!新谷根千ねっとはコチラ!
[ 書く ]
日々録   2001年5月
No.45  2001年5月4日(金)

古本屋の一日(ゴールデン・ウイーク編)

11:55 久しぶりのお天気、気分よく出勤。

12:00 開店準備中、半開きのシャッターの外から男の声「本買ってほしいんだけど」。袋の中を見るとすべてエロ本。現在成人誌の買い取りはしていない旨伝えると「上野からずっと歩いてきたんだけどさ、ここまで全然なかったんだよ、古本屋。なんとかならない?」。気の毒ではあるけれどやはり断わる。

12:15 細野晴臣を聴きながら、アイドルの写真集の品出し。カバーを雑巾で拭いて、ビニールの袋に入れ、値段を付ける。その繰り返し。比較的新しいもの中心なのだけど、いわゆるグラビア・アイドルものは知らない人ばかり(知っててもパイレーツとか。とほほ)。

13:30 昼食。今日はご飯を炊いてこなかったので、ドトールのテイクアウト。

14:30 よみせ通りの自転車屋さんに昨日修理(ブレーキ)に出しておいた愛車を取りに行く。後輪のゴムがすり減っていて、もうそろそろ取り替えないといけないそう。5000円以上かかるとのことで、ちょっと滅入る。

15:00 大口の買取り。キャスター付きのボストンバック2個に本を詰め込んだ御夫婦。そのバックはさながら宝箱のよう、次から次へと音楽の本が現われ、興奮に打ち震える(2回に分けて持ち込まれた総冊数167のうち何と111冊が音楽書。特にジャズ関連が充実!)これが呼び水となって、これ以降、ひっきりなしに買い取りが続く。店内もお客さんで賑わい出し、嬉しいやら忙しいやらでやや正気を失う。

18:30 ひと段落ついたので休憩。アオキが買っておいてくれていたお稲荷さんを食べる。食後、棚に出ていた爆笑問題『対談の七人』(600円)をパラパラめくってみると、太田・田中両氏と並んでにっこりVサインを出している小林信彦を発見。微笑ましい気分になる。

19:00 ボラ・デ・ニエベを聴きながら、文庫とハードカバーの品出し。そのなかから2冊。

 東京書籍 『ヘンデル』 クリストファー・ホグウッド 著 2500円
 文芸春秋 『山田さんの鈴虫』 庄野潤三 著 1200円

 ボラはもうずいぶん前に亡くなったキューバのピアノ弾き。いわゆるキューバ音楽とは違い、ホテルのラウンジでやるような弾き語りのスタイルなのだけど、人間味の溢れる素晴らしい唄を聴かせてくれる。今日の自分のコンディションにぴったりはまったようで、品出しがすいすい進んでいく。

21:00 ゴールデン・ウイーク中につき、まだまだ営業(普段の祝日は20時閉店)。昼間買い取ったまま積み上げてあった本を整理し、買値を「買い取りノート」に付けていく。何しろ量が多いので結構時間がかかるのだけど、モーツァルトのピアノ・コンチェルトを聴きながら、のんびりやる。

22:50 もうすぐ閉店時間。しかし、さすが大型連休、店内にはまだたくさんのお客さんが。もう少し開けておくことにする。

23:20 閉店。充実した一日。明日も晴れますように。 (宮地)

最新

2006年
10月
9月
8月
7月
6月
5月
4月
3月
2月
1月

2005年
12月
10月
9月
8月
7月
6月
5月
4月
3月
2月
1月

2004年
12月
11月
10月
9月
8月
7月
6月
5月
4月
3月
2月
1月

2003年
12月
11月
10月
9月
8月
7月
6月
5月
4月
3月
2月
1月

2002年
12月
11月
10月
9月
8月
7月
6月
5月
4月
3月
2月
1月

2001年
12月
11月
10月
9月
8月
7月
6月
5月
4月
3月

最新 2001年 12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 RSS
ページトップへ