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日々録   2004年10月
No.898  2004年10月19日(火)

幸いにも今日は、定休日。
薬のおかげで、少し楽になったが朝はまだ動けなかった。今日は税理士さんが来て、今期のことを相談する日なのでそれまでに行く、ということにしてまた寝る。
夜のお楽しみもあるし、どうにか時間ギリギリに起き出して店に向かう。
着くとすでに始まってる。居眠りしてた学生みたいに、慌てて決算書の皆と同じ頁を開き必死に話に追いつく。

夜はお楽しみアンダーグラウンド・ブック・カフェの「八木福次郎夜話」。
先に出る山崎と神原を見送り、宮地と私は日曜日に古書展は一応見ているので、雨だし大事をとってギリギリに行くことに。
途中、不味い餃子屋で腹ごしらえし(わたしの鳥ネギ麺は美味しかったけど)、古書会館への道すがら「かげろう文庫」「ボヘミアンズ・ギルド」に寄る。「かげろう文庫」では、たぶん手作りであろう本棚を観察し、「ボヘミアンズ・ギルド」に八木福次郎さんの『古本便利帖』があったので、ふつうの値段だったけど縁起を担いで購入。

古書会館を前に、なんかがぜん元気出てくる。共に風邪気味の宮地の方がバテ気味。受付の西秋書店さんに挨拶、「栞今日全部なくなりました。」とのこと。よかった。誰も持ってってくれないのも悲しいから。
会場では、出来たてホヤホヤの『モクローくん通信』が配布されていた。なんと、宮地初登場。額の生え際デルタがちゃんと描かれててウケる。

八木福次郎さんは私にはちょっと思い出のあるお名前なのだった。私が古本屋になって右も左もわからず、藁もつかめず溺れていた頃(今もそうだけど)、どこでどうしたのか『古書通信』を手に入れ、そこに書いてある「八木福次郎」という福々しいお名前を遥か雲の上の別世界のお方だと神々しく眺めていたのだった。だから直にお話を聴くことが出来るというのは、ちょっと嬉しい。
上京したての頃のこと、乱歩とのエピソードなどの面白いお話しの他、お持ちくださった斉藤省三の一冊に30匹分の蓑虫の皮を使った小島烏水の『書斎の岳人』や、竹と平筍皮装の木村毅『西園寺公望』、古封筒を貼った『紙魚供養』などの「ゲテ装本」を実際に手に取らせて戴けたのは嬉しかった。全く流通していない本ではないらしいが、私なんかはこんな機会がなければお目にかかれないだろう。
休憩時間中『古本便利帖』に署名をしていただいた。我ながらシブいんじゃないかと思うが、実は自分の本に著者署名をもらうのが、初めてだったりする。

終わったあとは、大事をとって早々に帰宅。家でご飯食べてすぐに寝た。

(ミカコ)

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