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日々録   2003年3月
No.590  2003年3月8日(土)

10時集合、棚移動などに取りかかる。
1時頃、棚の移動は思ったよりも早めに終った。
環音の樋口さん、尾崎さん、広田さんが来られて、最終的な打合わせを済ませる。演奏してくださるサックスとクラリネットの野本和浩さん、大熊ワタルさん、ちんどん太鼓のこぐれみわさんと、環音の広田さんは一度荷物を置いて、ピースウォークに出掛けられる。なんと今日のミニライブはサックスも、ちんどん太鼓も入るのだ! くーっ、わし、泣く。
3時黒川さんが器材搬入。

イベントがあるような特別な日は、人を寄せる何かしらの磁力が発生するのか、最近あのお客さん見えないなぁ、というような方がひょっこり顔を見せてくれたりする。それもまた嬉しい。前に、大量の買い取りが運び込まれて固まったこともあったけど。

4時に一旦シャッターを下ろし、リハーサルや、棚に写真パネルのセットをする。

4時40分開場。静かだなぁ。
5時近くになってようやく人が集まり始める。事前告知に開場時間を書いておいた方がよかったな。

最終的には、ゴザに座りきれないほどの多くの人が集まった。昨年の独立祝賀コンサートに東ティモールを訪れた様子をVTRで上映してから、広田さんと、大熊さんのお話。この国の海には豊かな油田があるため、一本の糸を引っ張ると、隣国や、日本も含めた大国の国益(嫌な言葉だ)が、複雑にこんがらがって持ち上がってくる。一筋縄ではいかない様々な問題が露呈する。ニュースや新聞を読んでいるだけでは決して知ることの出来ない真実が、実際に見て来た二人によって語られる。隠された真実は、私たちの身の周りにも当然ながら転がっている。
4世紀以上もの間、代わる代わる占領されたり、攻撃されたりしながらも、人と人との出会いを大切にし、日本人を恨むことなく受け入れることの出来る、東ティモールの人たちの懐の深さに、心を打たれた。
独立前から現地に通い、危険に身をさらしながら取材を続けてきた南風島渉さんの、東ティモールの人々の純粋で汚れのない瞳に吸い寄せられた、という言葉が印象的だった。

「不屈の民」で始まったミニライブは、続いてカタロニア民謡「鳥の歌」、そして今日のデモ行進にも参加した新しい楽団のメンバーも加わっての「平和に生きる権利」「ティモールの漁師の歌」。すばらしい!
これまで、何かに惹かれて手にしたチラシや、沖縄の映画「豚の酬い」など、私の興味の先には、わりとよく大熊ワタルさんの名前があり、気にしていた人だったけど、実はこれまで生の演奏を聴いたことがなかった。それなのに、環音との出会いがあって、今こうしてうちの店で演奏してくれている。このご縁に感謝感涙。

環音の報告会が終わって、黒川さんご夫妻の“Tea for Two”による2曲。家族という、一番小さなコミュニティーから発せられる幸せの願いが、会場に溢れる。

環音の活動や、東ティモールという国の現状、大熊さんたちによる気持ちのこもった演奏と、集まった人たちのそれぞれの思いが合わさり、次へ繋がるエネルギーがそれぞれの内に湧いてくるような、かけがえのない時間だった。こうして、文章にすると熱血な感じになってしまうけど、自然と優しい気持ちになれる心地よい夜だった。

集まってくださったみなさん、環音のみなさん、大熊さん、こぐれさん、南風島さん、野本さん、楽団のみなさん、黒川さん、どうもありがとうございます。

(アオキ)

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