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一年生日記  2002年5月
No.54  2002年5月13日(月)

昨日は母の日でしたねえ。
母の日に、自分が母であることよりも娘であることのほうに気をとられておりました。
その日になってから、ああ、どうしようといつも思うんだ。
それではいけない。
お花でもなんでも、心が通じれば喜んでもらえるんだ。
そう思って、主人の母にはアレンジフラワーを送ることにし、実家の母には植木を持参しました。
日曜日に義母からお礼の電話があって、一時間もいろいろと話をしました。
会いには行かれなかったけれど、よかった。

午後は、あゆみとお話会に参加し、夕方になった。
去年も一昨年もたしかみんなで夕飯を作ってくれたよな。
そんなことを考えながらスーパーに行った。
心無しか、子供の買い物客が多い。
何か家で作るんだな。
今日の我が家と言えば、長男は夕方までバイト。
長女は友だちの家でもんじゃ焼きパーティー。
次女と次男は家にいるものの、二人で何か作りそうな気配はない。
あきらめて、夕飯の支度をしておりますと、会社に出かけた主人から今日は外で食べるからという電話。
なんだ、3人だけか。
たくさん包んだ餃子も半分は冷凍室へ。
食事も終わった頃、あゆみが「お母さんに」と折り畳んだような紙をくれた。
これは、長男が自分の部屋の壁紙を剥がしたやつだ。
花柄が気に入らないとベリベリっと剥がしたのだ。
その花柄の中をあけるとたくさん紙が貼ってあって、「あけて」。
そっちこっちめくると、電器の傘やらテーブルやら、ドアやら、いろいろ描いてある。
何でこれをプレゼントにしたんだろう。
「ありがとう」と言いながらちょっと???
でも、気持ちが可愛いじゃないか。
ずっと午前中ベランダで見つからないように描いていたんだから。
クマちゃんの絵と。
それに小さな黄色い紙の固まりもくっついていた。
広げてみたら、肩たたき券と足もみ券。
母の日の定番のようなプレゼントだが、これがなんて言っても一番嬉しいな。
「今すぐ使ってもいい?」ときくと「いいよ」という返事。
10分、20分、30分、40分、50分という5枚綴り。
10分券が5枚なのかと思って、50分のを切り離して「お願いします」と言うと、「50分て、今から何時までだろう」と時計を見ている。
今8時15分だから9時5分までだけど、そんなに長くいいの?
「うん」。とトントン始まった。
あゆみの小さな手で叩くのだから、私の亀の甲らのような肩にはくすぐったいくらいのものだが、でもなんだか嬉しい。
瑞樹が券を見て「あゆみも賢いじゃない、肩たたきとは。肩もみ券にしないところがね。お母さんの肩はかたくて揉めないもんね」。
それでも、時々モミモミはしてくれました。
20分くらいしたら、なんだか手が熱くなってきて、「眠たーい」と背中に顔をくっつけてきた。
「もういいから、早く寝なさい」。
結局50分は無理だったけれど、小さくて可愛い手で揉んでもらっただけで気持ちよかったな。
自分が小さな頃同じようなことをした経験があるけれど、あの時、同じことを母は感じていてくれたのだろうか。
中々、母や父に肩揉んであげようかと言えないこの頃ですが、本当はこれが一番だなあ。









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