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日々録   2005年12月
No.1023  2005年12月5日(月)

「 EXILS / TONY GATLIF 」

 トニー・ガトリフ監督の新作『愛より強い旅』がもうすぐ劇場公開されます(12月17日より、渋谷シネ・アミューズにて)。前作『僕のスウィング』から3年、ほうろうでは今回も店を挙げてこの作品を応援します。本日より特別鑑賞券(1500円)の取り扱いもはじめました。「うっかりしてて観そこなった」などということのないよう、早めにご購入されることをおすすめします。

 アルジェリア出身でロマ(ジプシー)の血を引くガトリフ監督は、これまでの作品でも自らの故郷であるロマの文化(なかでもその音楽)にこだわった作品を作りつづけてきましたが、今回はさらに踏み込み、主人公にアルジェリアにルーツを持つ青年を据え、彼とその恋人が、パリからアンダルシア、モロッコそしてアルジェリアへと、自らの根っこを辿り旅するさまを描くという、かなり自伝的な要素が含まれた作品になっているとのこと。とても楽しみです。

『ラッチョ・ドローム』ではじめてこの監督のことを知り、それからずぶずぶとその作品に溺れていったさまについては、これまでもここで度々報告してきています。よって、その辺りのことについては今日はもう触れません。もし興味も暇もあるという方がいらっしゃいましたら、下記の日々録バックナンバーを順番に読んでみてください。

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 2002年12月24日
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 2003年1月10日
 2003年1月20日
 2003年2月17日
 2003年5月17日

<今日店でかけたCD>
『カンテ・フラメンコの女王』ニーニャ・デ・ロス・ペイネス(RISE SSR-432)

 ガトリフ監督に教えられた今のところ最高のものは、フラメンコの唄(カンテ・フラメンコ)です。フラメンコと聞いて「何それ」という人は、少なくとも日本にはほとんどいないでしょう。でも、その唄に真剣に耳を傾けたことのある人もそれほど多くはないのでは。僕も以前は、ハデな服着た女の人がくるくる回る、ぐらいのイメージしか持っていなかったのですが、「オーレ!」って踊るのだけがフラメンコではありません。ぜひ一度、深い唄(とそれに寄り添うギター)をじっくり味わってほしいものです。ということで、今日からしばらく、このコーナーで僕の好きなフラメンコのCDを紹介することに、今決めました。

 ニーニャ・デ・ロス・ペイネスは、フラメンコの歴史に残る、偉大なカンタオーラ(女性の歌手)です。おもに20世紀の前半に活躍した人なので、このCDに収められた音源も古いものが多く、音については決して良好とは言えないのですが、そんなことなどまったく気にならないくらいの素晴らしい唄が聴けます。実は前にもここで紹介したのですが、カンテといえばやはりまずこれ。WORLDのコーナーがあるCDショップなら置いてると思いますが、文京区の図書館でも借りられます。

(宮地)

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