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一年生日記  2005年3月
No.163  2005年3月16日(水)

花粉が例年の12倍と聞いて、聞いただけで目が痒い。
先週、寒さの中、長女の高校の卒業式があった。

制服導入問題がおきた時、生徒が自主的に、校長と何度も話し合い、署名をし、今回は見送りになった。
制服はないのですか?と説明会で聞かれるから標準服を作るという発想はなくていい。
「ありません」と言えば、制服がないことで入りたい生徒が来るではないか。

さて、卒業式。
制服がないからみんないろいろ着ている。
ドレス、着物に袴、スーツ、羽織袴、皮のスーツ、お色直し風のドレス。
頭にティアラのせている子や背中に天使の羽が付いているドレスも。

卒業式は40分もしないで終わったが、その後の延々と続いた祝う会が見ものだった。
まずはストリートパフォーマンス部の踊り。
娘の最後の舞台だ。
その後、卒業式スタイルのファッションショー。
インターネットオークションで着物を買った子がいたりで、なぜこの衣装に落ち着いたのかというナレーションが面白かった。
アンケートを使った生徒たちの声や、ビデオレター、思い出の写真。
私たちの時代には考えられないが、パワーポイントを使ってバックミュージックと共に映し出された画面は洒落た編集。
3年間の記録の一枚一枚にオーッとか、ワーッとか。
3年間を過ごした高校はこんな感じだったのか、初めて知った。

次の舞台をセッティングする間、会場に司会者が降りて、この際だから、言いたいことを最後に言おうとマイクを廻す。
部活のみんなありがとう。と、いくつかあった後、「3年+組の**さん。つき合ってください」
が始まり、親はびっくり。
テレビ番組でこんなのあったなあ。
ひょーひょーなんて、野暮な声を出す子はいない。
みんな温かく拍手。
あっちにこっちにもカップルが。
歌あり、先生からのメッセージあり、ライブありの盛りだくさんなお祝い。
みんな自分たちで企画して、準備して。
照明さんが振袖のお嬢さんだったりで、なかなか見ものでした。
やりたいこと、自分たちの表現したいことをきっちりやる気持ちいい子どもたちでした。
これからもその調子で、自己表現を忘れずに新しい世界へどんどん出て行ってください。

来年度も1年生がいるから、この日記は続けられるな。








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谷中の須賀です。2005年3月17日(木) 07時44分
ゆずちゃんの卒業、おめでとうございます。楽しそうな卒業式が、30年前の卒業式と重なります。私の都立高校もその頃に制服を廃止し、先輩達の晴れやかな衣装と自らで作った卒業式の心意気が伝わったものですが、今では制服が流行という風潮に負けて、...
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