!新谷根千ねっとはコチラ!
[ 書く ]
日々録   2004年11月
No.914  2004年11月30日(火)

 リュックとトートバック一杯に本を詰め込み、遅番で出勤。中身はと言えば、読みたくて店から借り出していたもの、同じく日々録のネタにと思いながら果たせずそのままになっていたもの、そしてここ数ヶ月の間にちょこちょことセドリしたもの。ともかく「自宅にある、私物でない売れる本は全部持ってっちゃうぞ!」と一念発起した次第。狸坂を自転車で下る際の加速のされ方がいつもとは段違いで、スリル満点でした。

 今日は久しぶりにスタッフ4人全員が顔を揃えるシフトで、ブックオフが開店してからは初めてのことでもあり、あれこれ話し合ったりすることとなりました。ことがことなので長引いてしまい、品出し作業に取りかかれたのは19時を回ってから。家から持ってきた本をパッと出して、そのあとにも1箱開ける予定だったのですが、結局そこまでは行けず終い。

 新曜社『戦争が遺したもの』鶴見俊輔、上野千鶴子、小熊英二 1995円 初帯
 冬弓社『ためらいの倫理学』内田樹 1365円 初帯
 フリースタイル『教養主義!』 1155円 初帯

 この3冊が日々録で取り上げようとして果たせなかったもの。改めて僕が言うまでもないことですが、どれもよい本です。
『教養主義!』は、12のジャンルについて12人が推薦する本を紹介するといった体裁の本。12人のラインナップは、山田宏一、村上知彦、中条省平、石上三登志、金井美恵子、萩原健太、高橋源一郎、飯沢耕太郎、和田誠、井家上隆幸、鷲田清一、片岡義男。あと装幀は平野甲賀、装画は湯村輝彦。詳しくはこちらで。版元のフリースタイルについては、季刊「本とコンピュータ」2003年冬号の特集「出版社のつくり方」で大きく取り上げられています。並べて品出ししたので、よかったら手に取ってみてください。

 他には下記のものなどを出しました。

 文化出版局『僕の東京地図』安岡章太郎 1050円 初函帯
 旺文社文庫『こぶ・ゆるね』安藤鶴夫 1050円 初
 中公文庫『書架記』吉田健一 1050円 初
 中公文庫『素顔のモーツァルト』石井宏 1050円 初
 中公文庫『ワーグナーの妻コジマ』ジョージ・R・マレック 840円 初B
 中公文庫『回疆探検 ペルシャの旅』吉田正春 840円 初帯
 角川文庫『麻雀ブルース』田村光昭 630円 初
 講談社文芸文庫『白日夢』渡辺一夫 1050円 B
 集英社文庫『実験小説名作選』筒井康隆 選 630円 初
 集英社『風の、徒労の使者』丸山健二 1050円

『僕の東京地図』は今日出した本のなかで一番好きな装幀。昨年亡くなられた田村義也さんの仕事。
 田村光昭さんのことは沢木耕太郎の対談集『贅沢だけど貧乏』で初めて知りましたが、すごい人です。これは小説。
『実験小説名作選』は筒井康隆のセレクションが面白いです。牧野信一、藤枝静男から中村誠一まで。

<今日店でかけたCD>
 品出し作業に入ってからはソウル・ミュージックばかりかけました。
 O・V・ライト、オーティス・クレイ、そしてオーティス・レディング。

(宮地)

最新

2006年
10月
9月
8月
7月
6月
5月
4月
3月
2月
1月

2005年
12月
10月
9月
8月
7月
6月
5月
4月
3月
2月
1月

2004年
12月
11月
10月
9月
8月
7月
6月
5月
4月
3月
2月
1月

2003年
12月
11月
10月
9月
8月
7月
6月
5月
4月
3月
2月
1月

2002年
12月
11月
10月
9月
8月
7月
6月
5月
4月
3月
2月
1月

2001年
12月
11月
10月
9月
8月
7月
6月
5月
4月
3月

最新 2004年 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月 RSS
ページトップへ
匿名2004年12月8日(水) 02時30分
今はマンガの棚通ることはほとんどないけれど、高校生の頃はそこっきりでした。お年玉でガラスの仮面全巻(出版されている範囲で)買ったのも懐かしいし、風邪で学校休んだ日、30分歩いてあの棚に行ったこともあったなあ。 最近は、昔より大きい人向...
古書ほうろう2004年12月2日(木) 18時59分
秘密ですが、まあお米代くらいにはなっています。すべてのマンガに思い入れがあるわけではないですが、思い入れのあるマンガもたくさんあります。貴重なご意見、ありがとうございます。その辺も含めて、今いろいろ考えているところです。
田端民2004年12月1日(水) 22時57分
営業秘密かもしれないですが、マンガ棚の売り上げ比率はどんなものでしょう? ほうろうさんにはときどき伺うのですが、まったく使わない列なんです。あのマンガ棚。 シロート考えですが、マンガ棚をブックオフに譲渡しちゃって、それ以外で勝負という...
長いコメントは省略して表示しています。このページのコメントを全部読む