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日々録   2002年11月
No.509  2002年11月9日(土)

 散歩の達人ブックスという、雑誌『散歩の達人』のムック?の取材。テーマはカフェと古本屋めぐりだそうだ。
 ほうろうの生い立ちに始まって、これからどのような店にして行きたいか、一日のなかでいつ本を読むか、などなど。
 4人それぞれお勧めの本を紹介してください、と言われ各自担当の棚から一冊持ってきた。見栄えがして、なかなか売れない高い本‥‥‥、そんな下心で選んだから説明はシドロモドロ。
 取材が終わってしばらくしてから、あぁ、こっちの本の方が良かったのにとか、私は何かを人に解りやすく説明するのがホントに苦手だとか、思い出してはウジウジする。
 来年の2月頃発売予定。

 ところで、取材に見えたライターの方が本来は美術畑だそうで、ついでにこのカードを置かせてください、と言われ話を聴くと、江東区佐賀町の食糧ビルが閉鎖してしまうのだそうだ。なんだと?建物に惹かれ行きたい行きたいと思いつつ現在に至ってしまっていたが、アートスペースとして活用されているので閉鎖されるなどとは露ほども考えたことがなかった。食糧ビル最後の展覧会『Emotional Site』のお知らせだそうだ。むむむ。行かねば。見ておかねば。
 古い建物には建築的に価値があろうとなかろうと執着してしまう質なので、ある日突然そこがすっかり更地になっていたりすると心臓のあたりがキュッとなるのだ。維持費やら何やらと持ち主にしたら致し方ない事情があるだろうから、無関係の私などは更地を前にただ呆然と立ち尽くして終わるしかないのだけど。日々建設される建物がもう少し景観のことも考えられていたり、センスが良かったりすればこんなにも昔の建物に執着することもないかもしれない。まぁどんな建物でも、時が経てばいつかは風景にしっくり馴染む可能性もあって、何十年後かにはそんな建物で建築探偵団の本ができるかもしれない。
 でも、やっぱりできる限り美しい建物には生き残って欲しい、と、思う。

(アオキ)

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