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日々録   2002年11月
No.521  2002年11月26日(火)

久しぶりの青空に気持ちまで明るくなった、かな。
お陽さまはいいですね。

さて、きのうのこと。
今にも雨が落ちてきそうな灰色の街の中を歩いた。
まずは、写真展。『なつかしい街の記憶〜中国・消えゆく街角〜』斎藤亮一
三百人劇場で中国映画を観てから、中国の古い街角や、日本にはないような自然の風景に、わたしの心の一部は確実に支配してしまった。うまい表現ができないけれど、それは少し禁断症状を伴うようで、もっともっと浴びるようにその風景を堪能したいとか、いつまでも観続けていたいと思わせるような、切羽詰まった感じがするのだ。そして、宮地も同じく発症しているのか、彼もまたそのような情報に敏感になっているようだ。
だからこの写真展は、まさに私たちが飢えていた風景に出会えたのだけれど、それと同時に、映画『こころの湯』のラストで開発によって古い街並みが消えてしまったように、中国の至る所で日々街が消えていることを思い知る作業でもあった。一枚一枚観る度に心臓をギュイッと押しつぶされる思いだった。

次は吉祥寺。
スターパインズカフェでのライブ『コンドルとイーグルの再会』へ。これは、谷中ぎんざの「ぼんフォトスタジオ」のBBSで情報を入手。
「Ulali」
というネイティブアメリカンの女性アカペラグループと「SISAI」という南米エクアドルのフォルクローレのバンドのライブ。
ネイティブアメリカンの女性たちの音楽、というか、声に、吹き飛ばされそうになった。三人の女性の声は、美しく、強く、柔らかく、母であり、女性であり、時にゴスペルのようであり、私はこれまで全く聴いたことのないような世界だった。びっくりした。泣きそうになった。揺るぎない強さに、すべてを包み込むような優しさを感じた。声とリズムだけのシンプルな音楽、神様はほんとうはこんな風に使うために声を与えてくれたのかもしれない。アメリカ(正確には亀の島ということになるのでしょうか)に行ってみたいなぁ、と自然に思えた夜だった。

アオキ

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