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一年生日記  2005年8月
No.188  2005年8月19日(金)

今年の夏はゴーヤを家で収穫しようと3本植えた。
プランター、土、肥料、支柱、ゴーヤ3本の合計金額は3600円。
八百屋さんで一本300円くらいだったので、せめて10本は収穫したいと、丁寧に植えつけた。
毎日水をやり、鶴が絡み始めれば、花が咲いてと祈り、8月となった。
しかし花は咲けども実のなる気配がない。
ヤブガラシが地面から迫ってきて、支柱に絡み始め、ゴーヤよりも生き生きとしているではないか。
部屋の中から見ると、障子に映った葉の影が涼しげである。

ヤブガラシとはよく言ったものだ。
紫がかった葉で、どこからでも生えてくる。
花が咲いた後に色とりどりの小さな実がつく。
これもかわいいのだが、ゴーヤを駆逐しては困る。
涼感は捨てがたかったが、ヤブガラシにはさようならをした。
取り払ったら、ゴーヤはヒョロヒョロと情けないものだった。

待つこと二週間、今度はまたしても植えていないオシロイバナがずんずん大きくなり、プランターの下に日光が当たらない。
夕方になると咲くオシロイバナも夏の花。
子どものころ、黒い種の中の白い実を花の頭につけて遊んだり、花を髪に挿したりした。
こういう草花遊びができる植物は大好き。
とってはいけません、切ってはいけませんというものばかり植わっている庭はちょっと苦手。
だからというわけではないが、うちの細長い庭(路地)はスミレもたんぽぽも花ニラ、どくだみ、ヒメジオン、カタバミ、ネコジャラシいろいろある。
少しだけオシロイバナをカットさせてもらい、日が当たるようになった。
見ると10センチくらいのゴーヤが涼しげに二本ぶら下がっているではないか。
やったー。
もう少し大きくなったらもやしをたくさん入れてチャンプルーを作ろう。
夏の元気の元。
これからどんどん収穫できるのか。

葉が揺れると、ゴーヤの匂いがした。




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