No.61  2002年7月11日(木)

台風一過。
７月９，１０日は観音様の四万六千日で、駒込大観音でも去年からほおずき千成り市をやっている。
やりたいと手を挙げた人がお店を出せるお祭りなので、今年は、特集のうちわにあわせ、うちわ屋をやると手をあげた次第。（けっきょく谷根千は間に合わなかったけど）
さっそく電話帳でうちわ屋を探し、２００本の竹のうちわを注文。
裏に大観音と日程を刷り込み、おもては白い物を用意した。
これに、絵心のある方を見つけては絵を描いてとお願いし、みなさん快く承諾してくれた。
２ヶ月の間に白いうちわが作品になって帰ってきた。
猫、犬、植物、メダカ、金魚、ほおずき、形のある物からデザイン的な物まで、こんなに同じうちわを使って画面が変わるんだとビックリ。
あゆみも２点描いた。
ひまわりとスイカ。
描くよというと、いきなり筆を持って描き始める心臓の強さ。
画面いっぱいの真っ赤なスイカに、黒い種がぽつぽつ。
黄色い字でなつとおおきく描いた。
もう一点はひまわり。
心なしかゆがんで縦長だ。
物を目の前におかなくても大丈夫な人。
種になる黒い部分はどうなっているのか、考えているみたいだったけれど。
私も挑戦してみた。
普段見慣れていると思っている物を想像で描くのは結構やってみると難しい。
それにうちわ全体のバランスを考え、何を伝えるか、買い手に何を感じてもらえるのか、これで仰ぐと涼しいと感じてもらえるのか、・・・。
これは結構難しかった。
筆を持ってはいるけれど、さあ、いったいどこに何を描けばいいと言うのだ。
子どもの方が度胸がいいのかな。
母はまだまだ修行が必要です。