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一年生日記  2005年5月
No.174  2005年5月16日(月)

風が強いですね。
 
我が家には建物に沿って南側に細長い通路があります。
よく言えば庭。隣に家が建ってからは通路です。
山椒の枝が四方八方に伸びているので、少し切りました。
もったいないので、葉を佃煮にしてみようかと枝からはずしておりますと、葉の裏に黒いものが。
あ、アゲハの幼虫。と私が声を上げた瞬間「きゃー」っと枝を放りだしたあゆみ。
「もうやらなーい」
アゲハの幼虫だよ。育ててみない?
「ヤダヨー。虫なんか大っ嫌い」

幼虫のついている枝はそっと牛乳瓶にさしておきました。
テレビの上の棚に置いて2,3日した頃、目に見えて大きくなってきた。
枝先3つ目くらいの新しい葉しか食べないのか、先っぽはすっかり茎だけになった。
「こんなところに置いてあったのか、家の中で飼うのやめてよ」
あいかわらず虫に冷たいあゆみ。

「フンが落ちて汚いから掃除してくれよ」と次男。
この子も虫嫌いのようだ。
「フンくらい自分で掃除しろよ」と長男。
横から長女が口でフーっと幼虫に向かって息をかけた。
「何してるのよ。幼虫が飛んじゃうじゃない」と私。
「フンを吹き飛ばそうかと思って」長女。
何考えているんだか。

「外で飼えば?」次男。
「鳥に食べられちゃったら観察できないでしょ」
「それが食物連鎖というもんさ」次男。

「名前付けたら愛情がわくかもしれないよ」と父親。
「ヤダヨ、そんなことまでして飼いたくないよ」あゆみ。
なんて冷たい仕打ち。

私は79号でファーブルおばさんになろうと決心したのに。
こんなに虫嫌いだったなんて。
さとちゃんだったらきっと「わーかわいー」って世話してくれるのにな。
「さとちゃんは、蝶は嫌いだって言ってたよ」あゆみ。
きっと幼虫は好きに決まっているさ。

子どもたちに文句を言われないように、今朝は大きなペットボトルでカバーを作り、下に紙も敷いてフンの始末。
イモちゃんにも文句を言われないように、新しい新芽の山椒の葉を庭から切ってあげた。
さあ、これからの成長が楽しみです。

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