2014年7月 のアーカイブ

5月30、31日 さよなら国立なんてたまるか

2014年7月29日 火曜日
八ッ場ダムの地質調査をしにいくはずが、胃の調子も悪く頭痛もしてダウン、かといって眠れる訳でもない。そうとう疲労蓄積。31日、大橋さんに別のシンポジウム登壇者を引き受けてもらったというのに、矢も楯もたまらず、国立競技場へ。きょうは「さよなら国立競技場イベント」で3万5000人も来ているという。一人から1500円もとるんだから、これでいくら収益があっただろう。そしてさよならムードの演出、腹が立ち、反五輪の会の方たちがマイクでアピールしませんか、といわれるのを幸い、千駄ヶ谷門で演説をしてしまった。チラシはとてもよく取ってくれた。「おしいわねえ、まだ使えるのに」「懐かしい競技場だから壊したくない」考えてみればみな好きだから来た人ばかりなのだ。

八ッ場ダムの地質調査をしにいくはずが、胃の調子も悪く頭痛もしてダウン、かといって眠れる訳でもない。そうとう疲労蓄積。31日、大橋さんに別のシンポジウム登壇者を引き受けてもらったというのに、矢も楯もたまらず、国立競技場へ。きょうは「さよなら国立競技場イベント」で3万5000人も来ているという。一人から1500円もとるんだから、これでいくら収益があっただろう。そしてさよならムードの演出、腹が立ち、反五輪の会の方たちがマイクでアピールしませんか、といわれるのを幸い、千駄ヶ谷門で演説をしてしまった。チラシはとてもよく取ってくれた。「おしいわねえ、まだ使えるのに」「懐かしい競技場だから壊したくない」考えてみればみな好きだから来た人ばかりなのだ。

5月29日 原科先生に会いにいく

2014年7月29日 火曜日
伊勢さん、小川さんと市川の千葉商科大学に日本の環境アセスメントの第一人者原科幸彦先生を訪問。メアドが間違っていたのか、ずっと連絡を取りたくてとれなかった先生。名古屋の万博のときの会所の森を守った経験など聞く。遅すぎたなあ、あと半年早ければ、ということと、「僕ならすぐにローザンヌに飛ぶね」と私たちの行動力のなさをしかられる。でも1を聞いて10を知る先生は、この計画のプロセスのひどさ、環境アセスもろくにやらない事など即座に指摘してくださった。
夜はフジテレビにBPO委員として「ほこ・たて」案件の勉強会に呼ばれる。おなじく取材して書く立場からいろいろ気づいたことを率直に言ってみた。

伊勢さん、小川さんと市川の千葉商科大学に日本の環境アセスメントの第一人者原科幸彦先生を訪問。メアドが間違っていたのか、ずっと連絡を取りたくてとれなかった先生。名古屋の万博のときの会所の森を守った経験など聞く。遅すぎたなあ、あと半年早ければ、ということと、「僕ならすぐにローザンヌに飛ぶね」と私たちの行動力のなさをしかられる。でも1を聞いて10を知る先生は、この計画のプロセスのひどさ、環境アセスもろくにやらない事など即座に指摘してくださった。

夜はフジテレビにBPO委員として「ほこ・たて」案件の勉強会に呼ばれる。おなじく取材して書く立場からいろいろ気づいたことを率直に言ってみた。

5月28日 基本設計承認

2014年7月29日 火曜日
体調ひどく悪く、頭痛。打ち合わせ、飲み会をキャンセル。
共同通信が新刊「女のきっぷ」の取材に来てくれる。このところ写真撮影が苦手になっている。きょう、JSC主催で有識者会議があり新国立競技場の基本設計が承認された。プレスは傍聴のみ、記者会見なし。

体調ひどく悪く、頭痛。打ち合わせ、飲み会をキャンセル。

共同通信が新刊「女のきっぷ」の取材に来てくれる。このところ写真撮影が苦手になっている。きょう、JSC主催で有識者会議があり新国立競技場の基本設計が承認された。プレスは傍聴のみ、記者会見なし。

