3月9日

デリーのレジェンドホテル。朝、チャイ屋で紅茶を飲む。5ルピー。3時半の便に乗るのに2時近くなってもプラちゃんたちがこない。やっとついたと思ったら「森さんは5のDですが、もちろん僕とプリティちゃんはならびます」なんて言っている。のんびりしているなあ。この前もタイで乗り継ぎがうまく行かずに一便後ので行くよ、とダイエーさんに連絡したら、彼の答え「で、明日何人象に乗るの?」2時間自分が長く空港で待つことなんか、どうでもいいらしい。
デリー名物渋滞のなか、プリティさんが空港に電話をかける。今から行きますからまっててね、といっているのかなあ。私はプラちゃんのおばあちゃんの隣りだった。車椅子を担いで御乗せした。おじいちゃんは85歳だが車椅子に絶対乗らず自分の足であがって行った。プネはボンベイから電車で3時間。ときくと行きたくなるが今回は無理。プネはデカン高原で涼しい。教育県で大学も多く若者が多い。文化水準も高く、劇場や映画館が多い。この前テロ事件が起きたという喫茶店の前を通る。着くと20時間の電車の旅で先に帰ったバクレ家の親族が、家の入り口から紅白の幕を張り、赤い絨毯を敷き、家の床には砂絵を描き、イルミネーションで飾って花嫁花婿を待っていた。家を入る所から儀式があり、二階の祭壇でまた儀式がある。