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日々録   2003年8月
No.685  2003年8月6日(水)

 58年前、広島に原爆が落された日。

 8月1日の映画の日に続き、今日も早起きして出勤前に、ジャック・タチへ。水曜日は、レディースデイ。割引の日がどのようなシステムになってるか知らないけれど、ヴァージンシネマにささやかな抵抗になるかと、できるだけ割引の日に通うことにした。
 お待ちかね、『ぼくの伯父さん』。初めて見たのは10年以上前だから、忘れている場面もずいぶんとあった。10年私なりに成長した分、前よりもっと楽しめた。
 もちろん先週の『ぼくの伯父さんの休暇』『左側に気をつけろ』『郵便配達の学校』は、3編ともモノクロで、『プレイタイム』を観た後だと、ほのぼのした印象。こちらもまた違う味わいで、よし。
 8/16からのアンコール上映で、このフェスティバルの全作品の再上映が決まったようなので、お時間ある方は是非。

 それにしても、ヴァージンシネマズ、六本木ヒルズともども、40年も前にタチが造り上げた皮肉の世界のまんまなので、笑える。
 無機質な建物、不要のサービス全席指定制とか、これまで気に留めたことなかったけれど、トイレに設置されてる手のひら乾燥機のゴォーっていう音とか、そこを通らないと映画館に出入りできない小洒落たレストランとか、ガイドの旗にぞろぞろ付いて歩く六本木ヒルズ内ツアーの団体とか・・・。全部本気だからね。
 それから、面白いのは地下鉄の出口。駅は前のまんまのちょっと薄汚れた六本木なのに、ヒルズ側にできた俄造り改札を境に、そこから先の通路は光り輝く未来への入口なのだ。森ビル、そんなにがんばっちゃって、どうするんだよ、とか言いたくなる。だから帰りは、何から何まで支配しようとする世界から、脱出できた開放感が味わえる。精神を蝕む遊園地みたいなところだ。
 来週も行くんだけど。

(アオキ)

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