5月27日 美味しんぼ

2014年7月29日 火曜日
帰ったら札幌の堀川さんからアスパラが届いていた。さっそくゆでてマヨネーズ。5月のイタリアで白アスパラ料理をたくさん食べたのを思い出す。
このところ、「美味しんぼ」という漫画が福島双葉町の元町長井戸川さんに取材し、放射線被爆により、住民に鼻血がでている、というような事が漫画にかかれ、福島県民が怒り、雑誌休載に追い込まれるということが起こっている。これについて私の周囲でも、賛否両論。非科学的だという人もいるし、本当に起こっている事だという人もいる。それはともかく、今年2月に福岡に行ったとき、あるシンポジウムで雁屋哲さんにお会いし、自作のかも鍋をご馳走になったが、やさしくて謙虚な人柄だったのを思い出す。

帰ったら札幌の堀川さんからアスパラが届いていた。さっそくゆでてマヨネーズ。5月のイタリアで白アスパラ料理をたくさん食べたのを思い出す。

このところ、「美味しんぼ」という漫画が福島双葉町の元町長井戸川さんに取材し、放射線被爆により、住民に鼻血がでている、というような事が漫画にかかれ、福島県民が怒り、雑誌休載に追い込まれるということが起こっている。これについて私の周囲でも、賛否両論。非科学的だという人もいるし、本当に起こっている事だという人もいる。それはともかく、今年2月に福岡に行ったとき、あるシンポジウムで雁屋哲さんにお会いし、自作のかも鍋をご馳走になったが、やさしくて謙虚な人柄だったのを思い出す。

5月26日 大澤温泉にメダル

2014年7月29日 火曜日
白石蔵王で待ち合わせ、花巻温泉までまた北上。大澤温泉に到着。ここには自炊棟と茅葺きの菊水館とホテル本館と三種類あるが4人で泊まると1万円になるプランがあるというので本館に。お風呂は7つもあって、早速はしご。むかし家族で旅行したとき、旅館に着くとその旅館を探検したくて、走り回って、自分の部屋がどこだかわからなくなる。母がちり紙でバラの花をつくり、部屋のノブにつけておいてくれた。そんなことを思い出す広い宿。
露天風呂もすばらしいし、外の樹をライトアップした夢幻な内風呂もすばらしい。この次はきっと湯治に一人で来たい。そのときは廊下に面しているのでない静かな部屋にして自炊はしないで食堂で食べよう。なんとメニューを見たらものすごい種類だ。1週間ではすべて食べきれないくらい。本館の食事も量もちょうどいいし、内容も上等だった。とてもはやっているが、その好景気をみんなお客に還元して喜ばれている本当にいい商売の典型。だからまた客が来る。宿の人も皆親切で、これは私の温泉宿ベストテンに入れてもいい。

白石蔵王で待ち合わせ、花巻温泉までまた北上。大澤温泉に到着。ここには自炊棟と茅葺きの菊水館とホテル本館と三種類あるが4人で泊まると1万円になるプランがあるというので本館に。お風呂は7つもあって、早速はしご。むかし家族で旅行したとき、旅館に着くとその旅館を探検したくて、走り回って、自分の部屋がどこだかわからなくなる。母がちり紙でバラの花をつくり、部屋のノブにつけておいてくれた。そんなことを思い出す広い宿。

露天風呂もすばらしいし、外の樹をライトアップした夢幻な内風呂もすばらしい。この次はきっと湯治に一人で来たい。そのときは廊下に面しているのでない静かな部屋にして自炊はしないで食堂で食べよう。なんとメニューを見たらものすごい種類だ。1週間ではすべて食べきれないくらい。本館の食事も量もちょうどいいし、内容も上等だった。とてもはやっているが、その好景気をみんなお客に還元して喜ばれている本当にいい商売の典型。だからまた客が来る。宿の人も皆親切で、これは私の温泉宿ベストテンに入れてもいい。

