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日々録   2003年2月
No.581  2003年2月26日(水)

本日の品出しから。
晶文社 『旅の話』 鶴見俊輔・長田弘/著 1800円

B.R.サーカス 『越境記 <五大陸走破行全記録1>』
               戸井十月/著 B 1500円(カバー傷み)

住まいの図書出版局 『新編・谷根千路地辞典』 
            江戸のある町上野・谷根千研究会/著 1500円

JTBキャンブックス 『「江戸」を歩く』 江戸いろは会/編 800円

未知谷 『珈琲に遊ぶ おいしい珈琲を淹れるヒント』 
                     川中幸博/著 800円

『旅の話』は、晶文社双書『20世紀紀行』全12巻の、巻末に掲載されていたふたりの対話をまとめたもの。
「アフガニスタンの風」の章を拾い読みする。
 アフガニスタンという国には、もともと全てを統括するような指導者は、必要なかったし、いなかった。それぞれの民族に長がいて、それぞれに暮らしていた。そして、お互いは尊重しあっていた。しかし、そういう国を西側の目で見ると、国を治めるものが現れない、それは国家としておかしいということになる。大きなお世話なのだ。

 これは、先日テレビで見た話。インドのバラナシ、ガンジス川のほとりでの火葬を見た当時の支配国イギリスは、不衛生だからと禁止した。しかし、その炎が消えることはなかった。街の中に火葬場があるのではなく、火葬場の周りに街が出来上がったのだと、イギリスはしぶしぶ認めることになる。

 いつまでたっても、学べないアングロサクソン。アングロサクソンの忠犬日本人。

 だれもが、ハイテクでデジタルな文明社会に憧れているわけではないし、そういう社会が人間にとって、必ずしも幸福ではないだろう。
 非文明世界に生きる人は、食べられる木の実を知っているし、熱冷ましの葉っぱも知っている。身近な材料を調達して自分の手で家もつくれる。楽器もつくれる。
 頼みもしないのに農作物の遺伝子が組み替えられ、食べ物は赤色何号、青色何号で着色され、住むと病気になる家が建てられ、会ったこともない人を遥か遠くからボタンひとつで殺せる道具を持つ社会に生きる私は、毒キノコの区別も出来ないし、マッチがないと火もつけられない。
 文明社会を無闇に人に押し付けちゃいけない。

 唯一核兵器を使って二十万以上もの命を奪い、今なお大量破壊兵器を所持しているアメリカの査察はいつするんだろう。

(アオキ)

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