No.292  2008年7月29日(火)

あっという間に７月が終りそうです。
電子レンジのない生活も自然になってきた我が家です。
あまりの暑さに、朝一番の仕事は家中の窓を開けて、風を通すことからで、でも朝日が当って窓を開けてブラインドを下ろすから風が入りません。

そんな中、恒例の信濃境「楽の家」にちょいとでかけました。
日中は暑いですが、夜はさすがに暑さの事を考えなくていい。
今年はあゆみは中学の部活で忙しく、母を誘いました。
毎日２〜３０人の参加者が出たり入ったり。
前に会ったことのある人でも、おぼえられないというくらいの人数。
「新入りです。よろしくお願いします」と挨拶。

母はここで、子ども、若い人たちと大いに喋った。
一日どこにも行かなければ話す相手もいないという一人暮らしを初めて１年。
いろいろな世代の人と、話をした。
みんなも真剣に聞いてくれた。

「昨日、来る前に風呂場で転んで」といえば、やさしくシップを貼ってくれる人がいた。
「ひれカツを食べたいんだけど、一人分は食べれない」というと、お手伝いしますとてをあげてくれる人がいた。
散歩に付き合ってくれる人がいた。
食事タイム、手の届かない食べ物を皿にとってくれる人がいた。
トイレの場所がわからなくて、連れて行ってくれる人がいた。

母は朝、台所でパンケーキを３０枚も焼いた。
丸くきれいな焼き色にみんなに「さすがおばあちゃん」と言われてうれしそうだった。

ちょっと離れたところに座って、みんなと楽しそうにしている母を見る。
連れてきて正解。

帰りは運転してくれる人があり、道の駅で重いジャムやトマトも思う存分買い物して、家まで運んでもらった。
私も然り。（桃やらワインやら）

みんなのさりげない優しさに感謝。