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日々録   2002年2月
No.323  2002年2月25日(月)

 木、金、土と3日間、風邪で仕事を休みました。今日は復帰2日目、だいぶ調子が戻ってきました。じゃんじゃん品出ししたなかのお薦めは、

 筑摩書房 『ちくま日本文学全集』 全60巻(第5巻欠け) バラ売り 各600円

 島崎藤村と白井喬二の巻は分厚いので900円です。あと、欠けている第5巻は内田百間(門がまえに月の方のケンの字は僕のワープロじゃ出てこないみたい)。

 ちくま文庫は僕が高校生の頃に創刊されたのですが、最初は特にその装丁に惹かれたものでした(あのスリムな帯!)。で、大学に入った頃に太宰とか安吾とかの全集が出始め、「そうそう、こういうコンパクトな個人全集が欲しかったんだよ」などと思い、買い揃えるまではしないものの、ますます思いが募っていたところに刊行が開始されたのが、この文庫判の文学全集でした。ラインナップの面白さもさることながら、手に取ってうれしいという、モノとしての仕上がりの良さがたいへん魅力的で、ちくま文庫のエッセンスが凝縮されていると思います。
 背表紙の、作家の名前の下にその生没年が数字で小さく記されている、なんていうのも、別になくてもいいのだけれど、あると思わぬ発見があったりして楽しいです。ちなみに、60人の作家のなかの最年長は森鴎外(これもオウの字がちゃんと出ない)で1862年生まれ、逆にもっとも若いのは寺山修司で1935年生まれ、最初に死んだのは樋口一葉で1896年のことです。一葉だけが20世紀に足を踏み入れていないのでした。

(宮地)

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