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日々録   2004年11月
No.908  2004年11月15日(月)

 中番で出勤後、閉店までというシフト。平日2人出勤の時のパターンなのですが、今月は休暇をもらった分これが多くなってます。じっくりと仕事をするには良いのですが、ダレちゃう時もあってこれがなかなか難しい。会う人会う人と「寒いですね〜」と挨拶を交わした一日でした。

 仕事の方は、急に思い立って3年ほど前買い取ったきりになっていた箱を開けてみたのですが、これが大当たり。まず新書判の獅子文六が眼に入り、次に古い角川文庫がぞろぞろと出てきました。他にも、うちの店ではあまり見かけない「黒っぽい本」が詰まった不思議な箱でした。しかし、なぜこんなにも長い間寝かしていたのかは謎です。当時すでに獅子文六の再評価は始まっていたはずなのに。まあそれはともかく、下記のもの以外にもあれこれ面白いものを出したので、お近くの方は覗いてみてください。

 新潮社『父の乳』獅子文六 1050円 初B
 角川文庫『南の風』獅子文六 840円 帯BC
 角川文庫『おばあさん』獅子文六 1050円 帯
 角川小説新書『嵐といふらむ』獅子文六 1575円 B
 角川小説新書『女坂』圓地文子 1050円 B
 角川文庫『女家族 他一篇』林芙美子 1050円 初帯B
 角川文庫『茶色の眼』林芙美子 630円 帯BC
 角川文庫『普賢 他四篇』石川淳 840円 初帯B
 角川文庫『モンテーニュ随想録抄』 630円 帯B
 第三文明社『随筆三国志』花田清輝 1050円 B(レグルス新書)

 角川文庫および角川小説新書に関しては、だいたい昭和30年前後に出たものです。この頃の角川文庫は、味のある字体とデザインによる帯で、パッと見からして惹かれてしまうのですが、内容も充実していて、巻末の目録など眺めているとちょっとたまらない気持ちになってきます。例えば日本文学の目録はこんな感じ。久保田万太郎だったら『戯曲集』『市井人・うしろかげ』『浅草風土記』『浅草ばなし』、水上瀧太郎なら『大阪』『大阪の宿』『倫敦の宿』、獅子文六も上記のもの以外に『胡椒息子』『沙羅乙女』『信子』『東京温泉 他一篇』と盛りだくさん。もちろん今だって図書館で全集を借りれば簡単に読めるのですが、小さくかわいい文庫本が手元にあれば、やはり喜びは大きいですから。

(宮地)

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