5月25日 白石の公営住宅

2014年7月29日 火曜日
朝、宝来館のおかみさんが津波の体験談をするのを聞く。初めて見るヴィデオもあった。
たいへん話しの上手で真率な女将。心を残して馬と子どもたちのふれ合いを見る。
午後の釜石線でまた新花巻、そして白石の真理ちゃんちへ、新幹線の駅前にすてきな市営住宅が建っている。そこが当たったという。まゆみさんの部屋もあるから、いつでも来てね。
白石は建築の面白いのがいっぱいたっている。市営住宅でも引き戸を使い、天窓があり、気持ちよい空間だった。この設計は北山恒さんときいてびっくり。
でてくる前に「国立さんを囲む会」のことでメールのやり取りをしたばかりだった。外で食べるよりお家ご飯、真理ちゃんのこの間の冒険談を聞く。

朝、宝来館のおかみさんが津波の体験談をするのを聞く。初めて見るヴィデオもあった。

たいへん話しの上手で真率な女将。心を残して馬と子どもたちのふれ合いを見る。

午後の釜石線でまた新花巻、そして白石の真理ちゃんちへ、新幹線の駅前にすてきな市営住宅が建っている。そこが当たったという。まゆみさんの部屋もあるから、いつでも来てね。

白石は建築の面白いのがいっぱいたっている。市営住宅でも引き戸を使い、天窓があり、気持ちよい空間だった。この設計は北山恒さんときいてびっくり。

でてくる前に「国立さんを囲む会」のことでメールのやり取りをしたばかりだった。外で食べるよりお家ご飯、真理ちゃんのこの間の冒険談を聞く。

5月24日 曲家と馬

2014年7月29日 火曜日
朝6時台の釜石線で釜石まで。朝ご飯を食べてなかったのに、迎えに来てくれた青年はコンビニでおにぎりを買おうかというので、市場に行けばどこかやってるわよ、ということで市場で大好きな釜石ラーメンにありつく。そこから遠野近くの曲がりやをたくさん見る。
どうにかこの曲家を残しながら馬と共存する地域社会をつくれないか、というのが寄田さんの思い。初めて一緒にセッションをする安富歩さん、言葉を縦横に繰り出し、いまの日本が私がどこにいるのかを鮮やかに解きほぐしてくれた。

朝6時台の釜石線で釜石まで。朝ご飯を食べてなかったのに、迎えに来てくれた青年はコンビニでおにぎりを買おうかというので、市場に行けばどこかやってるわよ、ということで市場で大好きな釜石ラーメンにありつく。そこから遠野近くの曲がりやをたくさん見る。

どうにかこの曲家を残しながら馬と共存する地域社会をつくれないか、というのが寄田さんの思い。初めて一緒にセッションをする安富歩さん、言葉を縦横に繰り出し、いまの日本が私がどこにいるのかを鮮やかに解きほぐしてくれた。

5月23日 桐生の町並み 

2014年7月29日 火曜日
午前中は桐生市を見る。ノコギリ屋根はまだたくさんある。初めて大川美術館へいく。ゆっくり一人で絵を楽しむ。
そのあと町の歴史を掘り起こし記録することについて講演。館長さんは寺田寅彦の息子さんだった。懇親会も終わる頃、駅へ駆けつけ、大宮経由で新花巻まで。夜の11時くらいで、手配してくれた「賢治の宿」というところまで街灯もないが歩いていった。
しかしこの宿はとても安くて居心地がいい。夜遅く来て朝早くたつのが残念。

午前中は桐生市を見る。ノコギリ屋根はまだたくさんある。初めて大川美術館へいく。ゆっくり一人で絵を楽しむ。

そのあと町の歴史を掘り起こし記録することについて講演。館長さんは寺田寅彦の息子さんだった。懇親会も終わる頃、駅へ駆けつけ、大宮経由で新花巻まで。夜の11時くらいで、手配してくれた「賢治の宿」というところまで街灯もないが歩いていった。

