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日々録   2004年1月
No.785  2004年1月30日(金)

 遅番で出勤。本日のメイン・イベントは賃貸契約の更新。無事終わり、これでまたしばらくは商いを続けられることになりました。契約後、不動産屋さんとしばし雑談。不動産屋という仕事について、あれこれ話を聞きました。自分のまったく知らない世界ですが、それゆえに興味深く、楽しい時間でした。

 夜になってからは、下記のものなどを品出し。年末に買い取ったまま放置されていた袋や束のなかの本です。

 旺文社文庫『大江戸を考証する』稲垣史生 800円(初版)
 中公文庫『東京埋蔵金考』角田喜久雄 1000円
 福武文庫『アポリネール短篇集』窪田般彌 訳 800円
 角川文庫『彼岸からの言葉』宮沢章夫 500円(初版・帯)

 買い取りで店に入ってきた本の運命というのはなかなか面白いもので、すぐに店頭に並ぶものもあれば、何年も箱の中に入れられたままのものもあります。ほかの店のことはわかりませんが、ことうちの店に限って(なかでも僕が担当しているものについて)言うと、どちらになるかは運です。特に、年末や春休み、ゴールデン・ウィークといった時期に持ち込まれたものは、二日、三日とほかの買い取りに忙殺されているうちに、存在そのものを忘れられてしまいがちです。それでも今日出されたもののように、袋や束の状態で置かれているものにはまだ救いがあるのですが、いったん箱に入れられてしまうと、そこから出るのは容易なことではありません。ぎりぎりのところで箱に入らずにすんだもののなかには、出したその日のうちに売れていくものもあり、そういう場面に遭遇して、「この人とこの本は出会うべくして出会ったのだな」と感慨に耽るのも、この仕事の醍醐味のひとつです。

 以下のものも、今日出しました。これらはつい最近買ったもので、このぐらいのものになると、在庫として埋もれてしまうということはまずありません。戦略的にあえて出さないこともありますが、たいていはすぐに出します。

 冬樹社『風景の向こうへ』中上健次 1200円 B(初版・帯)
 蝸牛社『紙上で夢みる』上野昂志 1000円 B(初版)
 実業之日本社『きょとん』田中小実昌 1000円 B(初版・帯)

<今日店でかけたCD>
『FLYING HIGH』GENE CLARK
『パートナーズ』フラーコ・ヒメネス
『ムイト』カエターノ・ヴェローゾ

(宮地)

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