるり、やさしいライオン、くまの子ウーフ、砂の城、シュッシュ、スイミー、長靴下のピッピ、おばけの運動会、マッチ売りの少女などなど、子育てと同時期の私の思い出の映画たち。
あゆみの1歳の誕生日には映写機やスクリーンをうちまで運んできて、大好きだった「それ行けアンパンマン」を映写してくれた。

さんざん見せてもらったのだが、自分でも映写できたらいいなとは思っていた。
時代とともに16ミリフィルムを借りる人も少なくなって来たようで、区の資格検定講習がなくなってきている。
今回、映画保存協会主催の第一回映写機操作講習会で、8ミリ、16ミリ映写機の取り扱いを教えてもらった。参加者の中には8ミリというものをはじめて見る若い人もいた。

私自身、おそらく8ミリは撮ることはないだろうが、これから先、どこかの家からフィルムが見つかった時に8ミリ映写機を使うこともあるかもしれない。
そんな思いもあり、参加した。

日比谷図書館の視聴覚担当という講師の武田先生の話は、映写機やフィルムに対する愛情が伝わって来た。
ビデオやDVDなど手軽に映すことが出来るものがいくらあっても、大きなスクリーンに映し出された映画、ジージーカタカタとまわるリール。
部屋を暗くして、見るぞーっていう覚悟は、手軽なビデオでは味わえない。

さあ、何の映画を上映しましょう。
一応、前からマイ映写機は持っているのです。


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