しかしこの宿はとても安くて居心地がいい。夜遅く来て朝早くたつのが残念。

5月22日 天皇皇后とすれ違う

2014年7月29日 火曜日
桐生へ講演に。担当の商工会議所の石原雄二さんはとても周到で親切な方で、手配はパーフェクトだった。
北千住経由、桐生経由、田中正造の渡良瀬鉄道に乗りにいく。4月に娘がのって感動したといっていたので。通洞まで乗るつもりでいたが途中の駅で、急にアナウンスがあり、「いま対向路線を天皇皇后両陛下がお乗りになったトロッコ列車がくるので、この駅で待つ」とのこと。たいして乗っていない乗客色めき立ち、窓を開ければ写真が撮れるのではないかと窓を開けたところ、駅近くにいた私服が飛んで来て、窓を閉めろという。そりゃあそうだろう。もしか不埒なものがいれば後ろから撃ったりするかも。トロッコ列車という無防備なものに乗り、沿道の市民に手を振るご夫妻には頭が下がる。だけど田中正造の足尾鉱毒のあとの森はいかに、と視察に来られたというその意図がすばらしいだけに、もうすこし田中正造の事をゆっくり考える時間を持ってほしかった。通洞にある施設記念館はやる気満々のボランティアの説明がすばらしい。
夜、桐生へもどり石原さんが市内のビジネスホテルもなんだからと清風園なる由緒正しき宿に連れて行ってくれた。料理と部屋から見る景色最高。

桐生へ講演に。担当の商工会議所の石原雄二さんはとても周到で親切な方で、手配はパーフェクトだった。

北千住経由、桐生経由、田中正造の渡良瀬鉄道に乗りにいく。4月に娘がのって感動したといっていたので。通洞まで乗るつもりでいたが途中の駅で、急にアナウンスがあり、「いま対向路線を天皇皇后両陛下がお乗りになったトロッコ列車がくるので、この駅で待つ」とのこと。たいして乗っていない乗客色めき立ち、窓を開ければ写真が撮れるのではないかと窓を開けたところ、駅近くにいた私服が飛んで来て、窓を閉めろという。そりゃあそうだろう。もしか不埒なものがいれば後ろから撃ったりするかも。トロッコ列車という無防備なものに乗り、沿道の市民に手を振るご夫妻には頭が下がる。だけど田中正造の足尾鉱毒のあとの森はいかに、と視察に来られたというその意図がすばらしいだけに、もうすこし田中正造の事をゆっくり考える時間を持ってほしかった。通洞にある施設記念館はやる気満々のボランティアの説明がすばらしい。

夜、桐生へもどり石原さんが市内のビジネスホテルもなんだからと清風園なる由緒正しき宿に連れて行ってくれた。料理と部屋から見る景色最高。

5月20日 反骨の公務員

2014年7月29日 火曜日
夜、ジョルダン・サンドさんと志保子さんと四谷のイタリア料理へ。
新国立競技場について、賛同者もなにか、具体的行動、自分たちでできる事を求めている。エドワード鈴木さんともデモでも人間の輪でも解体される前にやりましょう、という話をしているのだが、まだ一つ自分が中心でする自信がない。
「反骨の公務員、町をみがく」という愛媛の内子町の岡田文淑さんの事を書いた本が亜紀書房から出た。いろいろあって市中に出回るのは遅れたが、さっそく石巻の熊谷秋雄さんが50冊、八女市役所の大島真一郎さんたちが20冊、由布院の中谷健太郎さん、石見銀山の松場登美さん、五十崎の亀岡徹さん、もちろん高知の畑山で地鶏とさじローを育てている小松圭子さんも販売に協力して輪は広がっていく。

夜、ジョルダン・サンドさんと志保子さんと四谷のイタリア料理へ。

新国立競技場について、賛同者もなにか、具体的行動、自分たちでできる事を求めている。エドワード鈴木さんともデモでも人間の輪でも解体される前にやりましょう、という話をしているのだが、まだ一つ自分が中心でする自信がない。

「反骨の公務員、町をみがく」という愛媛の内子町の岡田文淑さんの事を書いた本が亜紀書房から出た。いろいろあって市中に出回るのは遅れたが、さっそく石巻の熊谷秋雄さんが50冊、八女市役所の大島真一郎さんたちが20冊、由布院の中谷健太郎さん、石見銀山の松場登美さん、五十崎の亀岡徹さん、もちろん高知の畑山で地鶏土佐ジローを育てている小松圭子さんも販売に協力して輪は広がっていく。