!新谷根千ねっとはコチラ!
[ 書く ]
日々録   2004年10月
No.891  2004年10月10日(日)

 ふたり休み。宮地は、フィルムセンターへデコちゃんを観に、私はシビックセンターへ瞽女唄を聴きにという予定。しかし、宮地が出た後どんよりと重たい曇り空を眺めてたら、お出掛け心がだんだん萎えてきた。一応身繕いはしつつも、自転車で雨に降られたら嫌だな〜とぐずぐずしていたら、京橋まで自転車を飛ばした宮地から定員オーバーで入れなかったと電話。シビックセンターに回るというので、私もよっしゃとやっと重い腰を上げた。
 
 講演を聴きながら、ひと昔か、ふた昔前になるのか、瞽女さんたちが現役で村々を回っていた頃の日本に思いを馳せた。パソコンを開けば欲しい情報ほとんど手に入る現代と、瞽女さんが運んでくる流行歌を待ちわびる雪深き山村の人々。どちらが良いとは言えないけれど、随分と変わっちゃったんだなぁと思う。
 オフノートから瞽女うたのCDが出た時に、それが何かもよく解らないままイマイアキノブのジャケットの絵力にも後押しされ、これは買わねばと早速購入。店ではずいぶん聴いていた。今日は、現在105歳でたったひとりご存命の瞽女さん小林ハルさんから芸を受継がれた竹下玲子さんによる演奏で、私も生まれて初めて生の瞽女唄を聴くことが出来た。しかし、三味線の音色や、唄声は心地よく耳に届くのだけど、歌詞を読まずに聴いているだけだとことばがわからないのだ。日本の謡ものに耳慣れていないせいもあるが、自分が昔と今の断絶の世代なのだと悲しくも痛感した。
 宣伝ですが、オフノートレコードの新譜、当店でも取扱い始めました。『瞽女うた 長岡瞽女篇』も置いてます。
 
 シビックセンターを出た後は、ふたりで菊まつりへ。昨日は台風だったから、おでんもお稲荷さんもまだ残ってるだろうと、高をくくったら甘かった。大円寺手前で谷根千ねっと管理人の守ちゃんとそのお友達に遭遇、「もう売り切れだよ〜」と、菊酒吐息をかけられた。入ってみるとほんとうに、おでんもお稲荷さんもある筈の場所はすでに片付けられ、その名残さえ消えていた。嗚呼。
 しかし、私たちには菊酒がある。奥に突き進み、谷根千さんの店で菊酒大小いただく。ぷは〜ッ。この菊の香りがたまんない。疲れ目の私は目にいいという菊花茶もいただいた。美味しい。

 大円寺を出た後は、三崎坂をさらに上がったアフリカ市場タムタムさんへ。ご近所なのに、やっと伺うことができた。入口には花工房の佐藤寿子さんの植物画が飾られており(11日まで)、お店の中はアフリカの本を始め、カードや楽器、雑貨などが見やすく飾られていてお客さんで賑わっていた。木で出来たアフリカ大陸の国のパズルがあって迷った挙げ句、バナナの葉の切り絵風のカードを買って、芸工展のスタンプを押させてもらい外に出ると、パラパラとまたしても雨。
 
 守ちゃんたちと小奈やさんで合流し、ま、当然、飲、飲、飲。食、食、食、呑、呑、呑。
夜は更け、記憶は消え、知らないうちに一日は終わったのでした。

(ミカコ)

最新

2006年
10月
9月
8月
7月
6月
5月
4月
3月
2月
1月

2005年
12月
10月
9月
8月
7月
6月
5月
4月
3月
2月
1月

2004年
12月
11月
10月
9月
8月
7月
6月
5月
4月
3月
2月
1月

2003年
12月
11月
10月
9月
8月
7月
6月
5月
4月
3月
2月
1月

2002年
12月
11月
10月
9月
8月
7月
6月
5月
4月
3月
2月
1月

2001年
12月
11月
10月
9月
8月
7月
6月
5月
4月
3月

最新 2004年 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月 RSS
ページトップへ