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日々録   2003年1月
No.557  2003年1月19日(日)

 久しぶりのまとまった品出し情報です。

 講談社 『つげ義春日記』 1000円 B(初版)
 喇嘛舎 『ねじ式夜話 つげ義春とその周辺』 権藤晋 1800円
 ワイズ出版 『つげ忠男劇場』 1200円

 まずは、つげ本3冊。日記は12月27日に予告したもの。おすすめです。他の2冊は、この日記の世界をより深く味わうための副読本になり得るもの。権藤晋は又の名を高野慎三と云い、北冬書房代表。つげ忠男は実弟で漫画家(この本はイラスト入りエッセイといった体裁で、漫画ではありませんが)。二人ともこの日記に数えきれないほど登場します。
 ところで、作家の車谷長吉氏は「<私>漫画」という謳い文句に惹かれて『無能の人・日の戯れ』を読んで、ひどく感心したそうなのですが、その話を耳にしたつげ氏は「この10年間に買って読んだ本は『鹽壷の匙』一冊だけ」と言った、という逸話があります。まるで誰かが捏造したお話のようですが、これが実話。車谷さんが自分で書かれています(どの本だったかは忘れてしまいましたが)。こういう話好きだなあ。

 続いて音楽編。

 ミュージックマガジン 中村とうよう書きおろし増刊号
        『アフリカの音が聞こえてくる』 2500円
 HYPERION "BETWEEN THOUGHT AND EXPRESSION"
            SELECTED LYRICS OF LOU REED 1500円
 晶文社 『ジャニス ブルースに死す』 デイヴィッド・ドルトン 1500円

 中村とうようのアフリカ本は、いずれ必要になる時がきっと来るので、自分で買っちゃおうかとも思ったのですが、出しました。こういう雑誌の増刊として出された本は、図書館にもない(と思われる)ので持っておいた方が良いのですけどね。
 ルー・リードの詩集は、CD3枚組ボックス・セットと同タイトルの力作。日本でも河出書房新社から翻訳が出ました。おなじみの歌詞に加え、2篇の詩と、チェコの大統領ヴァーツラフ・ハヴェル、および『ブルックリン最終出口』の作家ヒューバート・セルビーJrへのインタヴューが含まれています。
『ジャニス』は説明不要でしょう。晶文社の誇るロングセラーです。

(宮地)


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