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一年生日記  2006年5月
No.223  2006年5月9日(火)

寒さがぶり返し、たたみ始めた冬物衣料もちょっと待った状態で部屋に散乱。

4月の終りに、長男が自分のアパート隣の竹林にたけのこがニョキニョキ出ているからと掘ってきた。
掘ってすぐに電車に乗ったのでまだ2時間、というので刺身にしてみたがちょっとえぐい。
ストーブの上でサッと焙って食べたらおいしかった。

先週土曜日にいただいたたけのこは京都産。
竹の葉っぱにくるまれて、ずい分高級品のようだ。

たけのこは時間との戦い。
すぐに茹でなくては、と思うも、糠がない。
袋の中を見たけれど糠がない。
米も無洗米で、とぎ汁が出ない。
えーい、米を一握り入れて茹でてみた。
糠は、えぐみをとるのに必要というが、どうだろう。

たけのこ一本、下の硬い部分の半分を千切りにし、いためて酒、みりん、醤油で味付け、じゃこを少し入れてきんぴら風に。
毎年5月に出かけていた愛知県足助近くの西村農園民宿の味だ。
懐かしい。新緑に囲まれた民宿が目の前に広がる。

上の穂先はたけのこご飯。少しボリュームを出そうと、豚肉も入れてみた。
庭の山椒の葉をあゆみに摘んできてもらい、のせる。
「お母さん、叩いたの? なんか匂いしないよ」とあゆみ。
すっかり忘れていた。手のひらに挟んでパンと叩く。
これこれ、山椒の香り。
去年はこの山椒にアゲハちゃんがたくさん来て、旅立ったんだよなーと思い出に浸る。

ひめ皮(柔らかい皮の部分)は細切りにして、谷根千83号紹介の「あむりた」料理、新じゃがのグラタンに入れてみる。
エリンギはオリーブオイルでいため、ひめ皮と茹でたジャガイモを混ぜる。
マヨネーズがなかったので、卵と酢とサラダオイルで自作。
漉した豆腐と合わせ、具を入れ、とろけるチーズをのせて焼く。
今日は焦げ目もいい具合。
あむりたさんに感謝。

これが日曜日。

昨日は半分残った硬い部分と、もどした干ししいたけ、豚挽き肉、にんじん、玉ねぎ、ごぼうをすべてみじん切りにし、オリーブ油でいため、スリランカのカレーペーストを入れ、りんごジャム、醤油を入れてたけのこカレー。
ちょっとからかったけれど、レタスの葉でご飯と一緒に包んで食べたら美味。
食後のチャイは少し甘めにしたのでほっとした。

今日はその残ったたけのこキーマカレーを茹でてつぶしたジャガイモと合わせ、パン粉をつけてコロッケに。なかなかパンチのあるコロッケに仕上がった。
あとは家に帰って油で揚げるだけだ。

さあ、後の穂先半分、鳥のつくねと煮ようか、それともいい出汁をとって、ワカメと吸い物にしようか。
明日ゆっくり悩もう。

そうそう、糠は袋の下にちゃんと入ってました。
せっかく入れてくださったのに、気がつかなくてすみません。


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