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日々録   2003年1月
No.551  2003年1月11日(土)

 午前中、奈良県で「ならまち文庫」という古本屋をやっている、宇多さんがご来店。ご縁があって、彼が出版している『ぶらり奈良町』という地域誌を、うちの店に置いている。
 私は残念ながらお会いできなかったが、早番の神原によると、今年6月に関西で公開される河瀬直美監督の『沙羅双樹』という奈良町が舞台の映画の撮影の際、宇多さんのご自宅をスタッフに解放したり、ちょっと出演もしたりしたこともあって応援しており、その宣伝会議でのご来京だそうだ。なんでも、関西圏で35,000人の入場が目標とのこと。

 夕方は、三重県亀山のオーガニックレストラン「月の庭」のスタッフで、本業はトンボ玉アーティストのコ−ヘーさんが、遅めの正月休みで帰京中で、来店してくれた。
 実は、宮地と私、この正月休み「月の庭」を訪ね、その時にコーヘーさんにも初めて会ったのだった。
 既に夜の帳は降り、静まり返る東海道の旧宿場町、亀山。ほんとに「月の庭」やってるのかな?そんな不安もよぎるほどの暗闇の中に、ぼんやりと浮かぶ温かい灯かり。「あけましておめでとう。」と後ろから声を掛けてきたのは、「トム・ラブランク朗読会」に来てくれた昌さん。案内されるままに暖簾をくぐってガラガラと引戸を開けると、どこからこんなに人が出てきたのかと思うような賑わい。みなの憩いの場だ。コーヘーさんも厨房とテーブルを忙しく行き来していた。車麩のピザ、蓮根のはさみ揚げ、豆腐の味噌漬け、手作りがんもどき、ささみと白髪葱のなんとか(名前忘れてしまったけど、とても美味しかった)、ポテトチップ、などなど、奥さん桂織さんの手による心のこもった美味しい料理と選び抜かれたおいしい酒に舌鼓を打ち、他のお客さんを紹介してもらったり、仕事の合間の昌さんと話したり。もともとあった蔵を出来る限り自分達の手で改装したという空間は、隅の隅まであったかくて気持ちが安らぎ、勧められるままにその晩私たちは泊ってしまった。
 翌朝は近所の「ふじっこぱん」へ。「月の庭」から独立した女の子がやっている。たてものは古い診療所。それが、うまくそのまま使われていて、可愛らしいベーカリー兼カフェになっている。コーヒーと焼立てクロワッサン。サクサクしたクロワッサン。美味しい!昌さん、桂織さんのご子息ミッキーの壮大なアドベンチャー物語を聞きながら楽しい朝食だった。
 少しずつ、変化、進化し続ける「月の庭」。2月か3月頃には、外の庭のスペースに新しい東屋?が建つのだそうだ。「月の庭」立ち上げに携れなかったお客さんが現在建築中。
 想像以上に楽しいところ。近所にあったら、私はきっと鋸と金槌持って入り浸るだろう。

 てな訳で、遠方からふたり。こういうご縁はほんとに嬉しい。みな自分のしたいことを地道に続けている人たち。とっても 励みになるのだ。
(アオキ)
 

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