!新谷根千ねっとはコチラ!
[ 書く ]
日々録   2004年7月
No.850  2004年7月20日(火)

 今のところ自宅ではクーラー無しで過ごしている。暑くって、毎日ビールが美味しい。黄金に輝く夏の友。でもってビール飲むと眠くなって、日々録が書けない。その繰り返し。
 今日は、定休日。「モクローくん大感謝祭」「戦場の夏休み」上映会、消費税のことなど4人で打合せをし、それぞれの仕事。

 以下は、この日曜日の話。
 谷根千在住の『うまい江戸前漁師町』の著者、真鍋じゅん子さんが講師を務める 「江戸前の海と漁師町〜半農半漁の海の民・木更津〜」というツアーに参加した。東京駅からアクアラインを渡るバスで、およそ45分。高速金田のバス停から、車で5分もしないところに小櫃川の河口があり、ざわわと葦原が広がっていた。この日は潮のいい日だったため、何百人だかのゴミ拾い団体と遭遇してしまったが、じゅん子さんのダンナさんで『うまい江戸前漁師町』のカメラマンのノリさん曰く、普段は見渡す限りの葦原を独占できるらしい。(そんなとこだから、何百人で拾うようなゴミなんて落ちてなくて、近くの三日月ホテルの温泉リゾートが半額になるのが目当てで参加してる人が多いみたいだった。)
 しばらく葦原を歩くと、海に出る。そこが東京湾で最大の盤州(ばんず)干潟だ。沖合1.5キロ〜2キロまである自然の干潟が目の前に開けた時には、歳を忘れて走り回りたくなるほどだった。遥か向こう岸に、川崎のコンビナートの炎が見えるのが、なんだか新鮮な景色。天候によっては富士山も望めるらしい。
 干潟には、小さなカニや、小指の爪の3分の1ほどしかないアサリの稚貝、透明なアナジャコなどが確認できた。しかし、この暑さで海水もぬるいのを通り越して熱いくらい。小さな生き物たちは、茹だっちゃうんじゃないかと思うほど。
 この広大な干潟は、ぼんやり立ち尽してるだけで底抜けに開放的で気分いい。暑いけどね。
 その後は、地元の漁師さんがアサリを揚げる舟だまりを見せてもらう。次から次へとアサリ、青柳が揚げられるけれど、今年はうんと少ないんだそうだ。
 そこに、食堂のバスは出払ってしまったということで、トラックが到着。なんと総勢25人が荷台にすし詰め。青々とした田園風景を、人間満載のトラックが飛ばす。まさに東南アジア気分。
 お待ちかねの昼食は、網元経営の食堂でアサリづくしの昼食。そのうえわたしが頼んだB定食は、大きな穴子の天ぷらが付いてきた。A定食でアサリのフライを食べていた宮地は、敗北宣言。
 賑やかに楽しい食事が済んだ後は、この日のもう一人の講師で地元の漁師さん、斉藤さんの家に伺う。斉藤さんは海苔養殖、アサリ漁の傍ら、春から夏は稲作をしている。木更津はほとんどの漁師さんが、半農半漁だそうだ。海苔養殖は秋から始まるため、今は牡蠣殻で海苔の菌みたいなものを育てている。説明されなければ、貝殻に付いた黒っぽいシミとしか見えない。それがもう直き、成長し始め、タネが出来て、そのタネを養殖の網に植えるのだそうだ。だけどタネは目には見えないほど小さいらしい。なんとも不思議な話なのだ。
 帰りに斉藤さんちの江戸前の海苔をお土産に買った。

 こっちに戻ってきてから、じゅん子さんと、ノリさんと、4人で谷中「NAMIMAKASE」で乾杯。じゅん子さん、ノリさんが、千葉の海にツチクジラの解体作業見学に行った時に買ってきたというクジラ肉の立田揚げを戴いた。癖になる、美味でした。途中から、愛娘のプーさんも加わって、最後まで余すところなく、子供の夏休みのように楽しい一日となったのでした。

 このツアーの第3弾は8月1日「横須賀の蛸」です。タコ漁に同行できるみたいです。漁師さんの仕事を側で観るなんて滅多にないですから、お薦めですよ〜。

(ミカコ)
 

最新

2006年
10月
9月
8月
7月
6月
5月
4月
3月
2月
1月

2005年
12月
10月
9月
8月
7月
6月
5月
4月
3月
2月
1月

2004年
12月
11月
10月
9月
8月
7月
6月
5月
4月
3月
2月
1月

2003年
12月
11月
10月
9月
8月
7月
6月
5月
4月
3月
2月
1月

2002年
12月
11月
10月
9月
8月
7月
6月
5月
4月
3月
2月
1月

2001年
12月
11月
10月
9月
8月
7月
6月
5月
4月
3月

最新 2004年 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月 RSS
ページトップへ