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日々録   2004年11月
No.904  2004年11月11日(木)

 ミカコと僕は昨日まで湯治に行っていました。草津4泊、沢渡1泊の6日間。起床風呂朝食、読書風呂昼食、午睡読書散歩、風呂夕食読書、風呂ビール就寝、といった充実した数日間を過ごし、リフレッシュして帰ってきました。気力充実。バンバン品出しして、日記もガンガン書いちゃうぞ、といった心持ちであります。休暇中のことについてはあれこれ書きたいことがあるのですが、今日のところは品出し情報優先、宿のことや読んだ本のことは、明日以降ボチボチと書いていければと思っております。

 まずは昨日の帰り途、高崎で途中下車して古本屋を何軒か回って仕入れたものから。

 中公文庫『随筆 蝸牛』川瀬一馬 1575円 初
 中公文庫『モンマルトルの空の月』中川一政 840円
 中公文庫『どんたく』竹久夢二 840円 初帯
 中央公論社『どうなとなれ』富士正晴 840円 初帯(蔵書印ありB)
 講談社文庫『塔』福永武彦 840円 初
 日本交通公社『時刻表名探偵』石野哲 840円 B
 駸々堂ユニコンカラー双書『鉄道の旅 北欧』中田安治 630円 初

 個人的にこのなかから1冊だけ挙げるとしたら『時刻表名探偵』。唯一リアルタイムで読んだものです。大きな影響を受けたという点では宮脇俊三さんにはかないませんが、多くを教えられたという点ではこの本も負けてはいません。奥付を見ると昭和54年3月10日初版の3月30日第5刷。随分売れたのですね、この本。今更ながらにうれしいです。著者は当時、国鉄全線完乗者にして、時刻表編集部勤務という、鉄道好きの子どもにとっては憧れずにはいられない肩書きの方だったのですが、「名探偵の」との名前に違わず、飛びついた僕をますます時刻表にどっぷりと浸からせてくれたのでした。今読み返すと、本文の方のマニアックな蘊蓄もたまりませんが、50頁以上にも及ぶ巻末の索引と付録に圧倒されます。なかでも「ある漢字のつく駅が日本全国にいくつあるか、あるいはひとつもないか」という(ある意味どうでもいい)ことが一発でわかる「駅名字一覧」表は圧巻。また、見返しの「ひと目でわかる電化と複線区間」の表も見事(この表は後に時刻表本誌にも付録として付けられました)。いずれにしても、東北上越新幹線の開通と赤字線廃線ラッシュ以前の、国鉄および時刻表にとっての最後の幸福な時期を背景とした、郷愁にむせばずにはいられない名著です。石野さんは今どうしてらっしゃるのでしょう。

 今日は他にも結構出しました。実は旅立つ前の日、休暇中に新入荷棚がスカスカにならないようにと、段ボール1箱分のストックを用意しておいたのですが、どうも思ったほど売れなかったようで、結構残っちゃったのです。それらを全部出しました。以下はその一部。

 南雲堂『アメリカ文学史』亀井俊介 全3冊 3780円
 みすず書房『西欧精神医学背景史』中井久夫 1575円 初帯
 ちくま学芸文庫『カストラートの歴史』パトリック・バルビエ 1260円 初
 インパクト出版会『音の力 ストリートをとりもどせ』 1680円 初
 情報センター出版局『チベット・クエスト』松本栄一 1260円 初帯

 あと、休暇中の買取りからも少々出しました。下記のものなど。

 集英社『深夜の独笑』石和鷹 1050円 初帯

 では、また明日。

(宮地)

 急なお知らせになってしまいますが、明日の深夜、渋谷で“PARTY for UNITY!!”というイベントがあります。
『キッズ(だけにじゃもったいない)ブックス』の著者陣のおひとりである佐藤由美子さんが、完成した第2弾の見本を携え、先日店に来てくださった。題して『英語ペラペラキッズ(だけにじゃもったいない)ブックス』は、定番ものや、勉強に役立つ本を集めたものらしい。
 で、佐藤さんのダンナさんが、のじれん(渋谷・野宿者の生活と居住権をかちとる自由連合)のTシャツなどのデザインをしてらして、“PARTY for UNITY!!”のイベントもお手伝いしておられるとのこと。
 付き合い下手、群嫌い、誇り高き少数派たち、パーティー苦手同士とりあえず酒酌み交わして、ゆるやかな繋がりを持とうじゃないか、という集まり。興味があって、深夜に強い方、お出掛けください。(ミカコ)


PARTY for UNITY!!
世界のほんの一握りの資本家や権力者が、自分たちの利益のために戦争を起こし、環境を汚染し、難民を生み出し、貧困者を苦しめる。ヤツラは少しぐらいの考え方の違いがあったとしても「金」という価値観で固く結びついている。オレたちはどうだ?反戦団体はデモをやり環境保護団体は声明を出し難民問題の団体は署名を集め貧困者の支援団体はシュプレヒコールを上げる。しかし、お互いのことはよく知らない。みんな自分たちのことでいっぱいいっぱいだ。パーティーをやろう! 誰もが抱える問題は一つにつながっているんだ。みんなで集まろう。酒を酌み交わそう。議論をすれば考え方の違いがあるのはあたりまえのことだ。みんなでゆる〜くつながろう。何かを生み出そうなんて大袈裟なことを考えなくてもいい。まずは顔を合わせて知り合うだけでいいんじゃないか? 何となく幻想のように思っていた「もうひとつの世界」をリアルに感じたいだけだ。 さぁ、パーティーをやろう!!

2004.11.13 sat 23:30 Start(end 29:00) @gabowl
■DJ? ■LIVE? ■団体・個人アピール?
●以下のこと以外は全て未定
●入場無料(但しドリンク・フードは別料金)
●貧困者のための無料焼酎サービスあり
■会場は cafe gabowl(ガボウル)www.mugendai.org/gabo/
■お問い合わせはunityparty@hotmail.comまで

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