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日々録   2005年2月
No.951  2005年2月23日(水)

 昨日、今日と、連日の非番。名古屋に帰省するつもりが、用事がなくなり、ぽっかりと空いた2日間です。去年の末あたりからこっち、非番の日はあちこちに出かけて仕入れをする、というのが定番になっていたのですが(ブックオフ開店による危機感からはじめました。やってみると結構楽しく癖になりつつあるのですが、重いものを背負って長い時間を過ごすため、体が疲れるのが難)、ここ最近、質量を兼ね備えた買い取りが続いていることもあって、それも今回はお休みにしました。そんな訳で、心にも時間にも少し余裕ができたので、休日の報告をさせていただきます。

 まず昨日ですが、午前中は洗濯。午後になって図書館。最近買い取りで入って来て読んだ岩明均の『ヒストリエ』が面白く、それに影響されて大王アレクサンドロスについての本を数冊借りました。阿刀田高からプルタルコスまで。子どもの頃読んだ伝記本に興奮させられた記憶はあるのですが、今となってはもうほとんど覚えていないので、これでしっかり復習するつもり。
 あと、新着CDのコーナーにアルセニオ・ロドリゲスの知らない盤があったのでそれも。タイトルは『アブレ・クト・グィリ・マンボ』。聴いたことのない演奏ばかりでびっくりですが、充実の解説を読むと最近発掘された全盛期のキューバ録音とのことで納得しました。これは買わなきゃ。店でも置いてみたいです。

 その後、チケットの予約と購入もひとつずつ。まず、いよいよ5月に来日するカエターノ・ヴェローゾ東京公演の先行予約を。5000円を超えるコンサートにはなるべく行かないようにしているのですが、これはまあ仕方ないです。初日の東京芸術劇場を押さえられたし(残りの2日間は国際フォーラム)本当に楽しみ。あとは良い席であることを祈るばかり。
 購入したのは7月9日のさいたまダービー、浦和レッズ対大宮アルディージャ戦。発売初日の土曜日にCNプレイガイドで予約したものを本駒込駅前のampmで発券しました。アルディージャに関しては、開幕前の今が一番幸せなときなのだと思います。夜になって、帰り道に買った『サッカーマガジン』「J1選手名鑑2005」号を嘗めるように読んでいたら、ミカコに「ほんと楽しそうね」と言われましたが、ほんと楽しいのです。始まってしまえば、現実が否応なく押し寄せてくるでしょうが、今なら何を夢想するのも自由ですからね。

 夕方になって上野へ。わしたショップで秋うこん茶とさんぴん茶のティー・パックを購入。これは26日の中里和人スライド&トーク・ショーのときに、来場者のみなさんに振る舞う予定です。夜は帰宅したミカコと、明日の不忍ブック・ストリートの打ち合わせについて、あれこれ話し合いました。

 非番2日目の今日は10時起床。出勤するミカコを見送ってから15時頃まで、テレビでサッカー三昧。いよいよ始まったチャンピオンズ・リーグ決勝トーナメントの1回戦、レアル・マドリー対ユベントス、バイエンルン・ミュンヘン対アーセナルを立て続けに観戦。堪能しました。特に前者。全体としての展開の早さ、一瞬にしての攻守の切り替わりに、個の卓越した技術が重なり合い、ただもう見惚れるばかり。一度は現場で観てみたいものです。

 ところでこのスカイパーフェクTVの放送、試合と試合の間の空き時間に各チームのホームタウンとスタジアムの映像を流しているのですが、その中のラコルーニャの部分でちょっといい感じの音楽が流れていました。フラメンコをベースにしたリズムの効いた今風の音。チェックしてみるとオホス・デ・ブルッホ(OJOS DE BRUJO)というグループだそう。で、大して期待せずに文京区立図書館の資料一覧を調べてみたら、ちゃんとありましたよ。『バリ』というアルバム(偶然ですが、昨日のアルセニオと同じレコード会社でした。アオラ・コーポレーション)。早速予約しました。明日には聴けそうで、ちょっと楽しみです。

 さて、今日はこの後、不忍ブック・ストリートの打ち合わせに出かけるわけですが、その前にもうひとつ。今月は大口の出張買い取りに、ふたつのイベント、およびそれに備えての「本棚の下に車輪を付けるプロジェクト」などが重なり、日々録もあまり更新できていないのですが、ちょっと前のことで書いておきたいことがあるのです。ライターのさくらい伸さんが小野光一というデザイナーの方と組んでふたりだけで作っている『リトル・マグ』という雑誌についてです。

 さくらいさんとは、日本代表の試合のあった2月9日にはじめてお会いしました。『サーカス』という雑誌の来月号にうちの店がちょっとだけ載ることになり、その取材で見えたのです。現在絶版(あるいは品切れ)の古本からおすすめを1冊紹介するという主旨のコーナーで、結城昌治普及協会員である僕は、彼の『白昼堂々』を挙げたのですが(手に入れやすさや、映画化されていることによる入口の広さを踏まえて選びました。ちなみに映画は2本あって、'68年の『白昼堂々』と'87年の『女咲かせます』。どちらも松竹で前者は野村芳太郎監督で渥美清主演、後者は森崎東監督の松阪慶子主演です)、その時帰りがけにいただいたのがこの雑誌。
 手頃な値段(税込み300円)のすっきりとしたデザインのなかに、気軽に読める記事がゆったりと入っている、といったスタイル。個人的に楽しんだのは、「PLACE 心地いい場所はどこ?」と題されたコーナー。1号では飯田橋のギンレイホール支配人へのインタビュー、2号では「日本一(?)眺めのいいファーストフード店」の紹介と続くのですが、見晴らし主義者で名画座好きの僕にはドンピシャリ。次号も楽しみです。あと「DAYS 官能へのみちすじ」という日記形式のコーナーも、さくらいさんの嗜好が伺えて面白いですよ。編集後記のタイトルが「スタイル・カウンシル2004」「キューピット&サイケ04」と続いていることからも比較的同世代の方と推測しているのですが、そんな「高いところで風に吹かれて飲むビール」をこよなく愛するさくらいさんが手塩にかけて作っている『リトル・マグ』。みなさんもぜひ一度手に取ってみてください。ご近所では往来堂さんで売っています(もうすぐ第3号も出るとのことなので、うちでも置かせてもらえるようお願いしてみるつもりです)。

注)一部のブラウザで『リトル・マグ』にうまく飛べないおそれがあるので(safariは多分ダメ)、Urlを記載しておきます。
http://www31.ocn.ne.jp/〜oak/

(宮地)

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古書ほうろう 宮地2005年2月26日(土) 12時47分
ありがとうございます。
匿名2005年2月24日(木) 23時05分
safariでも行けますよ。~が全角文字になってます。 http://www31.ocn.ne.jp/~oak/
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