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日々録   2001年5月
No.55  2001年5月14日(月)

 中番で行くと、太古の調べと表現したくなるような音が店内を漂っていた。そう、きのうの日々録に神原が書いた、台湾先住民族の音楽だった。生きることが祈りそのもの、言葉は解らないけれど、その切実な感情が心の深いところに染み込んでくるようでじーんとする。昨日会ってきたばかりの実家の祖母が唄っているような、素朴でどことなく懐かしい調べ。
 
 母くらいの年のお客さんが「これは、何の音楽?」と尋ねて来られた。
その方これまでに二回ほど手術をしたことがあり、麻酔から覚める時にいつも決まってこういう音楽が耳元に聴こえ、人々が踊っている風景が見えるのだそうだ。ご自身は、東京生れの東京育ちなのに。
 お客さんの不思議な話と太古の調べに、しばらくの間ぽかーんと空想の世界に浸っていた。
(アオキ)



 今日は本当にいいお天気で、ただ仕事に行って帰って来るにはあまりにも惜しく、出勤前に自転車で一走りしてきました。押し入れから半ズボンを引っぱりだして今年はじめて穿いたのですが、もうそれだけで夏になったようで、うきうき気分。そんなふうですから出かける場所はどこでも良かったのですが、「こんな日はきっと何か掘り出し物があるに違いない」と考え、大塚のブックオフに向いました。
 さて、ブックオフの100円均一棚には残念ながらめぼしいものがなくちょっとがっかりでしたが、気を取り直して池袋のレコファンへ。掘り出し物はここにありました。
 買ったのはエルビス・コステロのCDシングル"TOLEDO"で350円。タイトル曲自体は98年に出たバート・バカラックとの共作アルバム(傑作!)からのものですが、お目当てはその後に入っている2曲("SUCH UNLIKELY LOVERS"と"BABY PLAYS AROUND")。99年にピアノのスティーヴ・ナイーヴとのデュオでツアーをした時のライブ音源なのです。このコステロ=ナイーヴのコンサート、東京公演には僕も行ったのですがそれはもう素晴らしいものでした。このツアーでライブ録音されたものは今のところ(僕の知る限り)9曲発表されているのですが、そのうちの4曲はこのように2曲づつシングルのおまけというかたちで発表されています。でも普段はシングル盤なんて買わないものだからそんなこと全然知らなくて、入手しづらくなってから「えっ、そんなボーナス・トラック付いてたの?」とびっくりして、それ以来中古盤屋に行ったときは注意していたのですが、やっと1枚見つかりました。うれしいです。
 池袋からの帰り道、レコファンのある東通りをまっすぐ行くと、都電荒川線の線路を跨いで雑司ヶ谷霊園に出ました。しばらくその横を走っていくことになったのですが、はじめて通るその道は木の緑が心地よく、ただただ幸せでした。
 というわけで、「出勤前のひととき」の報告を終わります。今日は本とは全然関係のない、しかもややマニアックな話になってしまいましたが、ご容赦のほどを。(宮地)

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