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日々録   2004年11月
No.907  2004年11月14日(日)

昨日の中途仕事を終わらせた。
マガジンハウス『東京旅行記』嵐山光三郎 B 840円

雪華社版『戦後風俗史』ろうそくからテレビへ 廃墟から生活革命へ
戸川猪佐武 S.35 初版 BC 函ヤケ、背傷、一箇所書込 1575円

農文協『やっちゃ場伝』競り人伊勢長日誌
神田川菜翁 1155円

などを新入荷棚に加えました。

2時頃、出張依頼のお電話。2箱ほどだということだが、先方にも当方にも車がないので、先ずは宮地が見積もりに伺うことになった。以前東京新聞にうちのことが載った記事を、切り抜いて取って置いてくださったそうだ。
なんだか、嬉しくなります。

夕方、今夜は久しぶりに「鳥よし」に行こう、と決めた。それからは、それを生き甲斐に働いた。ふだんは割と安定している宮地が、不気味なほどハイテンションになり、歌いながら、踊りながら、働きまくっていた。  
なのに無事仕事を終え、鳥よしの前まで行くと、なんと灯りが消えてる・・・。あぁ、今夜の拠り所だったのに。あの異様に盛上がってた宮地を見てた分、余 計に絶望的な気分になってきた。うなだれていると、暗闇から手招きしてくれているのは、鳥よしのお母さん。おぉ、私たちはまだ神に見捨てられていなかっ た。ありがとございます。救われた。  
ビールが、ビールが、心に滲みた夜でした。。

(ミカコ)

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