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日々録   2002年11月
No.508  2002年11月6日(水)

 早番で出勤。5時半に仕事を切り上げて、アオキとサントリー・ホールへ。「ポリーニ・プロジェクト2002 in 東京」の6夜目。アンサンブル・ウィーン=ベルリンとアッカルド弦楽四重奏団を迎えての室内楽のプログラム。この一連の演奏会は、ポリーニ自身が、自分の好きな作品を組み合わせてプログラムを組んでいるそうなのですが、一夜の演奏会で昔の作品と現代(20世紀)の作品を並べるというところに特徴があります。というわけで、今夜も、モーツァルトのふたつの作品(ピアノと管楽のための五重奏曲とピアノ四重奏曲1番)をメインに、リゲティ、クルターク、シャリーノといった、普段あまり聴く機会のない(僕は初めて聴きました)作曲家の曲が演奏されまた。

 管楽五重奏によるリゲティやクルタークの作品などは、ちょっとフリージャズのような雰囲気もあり、作られた時代背景(1968年と1959年)のようなものを感じました。また、シャリーノの作品は、弦楽器というものはこんな音もあんな音も出せるのだ、といった可能性を追求しているような曲で、特にアッカルドさんが一人で弾いたいくつかの小品には圧倒されました。ただ、まあ、これらの現代の曲は、どうしても一生懸命聴いて感心するという感じになってしまうので、そういったあれこれなしに、身も心も音楽に浸らせてくれるモーツァルトはすごいなあ、などとあらためて思ったりした夜でした。もちろん、演奏が素晴らしかったこともあるのですけれどね。

 室内楽はあんまり人気がないようですが、楽しいですよ。チケットも安いし(ピアニストの来日公演の場合など、おおむねソロ・リサイタルよりも全然安いのです。人数は多いのにね)。

(宮地)

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